| け(名前) |
人物像 |
作品名 |
| 慶太郎 |
塩野慶太郎。本名、河合義男。
塩野泰治の養子。篠村博子の従姉の亭主 |
「二冊の同じ本」 |
| 塩野 慶太郎(シオノケイタロウ) |
| 慶子 |
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弘吉と再婚。前夫(直井祐介)はニューヨークで死亡。
慶子が25歳の年の七月半ば |
「箱根初詣で」 |
| 慶子(ケイコ) |
| 景子 |
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博多でバー勤め、下坂と結婚する。気の強い女 |
「渡された場面」 |
| 景子(ケイコ) |
| 健一 |
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6歳。小磯泰子の子 |
「潜在光景」 |
| 小磯 健一(コイソケンイチ) |
| 源八 |
三十一、二の男。才覚で「山椒魚」をだしに一儲けする。
腕っぷしも立つ男。 |
「山椒魚」 |
| 源八(ゲンパチ) |
| 玄了 |
願人坊主(がんにんぼうず)。登場人物の中で唯一救われる。 |
「山椒魚」 |
| 玄了(ゲンリョウ) |
| 源兵衛 |
瑠美の幼なじみ。縫之助とは同じ添番。妻を亡くす。
瑠美に気があるのか?伊田の屋敷の近所に住む。 |
「疑惑」(時代物) |
| 源兵衛(浜村源兵衛)(ゲンベイ) |
| 桂昌院 |
家光の子、綱吉(徳松)の母。お玉、八百屋の娘。大奥に入り秋野を名乗る。
家光没後桂昌院を名乗る(お玉、秋野)。徳松(綱吉)が元服後も後見人。
権勢を振るう。
家光の妻。綱吉の母。詮応大僧正の忠告にも耳を貸さず、ご政道の御心と一喝する。 |
「献妻」「予言僧」 |
| 桂昌院(ケイショウイン) |
| 桂昌院 |
家光の妻。綱吉の母。詮応大僧正の忠告にも耳を貸さず、ご政道の御心と一喝する。 |
「献妻」「予言僧」 |
| 桂昌院(ケイショウイン) |
| 健次 |
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青酸カリで服毒自殺をする。去に窃盗、恐喝、暴行の逮捕歴。
とても自殺をするような青年ではない。三億円事件の犯人か? |
「小説 3億円事件」 |
| 浜野 健次(ハマノケンジ) |
| 謙 |
私。この小説の案内人。 |
「高校殺人事件」 |
| 羽島 謙(ハジマケン) |
| 恵助 |
波濤会を創設 |
「紙碑」 |
篠原 恵助(シノハラケイスケ)
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| 源太 |
波津良太の元部下。銀座の小さな会社の嘱託。
課長だった為「社人会」に参加できず |
「いきものの殻」 |
| 滝村 源太(タキムラゲンタ) |
| 憲一 |
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××省の汚職事件の関係者。課長補佐。
お時さんとの心中に見せかけられ殺される。菅原泰造=旅館で使う佐山の偽名 |
「点と線」 |
| 佐山 憲一(サヤマケンイチ) |
| 謙一 |
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和賀英良に殺される。元駐在所の巡査。女房の名はフミ |
「砂の器」 |
| 三木 謙一(ミキケンイチ) |
| 玄堂 |
本名藤次郎。作家。頭は禿げている、短く刈っていた。
禅寺の僧侶だったと言う |
「理外の理」 |
| 須貝 玄堂(スガイゲンドウ) |
| 健作 |
自称共産党員。田杉の昔の活動家仲間。なぜかフルネームで登場。 |
「発作」 |
| 繁村 健作(シゲムラケンサク) |
| 源市 |
芦尾屋の主人。無理心中放火事件の犯人とされる。 |
「日光中宮司事件」 |
| 芦尾 源市(アシオゲンイチ) |
| 憲一 |
