| し(名前) |
人物像 |
作品名 |
| 正一 |
今で言えば営業マンか |
「ひとり旅」 |
| 田部 正一(タベショウイチ) |
| 仁兵衛 |
植木職人。戸村兵馬の信頼も厚い |
「怖妻の棺」 |
| 仁兵衛(ジンベエ) |
| 辰太 |
主人公。幼児体験が同じ過ちを犯させる?。 |
「恩誼の紐」 |
| 辰太(シンタ) |
| 新蔵 |
贋札つくりに集められた職人。
病気になるが、町医者大麻の計らいで家に帰される。 |
「贋札つくり」 |
| 新蔵(シンゾウ) |
| 庄吉 |
二十三、四。腕の良い渡り職人、皐月屋に世話になる。
一旗揚げる野望を持つ。 |
「虎」 |
| 庄吉(与助)(ショウキチ) |
| 四郎兵衛 |
名主。仙太に女房を世話する。よく働く仙太に目をかける。 |
「いびき」 |
| 四郎兵衛(名主)(シロベエ) |
| シャルル・トルベック |
シャルル・トルベック。二十二、三歳の青年。亜麻色の髪と、
碧色の眼をしていた。神父 |
「黒い福音」 |
| シャルル・トルベック |
| ジョセフ |
神父。顔色の悪い。
病み上がりのように...グリエルモ教会の良心。左遷される。 |
「黒い福音」 |
| ジョセフ |
| 新六 |
陽道新報の記者。色がくろく、しなびたような顔。
陽道新報社では太市の先輩になる。愛すべき人柄 |
「投影」 |
| 新六(湯浅新六)(シンロク) |
| 庄太 |
源八の子分。小間物屋で屋敷や商家に出入りをする。
色白の二十四、五の男 |
「山椒魚」 |
| 庄太(ショウタ) |
| 二郎 |
 |
妻子持ち。28歳。桑島あさ子という愛人がいる。須田という男が現れる。三角関係?愛人関係は破綻に向かう。
「喪失」とは、田代二郎の生活か、桑原あさ子の生活かはたまた須田の生活か。 |
「喪失」 |
| 田代 二郎(タシロジロウ) |
| 重政 |
喜多見若狭守重政。綱吉から直々に一万石を承る。茂兵衛の兄
(キタミワカサノカミシゲマサ) |
「栄落不測」 |
重政(喜多見若狭守重政)
(シゲマサ) |
| 島子 |
二十九歳の未亡人。夫と死別、子持ちで、黒岩村へ住み着く。叺を編み生計を立てる。 |
「凶器」 |
| 島子(斉藤 島子)(シマコ) |
| 省吾 |
主人公。ありふれすぎていて魅力を感じさせない。
選挙資金を持ち逃げする。 |
「告訴せず」 |
| 木谷 省吾(ショウゴ) |
| 仁兵衛 |
六十二歳。被害者、植木に殺される。金貸し。 |
「奇妙な被告」 |
| 山岸 甚兵衛(ジンベエ) |
| 宗平 |
52歳。 |
「流れの中に」 |
| 笠間 宗平(シュウヘイ) |
| 静代 |
さと子の女学校時代の旧い友達。要吉と関係を持つようになる。 |
「一年半待て」 |
| 脇田 静代(ワキタシズヨ) |
| 正太郎 |
36歳。葛山産業美術研究所の社長。商業デザイナー |
「紅い白描」 |
| 葛山 正太郎(クズヤマショウタロウ) |
| 周一 |
建築家。後に葉子の恋人になる。そして結婚 |
「紅い白描」 |
| 西原 周一(ニシハラシュウイチ) |
| 重介 |
羽島謙の友人。グループの中心人物。「ノッポ」。
身長1メートル80近く。 |
「高校殺人事件」 |
| 小西 重介(コニシジュウスケ) |
| 春恵 |
享光院の住職。痩せている。60くらいに見えるが、51歳。 |
