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No | 蔵 書 |
作 品 名 | 作品分類 | 蔵書 |
001 | ● | 「混声の森」 | 小説(長編) | 「0001」 |
若葉学園・陸軍用地・理事長・専務理事・事故死・新学長・多数派工作・私立探偵社・奈良旅行・投書・学長・いもぼう・野望・愛人・息子 | ||||
【カバー】東京西郊に、2万坪の敷地とホテルと見まちがう近代校舎を持つ、私立女子大学「若葉学園」。−−−今日の隆盛は、学園専務理事石田謙一の辣腕によるものであったが、彼の胸中には、現大島理事長の椅子を奪い、学園経営を一手に収めようとする、どす黒い野心があった。大島理事長と学生課女事務員との秘密の関係を知った彼は、私立探偵社に依頼、スキャンダルをあばこうと図るが、彼自身もまた、バア・マダムと情事を重ね、一人息子の非行に悩む秘密を隠していた。・・・・・・学園経営の醜い内幕を描いて、現代教育界の腐敗をつく。巨匠松本清張の問題作! | ||||
002 | ● | 「葦の浮船」 | 小説(長編) | 「0002」 |
私立大学・助教授・古文書・歴史学者・高山の寺・愛人・好色漢・アカデミズム・高校教師・電報・ホテル | ||||
【カバー】妻を寝取られた挙句、ボロ布のように捨てられた男の怒りが爆発した。「学者の名を借りた油虫め!貴様を殺してやる!」男が折戸めがけて短刀を振り上げた・・・・・・。才能を鼻にかけ、己の出世と漁色のためには冷然と他人を犠牲にする、傲慢なR大学史学科助教授の折戸。学問上の負い目から常に彼に屈服してしまう小関。正反対の性格を持つ二人の心理的葛藤を、見事なコントラストで描き、背景にある大学の腐敗した派閥問題を鋭くえぐる。松本清張の野心的問題作! | ||||
003 | ● | 「幻華」 | 小説(長編) | 「0003」 |
銀座・一流クラブ・北陸の小さな町・東邦映画・凋落・歌行燈・誠心堂製薬・ブルーボネー | ||||
【帯】銀座の女たちの華麗な夜の戦い巨匠が描くネオン街の美しき蝶たちの生態 | ||||
008 | ● | 「鬼火の町」 | 小説(長編・時代) | 「0006」 |
天保・水死体・岡っ引き・大奥・銀煙管・屋根職人・大川・徳川幕府・女義太夫.円行寺.片目の男.納所坊主 | ||||
【帯】久々の長篇時代推理朝霧の大川に浮ぶ無人の釣り舟。漂着した二人の男の水死体。川底に沈んでいた女物煙管はナゾを解く鍵か?反骨の岡っ引藤兵衛にのしかかる圧力の正体は?颯爽の旗本、悪同心、不気味な寺僧、大奥の女たちを配して、江戸を舞台にくりひろげる久々の長篇時代推理! | ||||
011 | ● | 「影の地帯」 | 小説(長編) | 「0008」 |
フリーカメラマン・バー・エルム・電力地下資源・保守党・死体処理・信州・野尻湖・湖・富士山・飛行機 | ||||
【カバー】若くて野心的なカメラマン田代利介が、飛行機の中で、富士山を撮りたいと思い立った−−−これが、彼が事件の渦中に巻き込まれる運命の発端となった。さらに、独身でカメラを恋人としていた彼が、いつか夢のような恋を人に秘めねばならなくなったのも、その時の出来事が原因であった。銀座裏のバーのマダムの失踪−−−それは、情事の果てでも経営の失敗からでもない−−−もっと大きな、恐ろしい謎に包まれている。 | ||||
015 TOP END |
● | 「数の風景」【歌のない歌集:一話】 | 小説(長編/シリーズ) | 「0009」 |
石見銀山・鰐淵寺・拐帯犯人・温泉宿・ウィーン・カノチエ帽・高圧送電線・霊仙寺・五輪塔・砂鉄・テストコース | ||||
【帯】高圧送電線下の土地は地価高騰の時代の盲点だった。石見銀山をめぐる二つの殺人事件を解く鍵は「数」。 山陰の温泉宿とウィーンを結ぶカノチエ帽の女性の正体は・・・・・・。巨匠、松本清張の最新推理 |
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016 | ● | 「中央流沙」 | 小説(長編) | 「0010」 |
農林省食料管理局・砂糖・汚職・事故死・自殺・警察官僚・代議士・局長・事務官・作並温泉・弁護士・ある小官僚の抹殺 | ||||
【帯】生け贄にされるのは常に下積みの人間なのか! 砂糖をめぐる”黒い霧”をみつめる下級官吏の恐ろしい疑惑 松本清張の推理傑作 | ||||
017 | ● | 「白と黒の革命」 | 小説(長編) | 「0011」 |
ペルシャ絨毯・石油ショック・イラン革命・テヘラン・暗号文書 | ||||
【帯】イラン・アメリカついに経済全面戦争へ中東の石油を軸にして世界は大きく揺れ動く《イラン革命の内幕》を描いて日本人の日常を直撃する第三次石油危機を鋭く予見したドキュメント・ノベルの大作 | ||||
019 | ● | 「信玄戦旗」 | 小説(長編・時代) | 「0012」 |
武田信玄・禅僧・諏訪盆地・織田信長・上杉謙信・今川義元・足利幕府・山本勘助 | ||||
【帯】松本清張特別書下し長篇戦国乱世のただ中に版図を拡大、天下制覇の夢に挑んだ名将武田信玄。その波乱の生涯を周到な時代考察の中に描き、「風林火山」の旗のもとに戦った軍団の運命に企業組織論的視点からライトを当てた、本格歴史小説。 | ||||
020 | ● | 「蒼ざめた礼服」 | 小説(長編) | 「0013」 |
洋傘製造会社・新世紀・柿崎経済研究所・新形潜水艦・木更津・偽装写真 | ||||
【カバー】洋傘会社に勤める片山幸一は、無気力な毎日を送っていた。ところが、退屈しのぎに古雑誌「新世紀」を買ったことから彼の人生コースは変わった。その古雑誌を異常な熱意で求めていた随筆家・関口の紹介で、片山は、有力な調査期間「柿坂研究所」に転職した。彼の行く手に奇怪な事件が続発−−−件の古雑誌元編集長と写真師が前後して変死体となって東京湾に浮上した。−−−そのころ、新型潜水艦の鑑種決定をめぐって、国防庁、産業界は混乱していた。”青ざめた礼服”とは何を意味するのか−−− | ||||
021 (改題) |
● | 「逃亡」(原題=江戸秘紋) | 小説(長編・時代) | 「0014」 |
江戸の大火・賭博・岡っ引き・無宿・下谷・向島・大山詣り・講中・赤馬・隅田川・仏壇屋・船宿・湯島天神下・松葉屋・梅の屋・脱獄・番屋・贋金造り・飴売り | ||||
「贋札つくり」「大山詣り」「左の腕」清張作品の集大成?清張時代劇がここに完結する。読み比べで清張作品を堪能できる。 | ||||
023 | ● | 「蒼い描点」 | 小説(長編) | 「0015」 |
箱根湯本温泉・女流作家・椎原典子・村谷阿沙子・杉ノ屋ホテル・田倉義三・代作 | ||||
【カバー】死をもっても守るねばならぬ秘密、文名高き女流作家の命を賭けた秘密とは何か? 箱根山中に謎の死を遂げた作家くずれの情報屋−−−彼をめぐる、金と恨みと嫉妬と・・・・・・人間の心に巣くう妄執の醜さ恐ろしさ。思わぬ事件の渦中に巻き込まれた若いジャーナリストが、深い謎のベールを一つ一つ解きほぐしてゆく・・・・・・真犯人は果たして誰?著者ならではのサスペンスとプロットの妙を百%発揮した、長編推理小説のダイゴ味! | ||||
024 | ● | 「溺れ谷.」 | 小説(長編) | 「0016」 |
三流経済雑誌・記者・トリ屋・亜細亜製糖・映画スター・政界・砂糖業界・農林省・汚職・東京地検 | ||||