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36歳。板根禎子と見合い結婚をする。A広告社の北陸地方の出張所の主任。 結婚を契機に東京暮らしの予定。 金沢で20日間、10日間は東京の生活をしているが、 金沢では別の顔(曽根益三郎)を持って生活をしていた。内縁の妻は田沼久子 |
「ゼロの焦点」 |
| 鵜原 憲一(ウハラケンイチ) |
| 健策 |
父は宇美辰丸の船員。月刊「草枕」の編集長になったのは、天地社の社長の引きによる。 が、宇美辰丸の船主とは知らない。 |
「Dの複合」 |
| 武田 健策(タケダケンサク) |
| 健一 |
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白石忠助は養父。月刊「草枕」の読者で、伊瀬に手紙を送る。館山駅で伊瀬に会う。 |
「Dの複合」 |
| 二宮 健一(ニノミヤケンイチ) |
| 健吉 |
舟坂英明の従弟で手下。金融ブローカーとしてパクり事件の主役(堀口次郎)。
レッドムーンのバーテンで競馬好き(山本一男)
上崎絵津子(本名:黒池幸子)の兄(本名:黒池健吉)田丸利一を拳銃で殺害。 |
「眼の壁」 |
黒池 健吉(クロイケケンキチ)
堀口次郎、山本一男を名乗る |
| 健次 |
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銀座のバー「海草」のママの弟。 河野径子の経営するレストラン「みなせ」の給仕頭で、径子とも関係があった。 |
「霧の旗」 |
| 杉浦 健次(スギウラケンジ) |
| 啓一 |
二十六,二十七の青年。論想社の編集部に所属。論想社。密かに桐子に愛情を感じる。 老女殺し事件を調べる。 |
「霧の旗」 |
| 阿部 啓一(アベケイイチ) |
| 謙考 |
東京のやり手弁護士。家族の反対で球磨子の共同弁護人を断る。 |
「疑惑」 |
| 岡村 謙孝(オカムラケンコウ) |
| 健治 |
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白い丸顔の男、剽軽者の男。交換台の保全係で男禁制の交換台に出入りしていた。
背が高い(当時として、175センチ) |
「年下の男」 |
| 星村 健治(ホシムラケンジ) |
| 恵子 |
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新宿のバアの女。亭主持ちだが、魚住課長の誘いに乗って九州旅行に出かける。何者かに殺される。 |
「不在宴会」 |
| 恵子(ケイコ) |
| 源次(吉次) |
二十五歳。牢に入りながら助けを得て脱獄。女にやさしいせいかもてる。お蝶にお秋。 |
「逃亡」(原題:江戸秘紋) |
| 源次(吉次)(ゲンジ・ヨシジ) |
| 恵之輔 |
玖村の恩師。古代史が専門の元大学教授。戦後追放される。
大学へ復帰。56,7歳 |
「カルネアデスの舟板」 |
| 大鶴 恵之輔(オオツルケイノスケ) |
| 顕一郎 |
中立国の公使館員、一等書記官。妻子を捨て、終戦工作に関与する。伊東忠介に命を狙われる。
ロベール・ヴァンネード、妻は、エレーヌ。 |
「球形の荒野」 |
| 野上 顕一郎(ノガミケンイチロウ) |
| 源三郎 |
中立国の公使館員、書記生。野上顕一郎の部下で共に行動する。野上の帰国の手助けをする?。
不幸な戦後を過ごすが、筋金入りの男。
●偽名=筒井源三郎 |
「球形の荒野」 |
| 筒井 源三郎(ツツイゲンザブロウ) |
| 玄吉 |
中央でも中堅作家として活躍している。有田がリーダーで、同人誌の『陽海文学』を発酵している。
運営は、地元同人である文学仲間に任せている。 |
「再春」 |
| 有田 玄吉(アリタゲンキチ) |
| 健亮 |
黒井利一の実父? 刀剣の専門家。工学博士。鉄鉱の調査のため全国を旅している。
島根県屋神村にも滞在したことがあるり、須地国子と接点がある。 |
「暗線」 |
| 三浦 健亮(ミウラケンスケ・ケンリョウ) |
| 健爾 |
三浦健亮の子、健庸の父。三浦家の中ではさしたる実績も無い。 |
「暗線」 |
| 三浦 健爾(ミウラケンジ) |
| 健爾 |
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三浦健亮の孫。健爾の子。古代染色の権威。祖父の健亮によく似ている。
