題名 | 風の息(上) | |
読み | カゼノイキ_01(ジョウ) | |
原題/改題/副題/備考 | 「風の息(上)」 「風の息(下)」 |
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本の題名 | 風の息(上)■【蔵書No0151】 | |
出版社 | 朝日新聞社 | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1974/02/01●8版1974/05/30 | |
価格 | 720 | |
発表雑誌/発表場所 | 「赤旗」 | |
作品発表 年月日 | 1972年(昭和47年)2月15日号〜1973年(昭和48年)4月14日号 | |
コードNo | 19720215-19730414 | |
書き出し | 事件当時のことを新聞記事に沿って書く。−−− 昭和二十七年四月九日午前七時三十四分、大阪経由福岡行羽田空港発のマーチン二〇二型双発「もく星」号は乗客三十三名、乗務員四名のほか郵便物百十七キロ、貨物七十六.九キロ手荷物二百十四キロ、燃料一千キロを積んで出発したが、約二十分後、消息を絶った。日航の羽田発下り便は約三千フィートで千葉県館山上空を旋回、大島のラジオ・ビーコンに乗って高度六千フィートで大島を通過することになっている。げんに「もく星」号の機長は館山から羽田に通信しているが、大島からは通信がなく、以後ビーコンのコースに当たる静岡県浜松上空のチェック・ポイントでも同様だった。その日は朝から風雨で、「もく星」号は、おそらく地上ビーコンの誘導によって計器飛行をしていたと思われるが、レーダーの設備はなかった。 | |
作品分類 | 小説(長編) | 630P×850=535500(332P+298P) |
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