【カバー】長編ミステリー 亜細亜製糖社長長谷川と農相是枝の密かな取引! 愛欲と金銭欲に駆られて暗躍する悪徳記者 現代の黒い霧に挑む巨匠が、業界と政界間の贈収賄のカラクリを鋭く衝く問題の長編推理。 |
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030 (改題) |
● | 「花実のない森.」(原題=黄色い杜) | 小説(長編) | 「0018」 |
所沢街道・名刺入れ・箱根・湯河原・伊東・岩国・有名デザイナー・ペンダント・青梅街道 | ||||
【カバー】若くて活力に満ちていて、退屈している一人の青年が、愛車を駆っての道すがら、夏の夜の所沢街道で一組の男女を拾った。夫婦と名のる二人、しかし闇に匂うような美女とみにくく粗野な中年男の不思議なカップルに、青年の好奇心は燃えあがる。そして二人が去ったあとの車中には、万葉の古歌を彫った銀色のペンダントと、女の肌の香りとまざった”スキャンダル”の甘い香りが・・・・・・。 | ||||
033 | ● | 「翳った旋舞」 | 小説(長編) | 「0019」 |
女子大・新聞社・幇間・九州・吸収合併・大阪・火事・赤坂のクラブ | ||||
【カバー】東京の女子大を卒業してR新聞社資料調査部に働く順子は、あるひ外国要人の写真を係に取り違えて渡し、その日の夕刊の写真誤用は社内に大きな波紋を呼んだ。部長末広と次長の左遷。−−−責任を感じた順子は編集局長川北に辞表を提出するが、川北は意外にも彼女を銀座のクラブに誘い、二人の接触は、川北に恨みを抱く末広によりスキャンダルとして暴露された。社内に激化する醜い派閥争い。職場への夢を失った順子は、一夜川北から財界の怪物海野を紹介されるが・・・・。人生の確かな手ごたえを求めてさ迷う、一女性の心と行動を鮮やかに捉えた巨匠の長編ロマン。 | ||||
035 TOP END |
「時間の習俗」 | 小説(長編) | 「0022」 | |
和希刈神事・小倉駅・相模湖畔・太宰府・名古屋・ゲイバー・写真のネガ・筑紫俳壇・カメラ | ||||
男は女、女は男。土俗で結ばれる事件。和希刈神事とあやめ祭り。相模湖の事件は福岡へつながる。 アマチュアカメラマンのフイルムトリック。俳句同好会とゲイバーの「男」舞台は東京、名古屋、大阪、 北九州、福岡太宰府清張ワールドが広がる。タクシー業界の内幕をかいま見せる長編作品。 |
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036 | ● | 「眼の壁」 | 小説(長編) | 「0021」 |
昭和電業・手形詐欺・湯河原・パクリ屋・新興右翼・新聞記者・死亡時期・精神病院・薬品・ベレー帽の男・競馬 | ||||
誰が敵で誰が味方か。手形のパクリ事件を追う萩崎竜雄と友人の新聞記者。 パクリ事件の被害に遭った会社の顧問弁護士とその片腕の元警察の所員は殺される。 追い詰められたパクリ屋の黒幕は新興右翼のボス。最後はクローム硫酸の風呂に身を投げる。死の沸騰 |
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037 | ● | 「点と線」 1 点と線・時間の習俗 | 小説(長編) | 「0022」 |
機械工具商・香椎海岸・汚職・女中・心中・東京駅・時刻表・課長補佐・領収書・出入り業者・赤坂の料亭 | ||||
すべては東京駅15番線ホームから始まる。 東京駅で13番線から15番線が見えるのは、1日の中でわずか4分しかないことを突き止め、安田を容疑者 として追及しようとする。だが、安田には完璧なアリバイがあった。 |
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040 (改題) |
● | 「乱雲」(原題=武田信玄) | 小説(長編・時代) | 「0023」 |
武田信玄・志賀城・密告・野伏・立身出世・農民・姥の湯 | ||||
【帯】信玄・謙信の裏方で蠕動する若者の姿!! 松本清張・豪快時代長編 | ||||
041 | ● | 「異変街道(上)」 | 小説(長編・時代) | 「0024」 |
江戸時代・甲府勝手・勤番・身延山・火祭り・賄賂・大目付・台里村・隠し金山・信玄・青日明神 | ||||
【カバー】三浦銀之助は、湯治の名目で甲府に向かった。銀之助には、半年前に甲府勤番へ役替えされた親友・鈴木栄吾の死が、どうも納得できない。死んだはずの栄吾と甲府に近い身延の山奥で対面したといい出した両国の水茶屋の亭主・与兵衛が何者かに殺害された。江戸から甲府へ。街道には異変が起きている・・・・・・。 | ||||
042 | ● | 「異変街道(下)」 | 小説(長編・時代) | 「0025」 |
江戸時代・甲府勝手・勤番・身延山・火祭り・賄賂・大目付・台里村・隠し金山・信玄・青日明神 | ||||
【カバー】死んだはずの鈴木栄吾が生きている−−−それを信じる親友の三浦銀之介、お鷹、岡っ引きの常吉らが、それぞれの目的をもって、甲州へ急ぐ。甲州で起きる不可思議な出来事。身に迫る危険、陰惨な殺人、渦巻く殺意と陰謀の中で、銀之助は刻一刻と核心へ向かって突き進んで行く。そこで明らかにされる意外な事実とは・・・・・・。 | ||||
043 | ● | 「美しき闘争(上)」 | 小説(長編) | 「0026」 |
離婚・週刊誌記者・女性の自立・女流作家・熱海温泉街・伊豆・桃色ルポ・奥湯河原 | ||||
【カバー】井沢恵子は姑との不和がもとで、米村和夫と離婚した。自活の道を求める彼女は女流作家梶村久子の愛人評論家の大村の紹介で「週刊婦人界」記者の職を得るが、大村と職場のオーナー竹倉は恵子の身体に露骨な欲望を示した。そしてある日、熱海温泉街の桃色ルポを命じられた彼女は、宿に姿を見せた竹倉の毒牙を危うくのがれ、伊豆山の宿に逃げ込むが、その庭で意外な二つの影を目撃した。・・・・・女性の自立をテーマに展開する長編現代ロマン | ||||
044 | ● | 「美しき闘争(下)」 | 小説(長編) | 「0027」 |
離婚・週刊誌記者・女性の自立・女流作家・熱海温泉街・伊豆・桃色ルポ・奥湯河原 | ||||
【カバー】「週刊婦人界」退社を決意した恵子にもたらされた知らせ−−−それは女流作家梶村の突然の死だった。梶村の愛人の評論家大村からその謎の探索に協力を求められた恵子は、奥湯河原の宿に脳溢血で一人床に伏す梶村を発見する。その境遇に同情した彼女は、梶村の未発表の原稿をマスコミに売り歩き、ようやく応急の療養費を調達するが・・・・・。男たちの醜い欲望にもまれながら健気に自立の道を求めるヒロインの美しき挑戦を描く、巨匠の長編力作。 | ||||
045 TOP END (改題) |
● | 「湖底の光芒」(原題=石路) | 小説(長編) | 「0028」 |
女社長・中部光学・レンズ・計画倒産・詐欺・諏訪湖・心中系列会社・夫の妹 | ||||
【カバー】遠沢加須子は、中部光学という夫の遺したレンズ製造会社を長野県の諏訪で経営している。親会社の倒産に苦しんでいる時、手をさしのべて来たのは、諏訪の大会社ハイランド光学だった。親会社の横暴に泣く下請け会社の悲哀と、加須子にのびる欲望の影、そして加須子の若い妹の情熱が一つの悲劇を呼ぶ・・・・・・諏訪湖に沈む謎を探る。 | ||||
046__01 046__02 (重複) |
「山峡の湯村」 | 小説(長編) | 「0059」 | |
