松本清張(1029)_紙碑

題名 紙碑
読み シヒ
原題/改題/副題/備考  
本の題名 途上 松本清張初文庫化作品集B【蔵書No0209】
出版社 (株)双葉社
本のサイズ 文庫(双葉文庫)
初版&購入版.年月日 2006/02/20●初版
価格 548(522+26)
発表雑誌/発表場所 「小説新潮」
作品発表 年月日 1987年(昭和62年)5月
コードNo 19870500-00000000
書き出し A社から「現代日本美術大辞典」が出る。来年の昭和五十一年春という。全三巻で、目下編集中という。広子はこの話を唐沢未亡人の手紙で知った。夫の留守にきたその手紙は焼いた。広子は十五年前に死んだ画家、重田正人の妻だった。重田の死は四十六歳、広子が三十六歳のときであった。七年経って勧める人があり、子のいない広子は北野孝平と再婚した。北野は都立高校の教頭だった。広子とは七つ違いである。北野も三年前に妻と死別していた。彼にも子はなかった。北野は広子の前夫が画家なのをもちろん知っている。広子は北野といっしょになる前、彼と話した。−−重田正人さんのお名前、うかつですが、ぼくははじめてうかがいます。ぼくは高校教師で、教科は数学一本槍なので、芸術とか画壇とかはまったく昏いのですが。
作品分類 小説(短編) 22P×430=9460
検索キーワード 画家・再婚・日本美術大辞典・記念碑・未亡人・教頭・校長・教育委員会・編集部・波濤会