「高校殺人事件」 |
| 倉田 春恵(クラタシュンケイ) |
| 丈吉 |
東日交通(株)の社長。「武古郷土館」を建設する。
岩村国夫に利用されただけ。 |
「高校殺人事件」 |
| 石野 丈吉(イシノジョウキチ) |
| 志摩夫 |
ニューヨークの売春宿で黒人とトラブルになり殺される。絹江の夫 |
「箱根初詣で」 |
| 近藤 志摩夫(コンドウシマオ) |
| 二郎 |
 |
助教授。小関久雄の同僚、後に教授になる。好色漢。
学問では優秀な男。36歳 |
「葦の浮船」 |
| 折戸 二郎(オリトジロウ) |
| 重巳 |
癇癪持ち。発狂する。最後は黒田藩邸に放還 |
「贋札つくり」 |
| 福間 重巳(フクマシゲミ) |
| 重太郎 |
福岡署のベテラン刑事。(トリカイ/トリガイ
シゲタロウ?) |
「点と線」
「時間の習俗」 |
| 鳥飼 重太郎(トリガイジュウタロウ) |
| 重雄 |
評論家。ヌーボー・グループ。27歳。三浦恵美子は愛人 |
「砂の器」 |
| 関川 重雄(セキカワシゲオ) |
| 順子 |
 |
歌手。和賀に作曲を依頼したい |
「砂の器」 |
| 村上 順子(ムラカミジュンコ) |
| 重喜 |
前大臣。のちに農林大臣になる。田所佐知子の父。福島県選出 |
「砂の器」 |
| 田所 重喜(タドコロシゲヨシ) |
| 影吉 |
殺された三木謙一の息子(養子)。雑貨商 |
「砂の器」 |
| 三木 彰吉(ミキショウキチ) |
| 静枝 |
作家。40すぎ。関川重雄に媚びを売る。 |
「砂の器」 |
| 吉岡 静枝(ヨシオカシズエ) |
| 省司 |
T無線技術研究所の技師 |
「砂の器」 |
| 浜岡 省司(ハマオカショウジ) |
| 淳子 |
 |
草村卓三の妻。夫の愛人(ユリ)と共謀して、夫を殺す。 |
「薄化粧の男」 |
| 草村 淳子(クサムラジュンコ) |
| 二郎 |
 |
歯科医。通勤途中で前野留吉と知り合いになる |
「黒地の絵」 |
| 香坂 二郎(コウサカジロウ) |
| 新太郎 |
名古屋のゲイバーに勤める、芳子。福岡、水城で殺される。。 |
「時間の習俗」 |
須貝 新太郎(芳子)
(トリガイシンタロウ) |
| 順平 |
「荒海」俳句の同人誌を発行する。表具師。俳号は白葉。 |
「時間の習俗」 |
| 江藤順平(白葉)(エトウジュンペイ) |
| 周一 |
37〜8歳。あとで37と断定。『極光交通』(タクシー会社)の専務。
犯人 |
「時間の習俗」 |
| 峰岡 周一(ミネオカシュウイチ) |
| 修一 |
私、東京の某大学の歴史科の万年講師
浅黒い顔に眼鏡をかけているが、眼差しはどこか思索的に見えた |
「陸行水行」 |
| 川田 修一(カワダシュウイチ) |
| 慈久 |
カメイオキノカミシゲヒサ。津和野藩主 |
「白梅の香」 |
亀井隠岐守茲久
(カメイオキノカミシゲヒサ) |
| 二郎 |
 |
岩瀬真佐子(岩瀬秀雄)の従兄。学生時代は山岳部。江田と真相究明の登山行 |
「遭難」 |
| 槇田 二郎(マキタジロウ) |
| 真吉 |
槇田の友人。著名な登山家。江田、槇田の登山行にばったり出会う。 |
「遭難」 |
| 土岐 真吉(ドキシンキチ) |
| 新平 |
征韓党党首。四十一歳、丈高く肉肥えたる方.顔面長く、頬高き方.眉濃く長き方.