下呂温泉・飛騨・小藤素風・樺原温泉・浪曲師・福岡県宗像郡鐘崎・馬酔草(アシビ)・仙竜湖 | ||||
051 | ● | 「空の城」 | 小説(長編) | 「0029」 |
総合商社・石油・合併・第四次中東戦争・安宅産業・派閥闘争・放漫経営・ストライキ・経営危機 | ||||
【帯】小説”安宅産業の崩壊”石油部門への進出を焦り苛烈な国際商戦に翻弄された総合商社の倒産を題材に描く千枚の話題作。著者自らアメリカ・カナダに飛び、徹底した現地取材と卓抜な洞察力で問題の核心に迫る! | ||||
053 | ● | 「黒い空」【歌のない歌集:二話】 | 小説(長編/シリーズ) | 「0030」 |
結婚式場・歴史マニア・カルチャーセンター・カラス・コンクリート・秘書・後裔・河越夜戦 | ||||
【帯】武州川越夜戦、関東管領、扇谷上杉家、山内上杉家、八王子高尾街道、擬岩石、御室熊野神社、亀甲に割菊、ハシブトカラス人生の門出を祝う新郎新婦の眼前に一人の女性の死体が埋め込まれた−−。戦国の怨念とハシブトカラスの凶兆が交錯する、巨匠久びさの「黒」の推理。 | ||||
054 | ● | 「巨人の磯」 | 小説(長編) | 「0031」 |
大洗海岸・巨人伝説・溺死事件・常陸国風土記・ダイダラ坊・マレヒト・法医学者・県会議員・視察旅行 | ||||
055 TOP END |
● | 「花氷」 | 小説(長編) | 「0032」 |
不動産屋・国有地払い下げ・代議士・東陽銀行・赤坂・新宿・支店長・政界 | ||||
【裏】不動産ブローカーの粕谷は、元愛人の登代子と銀行員坂本の仲に目をつけ、詭計で支店長黒川を脅迫する。粕谷が狙う一攫千金の野望は国有地の払下げにあった。資金のメドのついた彼は、臆面もなく政界実力派の代議士に接近してゆく。腐敗する政界裏面と、飽くことのない欲望に奔走する男の黒い構図を描く異色作。 | ||||
056 | ● | 「考える葉」 | 小説(長編) | 「0033」 |
銀座・ステッキ・留置所・新興財閥・保守党・調査団・隠匿物資・硯の原石・硯職人・軍需工場跡・軍需省雇員・錫・白銀・ピストル・裏切り者・書道 | ||||
【カバー】宵の銀座、人出のただ中で美人に接吻し、洋品店のウインドーをたたきこわした男−−−彼は堂々とそれをやってのけ、悠々と捕らえられた。あたかも、捕らえられることが彼の目的であったかのように。この奇妙な出来事を発端として、硯つくりの青年崎津弘吉は、怪事件の渦中に巻き込まれてゆく。外国使節団団長射殺事件の犯人として逮捕されたとき、彼は自分の落ちこんだ罠に、はじめて気づいたのだった。 | ||||
057 (改題) |
● | 「黄色い風土」(原題=黒い風土) | 小説(長編) | 「0034」 |
新聞社・熱海・キャバレー・錦ヶ浦・溺死・偽ドル・旧日本軍・沈丁花の女・北海道・婦人問題評論家 | ||||
【カバー】午後三時東京発伊東行きの「いでゆ号」には、新婚旅行列車という異名の通り、若い男女の花やかな甘い色彩が渦巻いていた。その中でただひとり、ぽつねんと孤独をかこっていた雑誌記者若宮四郎は、発車まぎわに駆けつけた一組の新郎新婦に目を惹かれた。翌日、熱海錦ヶ浦の断崖下から一人の若い男の死体が上がったが、その連れの女は失踪していた−−−それは、あの”気がかりな”新婚夫婦にまぎれもなかった。 | ||||
059 (改題) |
● | 「ゼロの焦点」(原題=零の焦点) | 小説(長編) | 「0035」 |
2枚の写真・広告社・金沢・室田煉瓦会社・洋館・青酸カリ・世田谷・能登半島・売春・クリーニング店・失踪・パンパン | ||||
十三年経っても疵痕は癒えていなかった。消したい過去を持つ女は悲しい犯罪に手を染める。元祖断崖サスペンス | ||||
060 | ● | 「黒い樹海」 | 小説(長編) | 「0036」 |
商事会社・アパート・バス事故・旅・仙台・浜松・事故死・姉妹・新聞社・男 | ||||
【カバー】「仙台の伯父さまに会って十和田湖へ・・・・・・」と、微笑をのこして東北へ旅立った美貌の婦人記者、だが彼女は、まるっきり方向ちがいの浜松で、もの言わぬ死体となって発見された。姉を愛し崇拝していたその妹は、その死のナゾをとくために、姉の周囲に群がった男たちに近づいてゆく。−−−一流の評論家、彫刻家、デザイナー、医者、生け花の大家−−−六人の容疑者たち! | ||||
069 (改題) |
● | 「高校殺人事件」(原題=赤い月) | 小説(長編) | 「0038」 |
武蔵野台・城跡・詩人・沼の底・武古郷土館・若い坊さん・いとこ・享光院・和尚・財宝・横穴・兵隊・防空壕・隠匿物資 | ||||
ノッポは殺された。戦時中の軍の物資隠匿を巡る殺人事件。夏休みの高校生の謎解、名探偵さち子の登場 【カバー】武蔵野台地の一画、多摩川の流れを見おろす、かつての城あとに、私たちの高等学校はあった。高校三年の私たちグループの一員で、ポーの心酔者である詩人ノッポが、学校の裏の沼で無惨な死にかたをしたのは、沼のほとりに蛙やいもりの出没する晩春のことである。彼は闇の中から流れてくる妖しい笛の音に魅せられて、人気のない深夜の沼にはいっていったという・・・・・・。 |
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080 (改題) |
● | 「山峡の章」(原題=氷の燈火) | 小説(長編) | 「0040」 |
【カバー】若手の経済官僚・堀沢は、安泰な出世コースを求めて、上司との交際に神経を使っていた。その一方、陳情にくる民間人へは、慇懃な中にエリート意識をあらわにする。妻の昌子にも彼のすべてを表さない。−−−その結婚生活は充実なく、平穏だけのものだった。忍従する妻・・・。だが、平穏な家庭生活は突然崩壊・・・夫と妹が、仙台・作並温泉付近で死体となって発見された。新聞は”情死行”を伝えるが、山峡で二人の荼毘の火を見つめて、妻・昌子には、”情死”が信じられない・・・意外な陰謀の渦が迫る。 | ||||
086 | 「【黒の図説】第六話『梅雨と西洋風呂』」●松本清張全集 10 | 小説(長編/シリーズ) | 「0041」 | |
087 | (【黒の図説】第七話)「聞かなかった場所」●松本清張全集 23 | 小説(長編/シリーズ) | 「0104」 | |
089 | ● | 「【黒の図説】第九話『遠い接近』」 | 小説(長編/シリーズ) | 「0043」 |
ハンドウ・色版画工・衛生兵・兵事係・佐倉聯隊・私的制裁・古参兵・ヨーチン・医学書・首つり・竜山・ヤミ市・鈴鹿・隠匿 | ||||
【裏】東京・神田の色版画工・山尾信治は、昭和17年、佐倉の第五一七聯隊に衛生兵として教育招集を受けた。徴兵検査第二乙種、32歳の彼には意外な招集だった。彼はそのまま本招集に切り替えられ、朝鮮に送られた。招集のとき”ハンドウを回されたな”と言われた山尾は、それが教練を怠けて懲罰的に招集されたという意味で、彼にハンドウを回したのは区役所兵事係長河島であることを知った。山尾は朝鮮で終戦を迎えたが、広島に疎開していた家族は全滅した。彼は神田の焼跡に悄然と戻ってきた・・・・・・。 | ||||
091 | ● | (【黒の図説】第十一話)「表象詩人」 | 小説(長編/シリーズ) | 「0044」 |
093 | 「Dの複合」 | 小説(長編) | 「0035」 | |
宇美辰丸・冤罪・月刊誌・作家・ふだらくとかい・浦島羽衣伝説・東経.北緯・紀行エッセイ読者・計算狂・僻地伝説 | ||||
