ページの最後

「12」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察


同名の名前が増えた場合は追記として登録。
------------------------------------
その名は
慶子・景子・恵子」
(ケイコ)

●慶子
箱根初詣で

慶子 弘吉と再婚。前夫(直井祐介)はニューヨークで死亡。
慶子が25歳の年の七月半ば
慶子(ケイコ)


●景子
渡された場面

景子 博多でバー勤め、下坂と結婚する。気の強い女
笠原 幸子(カサハラユキコ/サチコ)


●惠子
追加(2021年04月21日)----------------------

不在宴会

恵子 新宿のバアの女。亭主持ちだが、魚住課長の誘いに乗って九州旅行に出かける。何者かに殺される。
恵子(ケイコ)


追加(2022年01月21日)----------------------

駅路
恵子 小塚貞一の広島支店時代の愛人。小塚の定年後を二人で暮らす約束が出来ている。
日陰の女としての暮らしから、抜けだし幸せを夢見ていたが、急死する。
福村 恵子(フクムラケイコ)



■□■□■□■□■□ まだ紹介作品に取り上げていない(2020年7月21日現在) ■□■□■□■□■□

落差(景子)
景子 歴史学者細貝忠夫の妻、細貝の死後、島地章吾の愛人になる。
景子(ケイコ)

冷遇の資格(敬子)
敬子 バーのマダム、フランスパンを好む。フランスパンで撲殺される)
敬子(ケイコ)


■□■□■□ 蛇足の○恵子 ■□■□【須恵子と田恵子】
(恵子にあらず、スエコとタエコ)

●「水の肌」須恵子(資産家の娘)

●「春の血」田恵子(病院長の夫人。閉経期の女性の心理を描く)

-------------------------------------------------------------

『ケイコ』の漢字は、「慶子」・「景子」で、「恵子」がありそうでない。(紹介作品の数が少ないのか?/「不在宴会」で登場)

作品が書かれたのは、
「慶子」(箱根初詣で):1979年(昭和54年)1月号(小説新潮)
「景子」(渡された場面):1976年(昭和51年)1月1日号~7月15日号(週刊新潮)

それぞれの「ケイコ」は、脇役と言った感じで、登場する。
1950年代から1960年代の初めに、女性の名前で『恵子』がトップになっている。

『恵子』が、登場しないのは一ひねりしたのだろうか?
※「不在宴会」で登場。1967年の作品

2020年07月21日記※2021年03月21日追記


●福村恵子
駅路」:13000文字(「サンデー毎日」1960年(昭和35年)8月7日号)/やはり、時節柄?「恵子」は、ポピュラーな名前として登場。
福村恵子の従妹。福村恵子に送金される金に目がくらんだか、情夫と小塚貞一を殺す。結果として強かな女。

2022年01月21日追記


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 登場人物【女性の名前】50音検索ギャラリー


ページのTOP