眼太く眦長き方。頭脳明晰、闘争心も人一倍。 |
「梟示抄」 |
| 江藤 新平(エトウシンペイ) |
| 次郎 |
 |
二十一歳。江藤から同行を離れることを説得されるが、最後まで同行する。
「...今は先生のご前途をお見とどけしとうございます。」 |
「梟示抄」 |
| 船田 次郎(フナダジロウ) |
| 信治 |
32歳。色版画工(石版画工)。両親と妻良子、子供が三人駿河台下で色版画工を自営。
教育招集を受け、そのまま本招集となる。 |
「遠い接近」 |
山尾 信治(ヤマオシンジ)
(ノブハル) |
| 甚太郎 |
三十二歳。自称詩人。怪しげな雑誌に匿名で実話風なエロものを書いている。私の友人。 高い鼻梁に縁なし眼鏡を光らせていた。 |
「憎悪の依頼」 |
| 川野 甚太郎(カワノジンタロウ) |
| 志郎 |
強盗殺人事件三件。日光中宮司事の殺人放火事件を自白する。が、でたらめの自白。 |
「日光中宮司事件」 |
| 新井 志郎(アライシロウ) |
| 島子 |
二十九歳の未亡人。夫と死別、子持ちで、黒岩村へ住み着く。叺を編み生計を立てる。 |
「凶器」 |
| 斉藤 島子(サイトウシマコ) |
| 正平 |
橋本、山内、中野晋一、川原俊吉を名乗る。山内明子は婚約者。濃い口髭と顎髭。 明子の死は結婚式の二週間前。元P大学経済学部助手 |
「十万分の一の偶然」 |
| 沼井 正平(ヌマイショウヘイ) |
| 淳子 |
 |
谷尾喜右衛門の次女。結婚して、谷尾家を離れる。妙子とも疎遠になる。 |
「土俗玩具」
「小町鼓」 |
| 谷尾 淳子(タニオジュンコ)(アツコ) |
| 淳子 |
 |
バーレッドムーンのマダム。舟坂英明の愛人。 |
「眼の壁」 |
| 梅井 淳子(ウメイジュンコ) |
| 俊三カ |
昭和電業製作所の顧問弁護士。独自にパクり事件の真相を追究するも、拉致され殺される。
竜雄に危険な行動を取るなと忠告するも自らが犠牲になる。 |
「眼の壁」 |
| 瀬沼 俊三カ(セヌマシュンザブロウ) |
| 次郎 |
 |
舟坂英明の従弟で手下。金融ブローカーとしてパクり事件の主役(堀口次郎)。
レッドムーンのバーテンで競馬好き(山本一男)
上崎絵津子(本名:黒池幸子)の兄(本名:黒池健吉)田丸利一を拳銃で殺害。 |
「眼の壁」 |
堀口 次郎(ホリグチジロウ)
本名:黒池健吉 |
| 淳子 |
 |
バーレッドムーンのマダム。舟坂英明の愛人。 |
「眼の壁」 |
| 梅井 淳子(ウメイジュンコ) |
| 社長 |
昭和電業製作所の社長。会計課長関野を叱責して、責任を取れという。
関野が自殺したので自責の念がある。萩崎竜雄に休暇の便宜を図ってやる。
最後に萩野竜雄を会社に復帰させる。 |
「眼の壁」 |
| 社長(シャチョウ)/昭和電業製作所 |
| 二郎 |
 |
新宿で電気器具卸商朝日商会を営む。社長。36歳。事故をきっかけに池内篤子と親しくなる。
実は昔から愛人関係。大型の白ナンバーの車を運転。 |
「交通事故死亡1名」 |
| 浅野 二郎(アサノジロウ) |
| 二郎 |
 |
検事。事務官の河田鉄五郎のアイデアで猿渡卯平の詐病を見破る。事件は解決したが、地方に左遷される |
「偽狂人の犯罪」 |
| 副島 二郎(ソエジマジロウ) |
| 真典 |
徳蓮寺の院代。寺に来てから三年(事件当時)。院代のときは女のことで噂が多かった。
今は住職。雪代より小さな男。 |
「家紋」 |
| 真典(シンテン) |
| 秋補 |
『室町夜噺』を上奏する市井の作家。広島県府中市生まれ。地方に埋もれた文学士と言える。 |
「古本」 |
| 林田 秋補(ハヤシダシュウホ) |
| 庄平 |
林田秋甫は、祖父。祖父の『室町夜噺』をネタに長府敦治を強請る。長府敦治の作為で鉄橋上で轢死する。 |
「古本」 |
| 林田 庄平(ハヤシダショウヘイ) |
| 重兵衛 |
米問屋の旦那。巴之助に熱を上げる。何とかものにしようとするが、抵抗され大怪我をする。& |
「女義太夫」 |
| 伊勢屋 重兵衛(イセヤジュウベエ) |
| 治郎兵衛 |
平造が使えている同心。あまり口出しはせず、平造に自由にやらせる。
備前屋には平造より先に駆けつけていた。 |
「蔵の中」 |
| 河村 治郎兵衛(カワムラジロベエ) |
| 治兵衛 |
加賀屋の番頭。六右衛門の仲間であり手下。 |
「逃亡」(原題:江戸秘紋) |
| 治兵衛(ジヘエ) |
| 甚兵衛 |
植木屋の辰巳屋甚兵衛。大山詣りの講元。加賀屋の六右衛門の手下 |
「逃亡」(原題:江戸秘紋) |
| 甚兵衛(ジンベエ) |
| 彰一 |
野上久美子の恋人。新聞社の記者。正義感もあり行動力のある好青年。
芦村節子の話から野上顕一郎の死亡説に疑問を持つ。影の主役でもある。 |
「球形の荒野」 |
| 添田 彰一(ソエダショウイチ) |
| 承久 |
野上久美子の恋人。新聞社の記者。正義感もあり行動力のある好青年。
芦村節子の話から野上顕一郎の死亡説に疑問を持つ。影の主役でもある。 |
「球形の荒野」 |
| 武井 承久(タケイジョウキュウ) |
| 晋一 |
国威復権会の会長 |
「球形の荒野」 |
| 岡野 晋一(オカノシンイチ) |
| 修平 |
R産業株式会社の社長。板倉彰英の後ろ盾。 |
「考える葉」 |
| 岩村 修平(イワムラシュウヘイ) |
| 順平 |
硯職人、平三十二歳。風礼町塩川の在。硯石の原石を求めて川辺や落石をうろつく。
偶然隠匿物を見つけるか?