エッセイ執筆の為、「僻地伝説」の取材旅行に作家伊瀬は浜中と共に出かける。 冤罪の実父の復讐。浜中の復讐計画は着々と進む。すべては「宇美辰丸」事件が発端だった。 |
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096 | ● | 「砂の器」 | 小説(長編) | 「0046」 |
カメダ・亀嵩・ハンセン病・東北弁・方言・超音波・周波数・紙吹雪・前衛劇団・大臣・放浪・伊勢・映画 | ||||
小説「砂の器」は、東篠操編「日本方言地図」音韻分布図(金田一春彦作図) 実吉純一著『電気音響工学』と言う二つの『事実』が基本になった小説である。 【帯】奇怪な連続殺人の謎に挑戦する本格推理編 |
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097 | ● | 「球形の荒野」 | 小説(長編) | 「0047」 |
中立国・公使館・終戦工作・外交官・武官・米?(ベイフツ)・芳名帳・唐招提寺・モデル・フランス人・新聞記者・偽名・国威復権会・筒井屋 | ||||
祖国も妻子も捨てた男の望郷の念は,娘を一目見ることに執着する。「裏切り者」のレッテルは戦後数十年経っても取れなかった。 彼を守る者、追う狂信的な集団と戦争を引きずりながら生きている男。真実を知りたい記者は、娘の恋人。 |
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098 | ● | 「風の視線」 | 小説(長編) | 「0048」 |
【裏】”竜崎夫人”とよばれ、若い芸術家たちに憧憬の瞳を寄せられている美貌の人妻亜矢子−−−だが彼女は、愛なき結婚と、夫の身辺にただよう黒い霧からのがれようとする努力に疲れ果てた、名家の”美しい囚人”であった。亜矢子を心から愛する二人の男−−−新聞記者久世とカメラマン奈津井−−−しかし彼らも亜矢子の孤独を救うことはできなかった・・・・・・。現代の虚無と倦怠を背景に、交錯する愛の姿が展開されてゆく。 |
No | 蔵 書 |
作 品 名 | 作品分類 | 蔵書 |
114 (改題) |
● | 「殺人行おくのほそ道(上)」(原題=風炎) | 小説(長編) | 「0050」 |
【カバー】銀座で洋裁店を経営する美しい叔母は、倉田麻佐子の自慢だった。ある時、麻佐子は、叔母が叔父の山林を、叔父に内緒で売った事を知り愕然とする。密かにその謎を探る彼女は、その山林売買の仲介をした海野がタクシーにはねられて死んだ事を知る。叔母はなぜ金に困っているのか。海野の死は・・・・・・連続殺人事件の始まりだ。 | ||||
115 TOP END (改題) |
● | 「殺人行おくのほそ道(下)」(原題=風炎) | 小説(長編) | 「0051」 |
【カバー】叔母の周りの人々が次々と殺されていく・・・・・・しかも、その土地が松尾芭蕉の『おくの細道』に由来している。麻佐子は、五年前、叔父と二人旅でした”おくの細道”と連続殺人事件の謎を解こうとして、やがて犯人と覚しき一人の男を知る。しかし、その男もまた、殺されてしまうのだった。それでは真犯人はいったい・・・・・・。 | ||||
116 (改題) |
● | 「雑草群落(上)」(原題=風圧) | 小説(長編) | 「0052」 |
【カバー】古美術商「草美堂」の主人・高尾庄平は30も年下の料理屋の女中・和子と一年前から関係がある。火事で焼け出された和子を新築のアパートに移らせ、デパートで家具などを買いそろえた。その買い物の途中、同業の駒井竜古堂が国立総合美術館の佐川課長と連れだってきているのに出会った。文化財保護委員の佐川は、庄平たちの業者仲間では幅をきかせている男である。−−−古美術蒐集のため金に糸目をつけぬ明和製薬の村上社長へ接近を図る庄平は竜古堂の動きに危険な策謀を感じた・・・・・・。古美術界の実態を鋭く描破した巨匠の異色の大作。 | ||||
117 (改題) |
● | 「雑草群落(下)」(原題=風圧) | 小説(長編) | 「0053」 |
【カバー】高尾庄平は、息子の健吉と古美術商を営んでいる。古美術に趣味のある明和製薬の村上社長の寵を得ようと画策していたが、自分の世話している和子が村上の隠し子であることを知って驚く。和子は村上を嫌っていたが、とにかく庄平のために村上に近づく仲介をしてくれた。庄平は村上の謡の師匠・倉田と、自伝の代筆者・日下部の二人に会う。二人の注文は肉筆浮世絵という。とても庄平の手に入らぬものだったが、商売がたきの駒井竜古堂への対抗上、和子の知人の男友達の若い画家を、利用することにした・・・・・・(上巻あらすじ) | ||||
130 | ● | 「網(上)」(【黒の線刻画】第一話) | 小説(長編) | 「0056」 |
【裏】小説家の小西康夫は、かつての戦友である沼田貞一が社長をしている中北新聞に小説を連載することにした。しかし、このことが小西を奇妙な事件に巻き込む。ある人物の失踪・・・・・・そして、四国八十八ヶ所霊場巡礼歌の謎・・・・・・!?選挙という血みどろの争いを背景に、人間の絆と信義を問う、巨匠の壮大なる傑作推理! | ||||
131 | ● | 「網(下)」(【黒の線刻画】第一話) | 小説(長編) | 「0057」 |
【裏】小西康夫の危惧は当たった。意外な人物の謎の死! 白骨死体の着衣から蜜蜂とハエの死骸が・・・・・・。いったい何を意味するのか? さらに第二の殺人! 小西は、推理の輪をしぼっていく。恐るべき背景が、徐々に、浮かび上がってくる・・・・・・!?壮大なスケールで描く、重量感あふれる巨匠の傑作推理大作! | ||||
132 | ● | 「渦」(【黒の線刻画】第二話) | 小説(長編/シリーズ) | 「0058」 |
133 (改題) |
● | 「馬を売る女」(【黒の線刻画】第三話)(原題=利) | 小説(長編/シリーズ) | 「0059」 |
【帯】大都会の盲点・高速道路の非常駐車帯で殺されたのは競走馬情報をサイドビジネスにしていた平凡なOLだった。現代風俗を鮮やかに描く異色のミステリー | ||||
134 | ● | 「二重葉脈」 | 小説(長編) | 「0060」 |
【帯】イコマ電器倒産・・・・・・債権者会議では、下請け零細業者の怒りと不安が渦巻いていた。だが、社長の生駒以下会社の幹部は所在をくらましている。偽装倒産の疑いで動きだした捜査陣は、営業担当重役・前岡の水死体発見の報に色めき立つ。続いて経理担当重役・杉村の死体も岡山県のダムの湖底から揚がった。捜査陣の前に姿を現して不敵に笑う生駒・・・・・・その彼も何者かに射殺された・・・・・・。持てる者の歪んだ欲望と明日の生活を失った者の怨恨を底流に描く、松本清張得意の社会推理巨編 | ||||
136 | ● | 「詩城の旅びと」 | 小説(長編) | 「0062」 |
【帯】女は復讐に男は執念に生きるのか・・・日仏を舞台に、国際的スケールで描く巨匠渾身のサスペンス・ロマン!! | ||||
139 (別題) |
● | 「死の発送」(原題=渇いた配色) | 小説(長編) | 「0063」 |
【帯】東北本線の草地に発見された死体入トランク。鉄道便による東京からの発送者は何と被害者自身だった・・・!巨匠の本格長編推理 | ||||
152 | ● | 「十万分の一の偶然」 | 小説(長編) | 「0064」 |
