い(名前) |
人物像 |
作品名 |
市太郎 |
百二十石馬回り役、主君のお供で出府 |
「疵」 |
西本 市太郎(ニシモトイチタロウ) |
一心 |
贋札つくりの提案者。過労で志半ばで死去。元勘定奉行。
今は隠居。六十に近い老人 |
「贋札つくり」 |
山本 一心(ヤマモトイッシン) |
市之助 |
伊勢の映画館館主。福島県出身。田所重喜の支持者 |
「砂の器」 |
田所 市之介(タドコロイチノスケ) |
市之助 |
おとなしい性格で、酒は飲むが深酒でもなく先祖譲りの田を守り、借金もない。女遊びもしない。殺される。 |
「家紋」 |
生田 市之助(イクタイチノスケ) |
一郎 |
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中央官庁の課長。宴会三昧の視察で九州一円を回る。
最期の北九州での宴会を断る、女と温泉地で待ち合わせ、女の遺体を発見。 |
「不在宴会」 |
魚住 一郎(ウオズミイチロウ) |
伊助 |
米問屋伊勢屋の番頭。 |
「女義太夫」 |
伊助(イスケ) |
亥助 |
備前屋の手代。主人の庄兵衛に認められ、一人娘の婿になる事を皆に披露される。
しかし、お露と岩吉の仲には気づいている。備中高梁の在、清七の後輩 |
「蔵の中」 |
亥助(イスケ) |
岩吉 |
備前屋の手代。お露と出来ている。いつも蔵の中で逢い引きをしていた。蔵の鍵は岩吉が保管。 |
「蔵の中」 |
岩吉(イワキチ) |
一郎 |
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板倉彰英の腹心であり忠臣。板倉のために、多くの殺人事件に手を染める。
最後は崎津弘吉との対決になり、坑道に没する。がっちりとした体格で、三十前後、色が黒い。 |
「考える葉」 |
杉田 一郎(スギタイチロウ) |
猪太郎 |
杉山良吉の父。故郷を出奔して諸国で放浪、東北の地で亡くなる。
良吉が、重市の孫と、杉山秀に自己紹介するので、猪太郎の父が重市だろう。
故郷にに帰ることを夢見ながら実現せず放浪の果てに東北のE待ちで死亡。 |
「田舎医師」 |
杉山 猪太郎(スギヤマイノタロウ) |
岩男 |
竹下スエが駆け込んだ弁護士。竹下スエの話から事件性を感じ取り、捜査一課へ持ち込む |
「失踪」 |
栗田 武一(クリタブイチ) |
一郎 |
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B銀行の支店長。取引関係の割烹料理店の女将とできている。桑山常務の引き立てもあり出世街道に乗っている。
桑山に女を寝取られる。探偵社に探らせた、常務のスキャンダルを総会屋に持ち込むが、裏切られる。
身を賭して復讐に燃える。 |
「寒流」 |
沖野 一郎(オキノイチロウ) |
一郎 |
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入院患者、四十二歳出版業を名乗っているが、実は、隣室の金子京太を見張っている刑事だった。
私として話を進めていく。 |
「草」 |
沼田 一郎(ヌマタイチロウ) |
郁夫 |
セノオイクオ。広い額と濃い眉。顎が尖っている。三六七歳。上田正夫と高校が同じ。
西脇満太郎とも友人関係。翻訳家兼評論家。売り出し中だがそれほどの実績は無い。
女癖も悪く軽薄な男。 |
「黒い樹海」 |
妹尾 郁夫(セノオイクオ) |
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