硯職人の証拠になる胸の傷をえぐり取られ殺される。実兄が上京し被害者を確認した。 |
「考える葉」 |
| 門脇 順平(カドワキジュンペイ) |
| 章二 |
34歳。多恵子と結婚して六年になる。多恵子の不貞を疑う。相手は、同僚の片倉政太郎と確信する。
多恵子と不倫相手に決定的な打撃を与える方法で復習する。しかし復讐の標的は間違っていた。 |
「確証」(影の車第一話) |
| 大庭 章二(オオニワショウジ) |
| 修蔵 |
S大学の若い考古学助教授。出入りしている三人の学生は、考古学を専攻しているわけではないが、
万葉考古学を説く。興味を持たせる。 |
「万葉翡翠」 |
| 八木 修蔵(ヤギシュウゾウ) |
| 正吾 |
杉山俊郎の往診患者。吐血をして、杉山俊郎の診察を受ける。 |
「田舎医師」 |
| 大槻 正吾(オオツキショウゴ) |
| 治作 |
黒井利一の養父。養子の利一の出生の秘密までは知っていない。 |
「暗線」 |
| 黒井 治作(クロイジサク) |
| 淳一 |
A精密機械株式会社の会計課の社員。軽口を叩く剽軽な男だった。
飲み屋の借金に追われて、上浜楢江に金を借りる。最後に金を持ち逃げする。 |
「鉢植えを買う女」 |
| 杉浦 淳一(スギウラジュンイチ) |
| 準一 |
島村芳正の死後、吉岡・筒井・島田・岡村・杉山らと「島村会」を作っていた。「島村会」が自然消滅しても島村家に出入りしていた。 |
「見送って」 |
| 内海 準一(ウツミジュンイチ) |
| 実造 |
旗島信雄の養父。信雄と素芽子が結婚した当時は、朝鮮の京城に居た。朝鮮総監府の局長。
妻織江と信雄の秘密を知っていた。 |
「歯止め」 |
| 旗島 実造(ハタジマジツゾウ) |
| 静子 |
薬問屋を営んでいる。津留素芽子の友人。素芽子に青酸カリを売る。 |
「歯止め」 |
| 川田 静子(カワタシズコ) |
| 重三 |
川棚の重三。病的性欲の持ち主。良夫の実家近くに住む。
母親が重三の悪癖を身をもって収めたの噂がある。
|
「歯止め」 |
| 重三(ジュウゾウ) |
| 甚吉 |
印刷職人。小田原に住むが、郷里の阿夫里に帰って竹内活版所に勤める。
母の末永セイが、池浦源作に殺されたと、告発のチラシを配布する。
告発の内容は、多少狂人じみているが、真実に迫る具体性を帯びている。
始は池浦源作から精神異常者扱いをされるが住民には真実ではないかと好奇の目を向けられる。
池辺金次郎や活版所の主人など協力もあり源作に迫る。
したたかな、源作にあしらわれ、目的を達すること無く殺される。 |
「犯罪広告」 |
| 末永 甚吉(スエナガジンキチ) |
| 俊作 |
果実出荷組合長。中立的な立場で重宝され、事件に巻き込まれる。
果実出荷組合長の立場もあり、池浦源作も邪険にしなかった。
終始常識的な対応をして事件解決を見届ける。 |
「犯罪広告」 |
| 八田 俊作(ハッタシュンサク) |
| 庄太郎 |
桜アパートの管理人。五十四歳、妻は春子。世話好き。
様々な職業を経験しながら今は、管理人として生活している。
アパートの住人である宅間添子に関心を寄せている。
新井大助とも顔見知り。宅間添子の死亡や新井大助の関係など事件の鍵を握る。 |
「微笑の儀式」 |
| 沢村 庄太郎(サワムラショウタロウ) |
| 重五郎 |