湘南光影会・交通事故・作為・赤い火の玉・ストロボ・婚約者・報道写真・タケウマ・暴走族・大麻・航空機 | ||||
【帯】最新長篇推理愛する婚約者を奪い去った悽惨な交通事故のその瞬間をカメラに収めた奴がいる! 果たしてそれは『十万分の一の偶然』にすぎないのか? ぬぐい切れぬ疑惑を胸に沼井正平の執念の追求がはじまった・・・・・・ | ||||
153 | ● | 「草の陰刻」●松本清張全集 8 草の陰刻 | 小説(長編) | 「0065」 |
【帯】張りめぐらされた犯罪の見えない糸に戦いを挑む長篇推理小説 | ||||
156 | ● | 「棲息分布」 | 小説(長編) | 「0067」 |
【帯】戦後の混乱期に巨財を築いた社長が、愛人を通して政界実力者に接近−−地位と金と女。飽くなき欲望うずまく政財界の暗部を、時代を予見する作家の眼がとらえ、興味つきない長篇に描く巨匠力作 | ||||
159 | ● | 「黒の回廊」 | 小説(長編) | 「0069」 |
161 | ● | 「西街道談綺 一」 | 小説(長編・時代) | 「0070」 |
【帯】上司を斬り密通の妻を廃坑につき落して逐電した男の数奇な物語 作州から江戸へ、そして西海道へ。養子縁組で直参に変身した恵之助は密命をおびて西国郡代地方手附となり、日田へ着任した。しかし、現地の壁は厚く、恵之助の見えざる敵とのたたかいが始まる。 |
||||
162 | ● | 「西街道談綺 二」 | 小説(長編・時代) | 「0071」 |
【帯】隠し金山を探る西国郡代手附を正体不明の山伏集団が挑発する 西国郡代手附太田恵之助をめぐる多彩な登場人物−−−江戸から追ってきた柳橋芸者おえん。若党の喜助。浅からぬ因縁の山師甚兵衛と白髪女お島。恩誼を感じる森藩菅沼吉十郎。。そして悪役の山伏集団・宇佐石体権現。 |
||||
163 | ● | 「西街道談綺 三」 | 小説(長編・時代) | 「0072」 |
【帯】罠と知りながら女を攫った山伏集団を追って潜入した男に危機が迫った。 つけ火騒ぎのどさくさにおえんは秀観一味にさらわれた。通報を受けた太田恵之助は眞相究明のため山中深く追跡する。助けるのは甚兵衛ただ一人。救援を求める使いに出した喜助もまだ帰らない。代官所の面々も山に向かう。 |
||||
164 | ● | 「西街道談綺 四」 | 小説(長編・時代) | 「0073」 |
【帯】敵は誰か?味方は誰か?疑心暗鬼の攻防の中で謎は解け始める 白髪女の裏切りで囚われのおえんは色好み秀観の邪心の前に曝されている。一方、横恋慕する向井も破傷風に苦しみながら執拗におえんを追う。敵味方入乱れた謀略の渦の中で、恵之輔はひたすら援軍を待つのだが・・・・・・ |
||||
165 TOP END |
● | 「西街道談綺 五」 | 小説(長編・時代) | 「0074」 |
【帯】完結編 ついに来た援軍・犬神宗族と秀観一味の対決呪術くらべのクライマックス 主要な登場人物はことごとく山中に集結した。甚兵衛が口説き落とした犬神宗族の統領は村人の怒りをこめて秀観の呪術に立ち向う。妖気を孕んだ対決をよそに、地底に閉込められた恵之助らはさらに大きな法螺の音を聞いた。 |
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166 | ● | 「地の指」 | 小説(長編) | 「0075」 |
【カバー】深夜の路上に毒殺死体で発見された元新聞記者島田は、「 」と記す不思議な紙片を上着に持っていた。タクシー運転手三上は、その死体を目撃した折りの客の挙動に不審を抱き、客が都厚生局職員山中であることを突き止めた。そして山中はまた、不二野精神病院事務長飯田、都議岩村ともつながりを持つことを知った。(三人の関係に何かがある!)と三上は思った。病院経営をめぐる黒い霧と謎の連続殺人事件を描く、巨匠の長編社会派推理。 | ||||
167 (改題) |
● | 「風紋」(原題=流れの結像) | 小説(長編) | 「0076」 |
【帯】サラリーマン社会の錯綜する人間関係!新製品の成否に命運をかける食品業界の内幕とマスコミの魔力! 一企業の繁栄と衰退を見事に描く傑作企業長編 | ||||
168 | ● | 「水の炎」 | 小説(長編) | 「0077」 |
【カバー】貪婪な食欲をもって弱小者を食っては肥えふとってゆく権力者が、新たな獲物を狙って乗り出してゆくとき、そのまわりには、欲望と野心をむき出しして、その成功の分け前にあずかろうとする男たちがひしめいていた・・・・・・。『水の炎』は『波の塔』『風の視線』において、ミステリーの手法をもって”恋愛”を描くことに成功した松本清張が、険しい男の世界を背景に、愛に対する女の姿勢を描いた異色の長編ロマンである。 | ||||
169 | ● | 「野盗伝奇」 | 小説(長編・時代) | 「0078」 |
【カバー】獣のように山野を駆け、火のように巷を掠める乱波!意地ゆえに武士を捨て修羅の炎に生きた一個の反骨秋月伊助の数奇惨烈な闘魂を、戦国の余燻の中に描く、長編推理小説。 | ||||
181 | ● | 「渡された場面 【禁忌の連歌】第一話」 | 小説(長編/シリーズ) | 「0080」 |
盗用、四国、海峡文学、文芸界、同人誌、陶芸店、千鳥旅館、妊娠、博多の女、織幡神社、犬、書評、冤罪 | ||||
【帯】愛が幻とは知らずに信じた女の地下からの悲しい復讐か?語ることができぬ死者が用意した予期せぬ結末・・・・・・ | ||||
182 | ● | 「状況曲線(上)」(【禁忌の連歌】第二話) | 小説(長編/シリーズ) | 「0081」 |
【帯】業界の談合と中央官僚癒着の実態! 都心のビル屋上から発見された男の他殺死体。その日偶然聞いた奇妙な電話、誘いに乗って出かけたラブホテルには女の絞殺死体・・・・・・大手建設会社専務味岡に仕掛けらた罠の奥でほ北叟笑む人は誰? |
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183 | ● | 「状況曲線(下)」(【禁忌の連歌】第二話) | 小説(長編/シリーズ) | 「0082」 |
【帯】難解なトリックに挑む刑事の執念! 味岡の不審な行動を解く五色岩の破片が手繰り寄せた絞殺事件の現場。だが体温を保ち無傷で長距離の死体運搬は可能なのか?卓抜な仕掛けが用意された長篇サスペンスが告発する土建業界の暗部。 |
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184 | ● | 「天才画の女」(【禁忌の連歌】第三話) | 小説(長編/シリーズ) | 「0083」 |
【帯】サスペンス長篇小説 果たして女は天才か?謎の多い新人の製作をめぐって渦まく商算と評論家の欺瞞をあばく話題作!! |
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185 TOP END |
● | 「黒革の手帖(上)」(【禁忌の連歌】第四話) | 小説(長編/シリーズ) | 「0084」 |
【帯】十数年の満たされぬ境遇への怨念をかけ、緻密な企画で作成した行金横領のためのブラックリスト−−−この武器≠ナ見事に転身した女の幸せはどこまで続くか? | ||||
186 | ● | 「黒革の手帖(下)」(【禁忌の連歌】第四話) | 小説(長編/シリーズ) | 「0085」 |
