▼ページの最後▼
「男_13」
清張作品に登場する
男の名前に関する考察
同名の名前が増えた場合は追記として登録。
------------------------------------
その名は
「一郎」
(イチロウ)
●一郎 「不在宴会」
「考える葉」
「寒流」
「一郎」は、平凡な名前で、「二郎」・「三郎」とそれぞれ登場している。 「二郎・次郎」で一度俎上に載せている。その時は「三郎」はなかったが、「万葉翡翠」で登場。 「考える葉」の杉田一郎は、脇役で、主役級の社長の手下。忠義面で悪事に身を沈める小悪党、坑道で埋没して死亡する。 「不在宴会」・「寒流」の一郎は、似たような立場の男として描かれているが、内容的にはかなり違う。 登場する一郎は、無残な最後ではなく、少し救いがあるがとても同情できる人物では無い。 自業自得的な結末とも言えるが、そう単純でも無い。 2024年11月21日 |
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■