大学教授。「ケンヨウ」と読むのか? |
「暗線」 |
| 三浦 健爾(ミウラケンヨウ) |
| 謙吉 |
安積家の分家の当主。六十九歳。父(利一)より一つ上、父の従兄。国子の弟が父だと考えられる。 |
「暗線」 |
| 安積 謙吉(アサカケンキチ) |
| 謙吉 |
峯太郎の養父。カネと夫婦。米子の出で、夫婦で下関の壇ノ浦で餅屋を開く。下関で死亡? |
「骨壺の風景」 |
| 松本 謙吉(マツモトケンキチ) |
| 源作 |
末永甚吉に殺人お疑いを掛けられる。甚吉は後妻だった末永セイの連れ子である。
源作は次々と小金のある女を後妻に迎え余り評判の良くない男だった。
甚吉の告発にも狂人の言うことなど聞けないと、殆ど無視をしていた。
甚吉の告発通り家の床下を掘らせるが何も出てこない。
勝ち誇ろ源作に住民も納得せざるを得ない。蜜柑畑を持ちそれで生活しているようだ。
今は、村岡とも子と生活をしている。 |
「犯罪広告」 |
| 池浦 源作(イケウラゲンサク) |
| 慶太郎 |
松山の洋品店の主人。美奈子の再婚相手。
美奈子が浮気をしているとは全く気がついていない。行方不明の美奈子の捜索願を出す。 |
「内海の輪」 |
| 西田 慶太郎(ニシダケイタロウ) |
| 警部補 |
山口教授が投稿した、総合雑誌の短文を読み興味を惹かれる。
美奈子の元夫が江村寿夫で、短文に登場する、江村宗三の関係を調べて、美奈子との関係を知ることになる。 |
「内海の輪」 |
| 橋本警部補(ハシモトケイブホ) |
| 謙一 |
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若葉学園の専務理事。保子との夫婦関係は絶望的、息子との関係にも手を焼く。加寿子は謙一の愛人。
ルミ子とも関係が出来る。ルミ子は、京都旅行中に交通事故に遭い死亡する。
謙一もタクシー乗車中に、思わぬ交通事故で入院することになる。
理事長になる野望のため陰謀を張り巡らす。結局裏切りに合い、彼の周りには誰も居なくなる。 |
「混声の森」 |
| 石井 謙一(イシイケンイチ) |
| 健ちゃん |
杉山りえ子の弟として登場するが、りえ子の男。りえ子と共謀して吉太郎を殺す。
健ちゃんと呼ばれるが、明確な名前がない。 |
「坂道の家」 |
| 健ちゃん(山口(ケンチャン・ヤマグチ) |
| 警部補 |
主任警部補。吉太郎の死亡を担当する。
りえ子も吉太郎の女房も遺体を引き取らないので困っていた。 |
「坂道の家」 |
| 警部補(ケイブホ) |
| 刑事 |
主任警部補。吉太郎の死亡を担当する。
りえ子も吉太郎の女房も遺体を引き取らないので困っていた。 |
「坂道の家」 |
| 刑事(河崎)(ケイジ/カワサキ) |
| 謙治 |
土建会社の社長。おそらく桑山の依頼だろうが、暴力団風の山本組を使って沖野一郎を脅す。 |
「寒流」 |
| 久保田 謙治(クボタケンジ) |
| 圭太郎 |
弁護士。新谷すみ子は愛人。政界や官庁に顔のきく人物。自殺した草刈雄造の第一発見者。 |
「濁った陽」 |
| 西原 圭太郎(ニシハラケイタロウ) |
| 謙三郎 |
公団の職員。肥った男。草刈雄造が自殺した旅館で、西原の愛人と共に花札をしていた。
西原の共犯者と思われる。 |
「濁った陽」 |
| 多賀 謙三郎(タガケンザブロウ) |
| 謙吉 |
畑中利夫の友人の弟。某私大の文学部の助手。畑中に代わり「釈正心童子」の墓を調査する。 |
「削除の復元」 |
| 白根 謙吉(シラネケンキチ) |
| 慶太郎 |
木下家の長男だが、母親に頭が上がらず言うがママで、長男の平吉を養子に出すことになる。 |
「夜が怕い」 |
| 木下 慶太郎(ニシダケイタロウ) |
| 憲吉 |
A銀行、ダブリンの支店長。四十二歳独身。父の婚外子らしい、妹の杉子と共に認知されていた。
かなりの財産を得ていた。妹の世話をしながらの独身 |
「呪術の渦巻き文様」 |
| 小村 憲吉(コムラケンキチ) |
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