【帯】夜の銀座を徘徊する脱税医師、国会議員秘書、予備校関係者、総会屋・・・・・・社会の裏に通じた人たちだけに、弱みは多い。 女は標的に向かって行動を開始した−−− |
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194 | 「【黒の様式】第四話『二つの声』」 | 小説(長編/シリーズ) | 「0087」 | |
句会・俳号・野鳥の会・連句・軽井沢・別荘・録音機・睦言・放送局・淺草・剥製・よたか・青い河 | ||||
録音機を持ち込み別荘での、野鳥の声を聞きながらの句会は、思わぬ声を録音することになる。録音された声は、誰のものか。身近に失踪者が現れる。急展開する話しは、俳句仲間の四人が如何なる関わりを持つか探偵役は四人のうちの一人。録音された声の秘密が事件を解く。 | ||||
198 | ● | 「神と野獣の日」 | 小説(長編・SF) | 「0088」 |
SF・核ミサイル・パニック・恋人・政府・権力者 | ||||
清張唯一の?SFパニック作品。 【カバー】「重大事態発生」−−−ある早春の午後、官邸の総理大臣に、うわずった声で伝えた。Z国から東京に向かって誤射された、5メガトンの核弾頭ミサイル5個。一発で、東京から12キロ以内が全滅。空中爆破も迎撃も、不可能。到着は・・・・・・後43分。真相は、ラジオ・テレビの臨時ニュースによって、全日本国民に知らされた!SFに挑戦した、巨匠松本清張の野心作。 |
No | 蔵 書 |
作 品 名 | 作品分類 | 蔵書 |
206 | 「不安な演奏」●松本清張全集 11 | 小説(長編) | 「0089」 | |
207 | ● | 「歪んだ複写」●松本清張全集 11 歪んだ複写・不安な演奏 | 小説(長編) | 「0089」 |
208 | ● | 「連関」●松本清張全集 12 連環・彩霧 | 小説(長編) | 「0090」 |
209 | 「彩霧」●松本清張全集 12 | 小説(長編) | 「0090」 | |
210 | ● | 「黒い福音」 | 小説(長編) | 「0091」 |
砂糖.麻薬.教会.貿易商.神父.高官.スチュワーデス.松茸の缶詰.速達.電報.出国.ロクサン.鳩 | ||||
砂糖から麻薬へ、腐敗堕落する教会、神父、つけいる貿易商。鳩は殺される運命か | ||||
211 | 「アムステルダム運河殺人事件」●松本清張全集 13 | 小説(長編) | 「0091」 | |
212 (改題) |
「セント・アンドリュースの事件」(原題=セント・アンドリュースの殺人)●松本清張全集 13 | 小説(長編) | 「0091」 | |
217 | ● | 「わるいやつら」●松本清張全集 14 わるいやつら | 小説(長編) | 「0092」 |
【帯】徹底的に悪の生態を追求した現代のドラマ | ||||
219 (改題) |
● | 「告訴せず」(原題=黒の挨拶(第一話)) | 小説(長編) | 「0093」 |
選挙資金・小豆相場・旅館・ホテル・間歇性記憶喪失症・代議士 | ||||
選挙資金の持ち逃げ。うまくやったはずの主人公、最後はそんなにうまくはいかない... 【カバー】松本清張の好奇心は、金大中事件への発言に見られるように、現代の生々しい事件に向けられ、隠された暗黒面を摘出する。一方、古代史の謎に対する挑戦は、官製歴史家では捉え得ぬユニークな歴史解釈を生みだしている。この『告訴せず』においても、古代の吉凶を占う”太占の法”と、風俗流行の最先端をゆく”モーテル”という、新旧両極にあるものが小説の素材として見事に活用され、清張文学に独特の風味を添えている。 |
||||
220 | ● | 「けものみち」●松本清張全集 15 けものみち | 小説(長編) | 「0094」 |
【帯】一女性の官能を通じて権力機構の正体を鋭くあばいた長篇ミステリー | ||||
221 | ● | 「人間水域」 | 小説(長編) | 「0095」 |
【カバー】暗闇から飛び出してきた男が、いきなり硫酸をあびせかけた。夜鳥のような悲鳴をあげてうずくまるふみ子・・・・・・。前衛水墨画の旗手として、一躍マスコミにクローズアップされた彼女はライバルの滝村可ず子を蹴落とすため、その美貌と肉体を駆使して画壇の権力者を籠絡し、着々とその名声を高めて行く。しかしその果てに彼女が得たものは何か?格調高い芸術の世界を舞台に、そこに渦巻く愛欲と陰謀を見事に浮き彫りにした松本清張の問題作! | ||||
222 | ● | 「塗られた本」 | 小説(長編) | 「0096」 |
【カバー】美貌の女性・紺野美也子は、小出版社を経営している。ベストセラーを出したいという願いで好色な大流行作家に近づき、その魅力で書き下ろし小説を依頼する。彼女には愛する二人の男性がいるが、作家の欲望の影が彼女をじりじりと追いつめていく・・・・・・。やがて、神戸で起きたささいな事件から、破滅への道が始まる。 | ||||
223 | ● | 「地の骨」●松本清張全集 16 地の骨 | 小説(長編) | 「0097」 |
【帯】金と女と地位をめぐる大学教授の醜い内幕をあばいた長篇 | ||||
224 | ● | 「北の詩人」●松本清張全集 17 北の詩人・象徴の設計 | 小説(長編) | 「0098」 |
225 TOP END |
「象徴の設計」●松本清張全集 17 | 小説(長編) | 「0098」 | |
226 | ● | 「小説 帝銀事件」 | 小説(長編) | 「0098」 |
画家・青酸カリ・毒殺・小切手・小樽・GHQ・コルサコフ症状・テンペラ画・スポイト・名刺・731部隊・進駐軍・自白・人相書き・面通し・春画 | ||||
清張は、新聞の論説委員の言葉を借りて「第一審の裁判長はともかく判決を下した。しかし、第一審裁判長の気持ちの中には、第二審の裁判長、最高裁の裁判長への恃みが全く無かったとは言えまい。まだ最高裁がある、というのは、ひとり被告の側だけの叫びではなかろう。」と締めくくった。 秘録 帝銀事件では、「かくして”犯人”はでっち上げられた。NHKのドキュメンタリードラマでは、捜査本部は憲兵Aに疑いの目を向けていた。 再審請求はされているといえども、決心している事件は謎のままである。死刑囚平沢貞道は、死刑を執行されること無く39年間を獄中で過ごし、95歳で死亡した。「極悪死刑囚」は、なぜ死刑を執行されなかったのだろうか? |
||||
227 | ● | 「波の塔」●松本清張全集 18 波の塔 | 小説(長編) | 「0099」 |
【帯】人妻と青年検事の愛の水脈をたどる長篇ロマン | ||||
228 | ● | 「霧の旗」 | 小説(長編) | 「0100」 |
老女殺し・弁護士・弁護料・雑誌記者・レストラン経営者の愛人・職業野球(プロ野球)・左利き・バー「海草」・リヨン | ||||
貧乏人は、まともに弁護もしてもらえないのか?兄の無実を信じる桐子は、復讐の炎を燃やす。 それは弁護士にとっては理不尽とも言える逆恨みであった。 直接関係の無い愛人を巻き込んで、執拗な復讐劇は純潔の肉体を捧げて完結する。 |
||||
229 | 「砂漠の塩」●松本清張全集 19 | 小説(長編) | 「0100」 | |
231 | ● | 「落差」●松本清張全集 20 落差 | 小説(長編) | 「0101」 |
232 | ● | 「小説東京帝国大学」●松本清張全集 21 小説東京帝国大学・火の虚舟 | 小説(長編) | 「0102」 |
