松本清張_隠花の飾り(改題) 第一話 足袋

(原題=清張短編新集)

題名 隠花の飾り 第一話 足袋
読み インカノカザリ ダイ01ワ タビ
原題/改題/副題/備考 【清張短編新集】第一話として発表
シリーズ名=隠花の飾り
(原題=清張短編新集) 
●全11話=隠花の飾り(11話)
 1.足袋
 2.狗(改題=愛犬)
 3.
北の火箭
 4.
見送って
 5.
誤訳
 6.
百円硬貨
 7.
お手玉
 8.
記念に
 9.
箱根初詣で
10.
再春
11.
遺墨
● .
あとがき
本の題名 隠花の飾り【蔵書No0150】
出版社 (株)新潮社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1979/12/05●初版
価格 800
発表雑誌/発表場所 「小説新潮」
作品発表 年月日 1978年(昭和53年)1月号
コードNo 19780100-00000000
書き出し 津田京子は、某流の謡曲の師匠であった。大久保のマンションに居る。弟子をとって謡や仕舞いを教えていた。女弟子が多いが、男弟子もあった。弟子たちはほとんど初心者のころから習っているが、四年も五年もつづけているものも少なくなかった。京子は一週間に三回、午後と夜に稽古時間をつくっている。昼間はおもに女弟子、夜は勤め人や商店主の男弟子であった。三十八歳の、面長な、上背のある女だった。稽古の時間はもちろん和服だが、洋装も似合った。弟子に稽古をする以外週一回は、自分自身のために師匠の水野孝輔の稽古を受けに田園調布の家に行く。水野孝輔は家元に次ぐ某流の幹部で、六十三歳になる。彼女は二十年前に入門し、師匠の許可を得て七年前に初心者をおもに弟子をとるようになった。村井英男は四十二歳になる。ある商事会社の総務部長であった。三年前、その会社の女子社員たちのあいだに謡の同好会がつくられ、当時厚生部長だった彼が世話焼きをした。
作品分類 小説(短編/シリーズ) 16P×580=9280
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