俳号が伍重。俳句仲間ではただ一人、マチ子とは関係がなかった。
中堅所の会社の監査役で、四人の仲間では一番暇なのかもしれない。
始は原沢(菊舎)が怪しいのでは無いかと思っていた。最後は二人で事件の謎を解くことになる。 |
「二つの声」 |
| 越水 重五郎(コシミズジュウゴロウ) |
| 寿一 |
宗三の兄。宗三は、寿夫が美奈子と別れ話をする現場に付き添いで同行する。その帰りがけに宗三は美奈子と関係が出来る。
新聞記事から寿夫の元妻美奈子が殺されたことを知る。
父の法事の席で宗三にその事を話す。 |
「内海の輪」 |
| 江村 寿一(エムラジュイチ) |
| 静子 |
安太郎の妻。後妻。色白で細い容貌。失踪したらしい安太郎を探しに上京する。
上京中の行動は夫を探す風でもなく東京見物をする。事件当日のアリバイは完璧 |
「紐」 |
| 梅田 静子(ウメダシズコ) |
| 正太 |
梅田安太郎の生命保険を妻の静子が請求したのでその調査に当たる。
R生命保険東京本社の調査課社員。
調査の結果を捜査主任の刑事に報告する。ほぼ犯人にたどり着く。 |
「紐」 |
| 戸田 正太(トダショウタ) |
| シゲ |
五十歳くらい。初老の女。梅田安太郎の姉、青木良作の女房。最終的に事件の首謀者か? |
「紐」 |
| 青木 シゲ(アオキシゲ) |
| 淳子 |
沖野一郎の妻。病弱。二人の子供がいる。一郎の浮気に気がつき、自殺未遂を図る。
以来実家に帰る。一郎との夫婦関係は破綻している。 |
「寒流」 |
| 沖野 淳子(オキノジュンコ) |
| 甚造 |
山本組の社長を名乗る。宴席で沖野一郎を脅し桑山のスキャンダルをもみ消そうとする。
桑山に頼まれたの暴力団の親玉と言える。 |
「寒流」 |
| 山本 甚造(ヤマモトジンゾウ) |
| 順子 |
 |
朝島病院の婦長、朝島院長と失踪する。三十二歳。仕事も出来るしっかり者の女。
朝島憲一郎と失踪するが、仕組まれた失踪だった。死体で発見される。 |
「草」 |
| 雨宮 順子(アマミヤジュンコ) |
| 章吉 |
沼田一郎の部下。病院には度々見舞いにやってくる。
沼田一郎が経営する出版業の社員が名目だが刑事。連絡の為、度々病院へ現れる |
「草」 |
| 黒井 章吉(クロイショウキチ) |
| 淳子 |
 |
洋裁学校の院長。亭主は理事長。お茶の水辺りにあるようだ。 |
「黒い樹海」 |
| 内牧 淳子(ウチマキジュンコ) |
| 章太 |
西原と二人連れだったが、最初に利江子に声をかける。二十六〜七歳の顔の丸い男テュービンゲンの大学に来ている留学生と自己紹介する。東北の私大の講師 |
「ネッカー川の影」 |
| 川添 章太(カワゾエショウタ) |
| 淳吉 |
京都の大学の考古学講師。先史学を専攻している。愛妻家のようだが、裏がありそうだ。
実家は税理士事務所の経営で裕福。妻はその手伝いをしている。 |
「ネッカー川の影」 |
| 西原 淳吉(ニシハラジュンキチ) |
| 重治 |
妻は、好江で再婚。市ヶ谷に住む、近くに印刷工場。夫婦二人で住むには大きな二階屋に住んでいる。
半年程度は息子夫婦と同居。犬を飼っている。 |
「死者の網膜犯人像」 |
| 山岸 重治(ヤマギシシゲハル) |
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