233 | 「火の虚舟」●松本清張全集 21 | 小説(長編) | 「0102」 | |
234 | ● | 「屈折回路」●松本清張全集 22 屈折回路・象の白い脚 | 小説(長編) | 「0103」 |
235 TOP END (改題) |
「象の白い脚」(原題=象と蟻)●松本清張全集 22 | 小説(長編) | 「0103」 | |
237 (改題) |
● | 「喪失の儀礼」(原題=処女空間)●松本清張全集 23 喪失の儀礼・強き蟻 | 小説(長編) | 「0104」 |
238 | 「強き蟻」●松本清張全集 23 | 小説(長編) | 「0104」 | |
257 | ● | 「かげろう絵図」●松本清張全集 25 かげろう絵図 | 小説(長編・時代) | 「0107」 |
【帯】天下泰平の江戸城大奥に陰謀が火花を散らすサスペンス長篇。 | ||||
258 (改題) |
● | 「火の縄」(原題=雲を呼ぶ)●松本清張全集 26 火の縄 小説日本芸譚/私説・日本合戦譚 | 小説(長編・時代) | 「0108」 |
259 | ● | 「天保図録(上)」●松本清張全集 27 天保図録(上) | 小説(長編・時代) | 「0109」 |
【帯】泰平の世をゆるがす内外の動き 現代感覚で描いた「天保改革」 | ||||
260 | ● | 「天保図録(下)」●松本清張全集 28 天保図録(下) | 小説(長編・時代) | 「0110」 |
267 (改題) |
● | 「夜光の階段(上)」(原題=ガラスの鍵) | 小説(長編) | 「0111」 |
【帯】待望の清張サスペンス長篇 女は成功の手段に利用するのみ!!財力も後楯もない地方出の新進男性ヘヤーデザイナーは、野望に燃えて危険な階段を登る!! | ||||
268 (改題) |
● | 「夜光の階段(下)」(原題=ガラスの鍵) | 小説(長編) | 「0112」 |
【帯】待望の清張サスペンス長篇 密かな洒落た男女の関係も醜悪な終わりがある。振返るな! 前進あるのみ!!成功に片手をかけた青年は、最後の飛躍を夢見る!! | ||||
269 | ● | 「聖獣配列(上)」 | 小説(長編) | 「0113」 |
【帯】華麗な迎賓館の奥深く、米大統領バートンと濃密な夜を過ごした可南子が、偶然隠し撮った驚愕の極秘国際会談の証拠写真。その成果を期待した彼女はバートンを追う・・・・・・ | ||||
270 | ● | 「聖獣配列(下)」 | 小説(長編) | 「0114」 |
【帯】スイス銀行の地下に眠る”資金”とは何か?アルプス山麓で、オランダで、次々と消される関係者。渦中にある可南子を保障するものは?恐るべきスイス銀行の絡繰り・・・・・・ | ||||
290 | ● | 「深層海流」●松本清張全集 31 深層海流・現代官僚論 | 小説(長編) | 「0115」 |
No | 蔵 書 |
作 品 名 | 作品分類 | 蔵書 |
340 | ● | 「徳川家康」 | 小説(長編・時代) | 「0119」 |
【カバー】人の一生のなかには、3つの転機がある。まず17,8歳のとき、友だちの観化で悪くなる。次は、30歳ものごとに慢心して、老朽のものを馬鹿にする心に注意。最後は、40歳、過去ばかりふりかえって将来を見なくなる。この3転機に注意せよ。と説いた徳川家康の生涯を、青少年向きに書き下ろした伝記文学の白眉。 |
No | 蔵 書 |
作 品 名 | 作品分類 | 蔵書 |
472 | ● | 「ガラスの城」 | 小説(長編) | 「0141」 |
【帯】サラリーマン社会にうずまく、さまざまな欲望に根ざした犯罪の構図を、鮮やかな物語の展開と、ユニークな人間観察で見事に描く傑作推理長編 | ||||
473 | ● | 「迷走地図(上)」 | 小説(長編) | 「0142」 |
【帯】松竹・霧プロ提携 映画化決定!! 与党派閥抗争の確執の陰で、次期大臣の椅子を狙い、票を読む代議士を支える人人・・・・・・秘書、運転手、院内紙記者。恥部を知り尽くした永田町人種の日常を抉る!! |
||||
474 | ● | 「迷走地図(下)」 | 小説(長編) | 「0143」 |
【帯】野村芳太郎監督作品 今秋公開!! 総裁禅譲の噂さの中で辣腕秘書の突然の辞任。腹心後輩の不可解な動揺。一束の手紙をメグリ揺れる政権。闇に消える人。日本の運命を担う政界の暗部を描く!! |
||||
475 TOP END |
● | 「彩り河(上)」 | 小説(長編) | 「0144」 |
【帯】最新長篇推理 事件の糸口は高級クラブにはじまった。ママの本当のパトロンは誰か?高速道路の通行券に描かれた謎めいた記号は? ロックのリズムの中の殺人 |
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476 | ● | 「彩り河(下)」 | 小説(長編) | 「0145」 |
【帯】最新長篇推理 巨大な黒い手は弱者をめがけて襲いかかる。財界の裏面にうごめく欲望。仮面の下の色欲を白日にさらす決め手は何か? 山峡の崖上、静謐の中の殺人 |
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477 (改題) |
● | 「赤い氷河期(上)」(原題=赤い氷河−ゴモラに死を) (「赤い氷河期(上・下)」) | 小説(長編)) | 「0146」 |
エイズ・アイデア業・IHC・WHO・行政制度視察団・シュルタンベルグ湖・タシロ伯・修道院・首無し死体・幽霊島・王党派・ジルト島・高波・ゴモラ | ||||
【帯】エイズ! 世界を恐怖に陥れたウイルスはヨーロッパ山岳地方にまで侵入し、人類滅亡の歌を密かに唱っていた・・・・・・ | ||||
478 (改題) |
● | 「赤い氷河期(下)」(原題=赤い氷河−ゴモラに死を) | 小説(長編) | 「0147」 |
エイズ・アイデア業・IHC・WHO・行政制度視察団・シュルタンベルグ湖・タシロ伯・修道院・首無し死体・幽霊島・王党派・ジルト島・高波・ゴモラ・兵器 | ||||
【帯】発病を促進させる者は誰か?生き残りを賭け、地下で展開する熾烈な戦い。科学資料を駆使して描く驚愕の最新長篇。 | ||||
479 | ● | 「熱い絹(上)」 | 小説(長編) | 「0148」 |
【帯】壮大な構想で、巨匠松本清張が贈る最新推理大作!! 驀’自然の密室’に忽然と消えた大富豪の謎 軽井沢とマレーシアの高原で起きた二つの事件。そこに一つの接点が見いだされた時、事件は大きく広がっていった。自然密室カメロンハイランドで消えたタイのシルク王の謎は劇的に進行していく |
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480 | ● | 「熱い絹(下)」 | 小説(長編) | 「0149」 |
【帯】意外な結末で、読者待望の本格長篇推理刊行!! ’熱帯の高原’で繰り広げられる連続殺人事件 1976年、マレーシアの密林で起きた億万長者の失踪事件という事実を背景に、熱帯を舞台に繰り広げられる連続殺人事件。長い年月と壮大な構想で、意外な結末に向かって、さらに事件が行進していく。 |
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492 | ● | 「風の息(上)」 | 小説(長編) | 「0151」 |
● | ||||
