ひ(名前) |
人物像 |
作品名 |
兵馬 |
主人公。遊びなれた男。 |
「怖妻の棺」 |
戸村 兵馬(トムラヒョウマ) |
広子 |
元重田の妻。北野と再婚、北野広子。旧姓、重田広子 |
「紙碑」 |
広子 (ヒロコ) |
浩 |
13歳。画に特殊な才能を持つ知恵遅れの少年。
葛山
正太郎の画の源泉。姉川浩 |
「紅い白描」 |
ヒロシ(姉川 浩)(アネガワヒロシ) |
兵馬 |
21歳.250石馬廻り役。兵馬は眉目すぐれた若者である。
役者菊之丞にそっくり |
「白梅の香」 |
兵馬(白石 兵馬)(シロイシヒョウマ) |
ビリエ |
ルネ・ビリエ。痩せていて、長身で、赭ら顔。頭が禿げていてる。
五十二、三歳。日本語が堪能。神父 |
「黒い福音」 |
ビリエ |
博子 |
8年前に死亡。当時38歳、自殺。塩野泰治の愛人 |
「二冊の同じ本」 |
篠村 博子(シノムラヒロコ) |
平二 |
私。H村百姓。25歳。手紙の差出人、久太郎の弟。
久太郎の「死後」農家の跡取 |
「閉鎖」 |
山崎 平二(ヤマザキヘイジ) |
久太郎 |
山崎平二の兄。長男。一年半ばかり前に「死亡」。当時25歳 |
「閉鎖」 |
山崎 久太郎(ヤマザキヒサタロウ) |
久男 |
須村さと子に結婚を申し込む。ダム工事現場で働く技師 |
「一年半待て」 |
岡島 久男(オカジマヒサオ) |
久一(ヒサカズ) |
強盗殺人犯。重役宅に押し入り、主人を殺す。山田と共犯。30前後。 |
「張込み」 |
石井 久一(イシイヒサイチ) |
久男 |
主人公。助教授。折戸二郎の同僚。何故か女に縁のない男。
独身、34歳 |
「葦の浮船」 |
小関 久雄(オゼキヒサオ)(コセキ) |
秀子 |
料亭「小雪」の女中。お時さんの本名
旅館での偽名=菅原雪子 |
「点と線」 |
桑山 秀子(クワヤマヒデコ) |
兵馬 |
21歳.250石馬廻り役。兵馬は眉目すぐれた若者である。
役者菊之丞にそっくり |
「白梅の香」 |
白石 兵馬(シライシヒョウマ)
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秀雄 |
独身。遭難、江田の妻と不倫関係を江田に知られる。銀行員。真佐子は姉。 |
「遭難」 |
岩瀬 秀雄(イワセヒデオ) |
彦介 |
元は食器具の販売員。福岡で家具屋として成功している。町田と銀行強盗の過去がある。 共犯者の町田が気にな町田の動向を探る。 |
「共犯者」 |
内堀 彦介(ウチボリヒコスケ)
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久子 |
室田耐火煉瓦株式会社の受付嬢。曽根益三郎こと鵜原憲一と能登の実家で暮らす。 鵜原憲一とは内縁関係、益三郎は自殺?。室田佐知子とは昔の仲間。 東京に逃亡するとき、杉野知子の偽名を使う。 |
「ゼロの焦点」 |
田沼 久子(タヌマヒサク) |
寿子 |
草村卓三の愛人。元は銀座のキャバレーの女給 |
「百済の草」 「走路」 |
伊原 寿子(イハラヒサコ)(スミコ) |
英明 |
昭和電業製作所の顧問弁護士。独自にパクり事件の真相を追究するも、拉致され殺される。
竜雄に危険な行動を取るなと忠告するも自らが犠牲になる。映画ではエイメイ。 |
「眼の壁」 |
舟坂 英明(フネザカヒデアキ)
本名:梅村音次 |
秀勇 |
女義太夫。二十前、人形のような顔立ちで器量は申し分ない。後に与吉といい仲になる。 |
「女義太夫」 |
竹本 秀勇(タケモトヒデユウ) |
彦左衛門 |
守居役に化けた札差。小笠原大膳太夫家来。色の浅黒い男。事件の首謀者か? |
「三人の留守居役」 |
秋山 彦左衛門(アキヤマヒコザエモン) |
秀太郎 |
農林省に出入りする「一種のボス」。五十二,三歳。肩書きは弁護士。
倉橋課長補佐へ自殺の説得を試みるが、失敗する。最後の手段に出たのか? |
「中央流沙」 |
西 秀太郎(ニシヒデタロウ) |
弘吉 |
山梨県の落石(オチイシ)村出身。それなりに手広く営む硯職人の家に生まれたが、没落した。両親は死亡。
従兄の崎津仙太郎に世話になっている。警察の留置場で井上代造と知り合う。
井上の誘いに乗り事件に巻き込まれる。最初は虚無的な人間として描かれるが美沙子と出会ってからは、好青年。 |
「考える葉」 |
崎津 弘吉(サキツヒロキチ) |
秀 |
杉山俊郎の妻。三十八歳。男の子が二人いる。長男は大阪の医大へ、次男は米子の高等学校。
今は夫婦と住み込みの看護婦と三人暮らし。岡山から嫁に来ていた。 |
「田舎医師」 |
杉山 秀(スギヤマヒデ) |
博一 |
杉山俊郎の従弟。私財をなげうって満州に渡るが、着の身着のままで故郷に帰ってくる。
極貧の生活が待っている。それに引き換え、杉山家はみんな裕福に生活をしている。 |
「田舎医師」 |
杉山 博一(スギヤマヒロカズ) |
英男 |
四十二歳。商事会社の総務部長。二人の子供がいる。会社の女子社員たちのあいだに謡の同好会が
つくられ、彼が世話焼きをした。津田京子の謡曲の稽古に通う。京子とは師匠と弟子だけの関係では
なくなる。最期は京子の気持ちを知りながら京子から逃げ出す。 |
「足袋」 |
村井 英男(ムライヒデオ) |
久雄 |
A鉄鋼株式会社の常務。島村芳正の死後、筒井・島田・岡村・杉山・内海らと「島村会」を作っていた。 |
「見送って」 |
吉岡 久雄(ヨシオカヒサオ) |
秀夫 |
不動産ブローカー。51歳。吉野正子から事件現場で目撃されるが、年齢が違いすぎる。
吉野正子は間違いないと証言する。 |
「失踪」 |
山本 秀夫(ヤマモトヒデオ) |
英己 |
B銀行の常務。四十二歳、先代がB銀行創立の苦労者。切れ者の副頭取に取って代わろうとしている。
腹心を重要ポストに就けている。沖野一郎もその一人。
沖野の女だった奈美を強引に自分のモノにする。徹底した悪人ぶりを発揮する。 |
「寒流」 |
桑原 英己(クワハラヒデキ) |
博助 |
私立探偵事務所の社員。沖野一郎の依頼を受け、桑山英己と前川奈美の密会を調べ沖野に報告する。
沖野は、伊牟田の報告を元に桑山を追い落とそうとする。
話の途中までには胡散臭い役回りで、沖野を裏切っているように見える。 |
「寒流」 |
伊牟田 博助(イムタヒロスケ) |
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