493 | ● | 「風の息(下)」 | 小説(長編) | 「0152」 |
● | ||||
494 | ● | 「霧の会議(上)」 | 小説(長編) | 「0153」 |
【帯】テムズの橋に銀行頭取が吊された! イタリア最大の銀行頭取怪死を目撃した日本人−−留学中の助教授とカトリック信者の美しき人妻。未曾有の怪事件に巻きこまれ、P2組織に追われる二人のスリリングな恋の逃避行。巨匠会心の最新長篇推理 |
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495 TOP END |
● | 「霧の会議(下)」 | 小説(長編) | 「0154」 |
【帯】華やかな国際会議の裏にひそむ謎! ”ハイテクノロジーの時代に抗して精神を武装せよ!”モンテカルロに集まった世界の文化人、国際金融にからむ頭取怪死事件と豪華な会議の接点は?目撃した二人の許されぬ恋の行方は?巨匠会心の最新長篇推理 |
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496 | ● | 「乱灯(上) 江戸影絵」 | 小説(長編・時代) | 「0155」 |
【帯】本格長編時代推理 将軍徳川吉宗の下に届けられた怪文書。南町奉行大岡越前探索の内に起きる、連続殺人事件の謎とは? |
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497 | ● | 「乱灯(下) 江戸影絵」 | 小説(長編・時代) | 「0156」 |
【帯】本格長編時代推理 殺人は殺人を呼び、大岡越前の前に事件は、恐るべき全貌を現わす。苦悩する大岡の胸中の秘策とは? |
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498 (改題) |
● | 「火の路(上)」(原題=火の回路) | 小説(長編) | 「0157」 |
【帯】朝日新聞連載「火の回路」改題 飛鳥路を一人歩く気鋭のT大史学科助手高須通子。古代人の残した様々の謎の石は何を語りかけるのか。 殺傷事件にまきこまれた落胆の在野史家海津信六を助けた通子は、彼の示唆ではるかイランへ旅立つ。見果てぬ学問の夢をのせて・・・・・。壮大なスケールで描く巨匠長篇ロマン |
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499 (改題) |
● | 「火の路(下)」(原題=火の回路) | 小説(長編) | 「0158」 |
【帯】朝日新聞連載「火の回路」改題 灼熱のイランを旅をする若き研究者高須通子。砂漠に聳え立つ沈黙の塔から遙か日本の飛鳥に思いを馳せる。 古代史家海津信六の挫折は何が原因だったのか。海津にまつわる死の影を追いつつ、謎の石に挑む通子の論文も核心に迫ってゆく・・・・・・。壮大なスケールで描く巨匠長篇ロマン |
No | 蔵 書 |
作 品 名 | 作品分類 | 蔵書 |
508 | ● | 「眩人」 | 小説(長編) | 「0166」 |
【帯】遣唐僧玄ムは波斯眩人の幻術に自らの栄達の途を見た−−−雄大な構想で脈々と描く歴史長篇。 平山郁夫挿画34葉入 | ||||
529 | ● | 「犯罪の回送」 | 小説(長編) | 「0194」 |
【カバー】北海道の北浦市市長春田は陳情上京中に失踪、数日後に武蔵野林で絞死体となって発見される。捜査陣は、政敵早川議員に疑いを向けるが、直後早川の溺死体が地元の沖合に浮かび、事件は予想外の展開をみせる。地域開発としての埋め立て計画を契機に、それぞれの愛憎が北海道−−東京間を行き交う、スリリングな傑作長編ミステリー。 | ||||
557 | ● | 「軍師の境遇」 | 小説(長編・時代) | 「0186」 |
560 | ● | 「隠花平原(上)」 | 小説(長編) | 「0187」 |
【カバー】杉並の閑静な住宅街で、帰宅途次の銀行員が撲殺された。捜査は進展せず事件は迷宮入りとなるが、被害者の妻の弟で若手画家の山辺修二は、義兄は誰かと間違われたのでは、と思い至る。では誰と?やがて浮かび上がった謎の男の陰に、見え隠れする新興宗教団体と地方銀行のつながり。そんな折りも折り、修二は問題の銀行の頭取を通じて、その宗教団体から大作絵画の制作を依頼された・・・・・・。 | ||||
561 | ● | 「隠花平原(下)」 | 小説(長編) | 「0188」 |
【カバー】大作絵画の制作依頼を受けて赴いた真鶴の教団本部で、奇しくもあの謎の男と邂逅、男の眼許に義兄の面影を見た山辺修二は、義兄の出生の秘密を探り始める。意外な事実が明らかとなるにつれ、事件は更に惨劇の輪を広げた・・・・・・。社会の底辺に蠢く人間の深い怨嗟を見据え、家と土地を餌に信者を呼ぶ新興宗教や、銀行融資の不正疑惑など、恐るべき予見に満ちた、巨匠最盛期の意欲的長篇。 | ||||
562 | ● | 「神々の乱心(上)」 | 小説(長編) | 「0189」 |
【カバー】昭和8年。東京近郊の梅広町にある「月辰会研究所」から出てきたところを尋問された若い女官が自殺した。特高課第一係長・古屋健介は、自責の念と不審から調査を開始する。同じころ、華族の次男坊・萩園泰之は女官の兄から、遺品の通行証を見せられ、月に北斗七星の紋章の謎に挑む。−−−昭和初期を雄渾に描く巨匠最後の小説。 | ||||
563 | ● | 「神々の乱心(下)」 | 小説(長編) | 「0190」 |
【カバー】昭和八年の暮れ、渡良瀬遊水池から他殺死体があがった。そして、もう一体。。連続殺人事件と新興宗教「月辰会研究所」との関わりを追う特高係長・古屋健介と、信徒の高級女官を姉に持つ萩園泰之。「『く』の字文様の半月形の鏡」とは何か?背後に蠢く「大連阿片事件」関係者たちの思惑は?物語は大正時代の満州へと遡る。未完の大作! | ||||
564 | ● | 「紅い白猫」 | 小説(長編) | 「0191」 |
葛山産業美術研究所・観光ポスター・ヒロシ・養護施設・盗作・デザイナー・精薄児童・純粋美術・商業美術 | ||||
葉子は、美術研究所へ入社。ヒロシとの出会いは葛山の秘密に接近することになる。純粋美術と商業美術 【カバー】美大を卒業したばかりの葉子は、憧れの葛山デザイン研究所に入所する。尊敬する鬼才、葛山の下で精一杯、勉強したかったからだ。が、不可解な葛山の言動から、彼の作品のオリジナリティに疑問をもつ。真実を知りたいという熱い思いにかられ、葛山の周辺を次々に追及する葉子の前にあらわれた意外な真相とは−−−。常に斬新でなければならない一流デザイナーの苦悩を、華やかな業界を背景に描いた傑作サスペンスロマン! |
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578-01 | ● | 「行者神髄」 | 小説(長編) | 「0202」 |
No | 蔵 書 |
作 品 名 | 作品分類 | 蔵書 |
618 | ● | 「一九五二年日航機「撃墜」事件」 | 小説(長編) | 「0213」 |
665 TOP END |
「江戸綺談 甲州霊獄党」 | 小説(長編・時代) | 【046】関 | |
685 TOP END |
● | 「両像・森鴎外」 原題:二醫官傳(ニイカンデン) | 小説(長編) | 「0232」 |
713 | ● | 「暗い血の旋舞」 | 小説(長編) | 「0241」 |