お(名前) |
人物像 |
他の読み |
作品名 |
オシノ |
木谷の愛人。木谷を裏切る |
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「告訴せず」 |
お篠 |
オオイ ヨシタ |
木谷に選挙資金を持ち逃げされる保守党代議士 |
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「告訴せず」 |
大井 芳太 |
オオバロウジン |
大場平太郎。「仲買店」で木谷と知り合う。
保守党の旧い院外団的な残党 |
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「告訴せず」 |
大場老人 |
大オオバ ヘイタロウ |
大場老人。「仲買店」で木谷と知り合う。
保守党の旧い院外団的な残党 |
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「告訴せず」 |
大場 平太郎 |
オオバ ヘイスケ |
大場平太郎の息子。お篠と組んで木谷の金をせしめる。 |
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「告訴せず」 |
大場 平助 |
オキク |
笠間宗平の叔母。十五,六で宗平の子守をする。
生きていれば七十前後? |
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「流れの中に」 |
おきく |
オトワ |
香月弥右衛門の妻。家持ち女。
戸村兵馬も日頃から好意を持っていない |
「か」・「こ」 |
「怖妻の棺」 |
おとわ |
オミヨ |
香月弥右衛門の囲い女。親切で気だてがよい両国の茶屋女 |
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「怖妻の棺」 |
おみよ |
オカジマ ヒサオ |
須村さと子に結婚を申し込む。ダム工事現場で働く技師 |
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「一年半待て」 |
岡島 久男 |
オカン |
辰太の母。平吉の妻。良くできた妻で、几帳面な性格。
あまりに良くできた妻。 |
「し」 |
「恩誼の紐」 |
おかん |
オクサン |
船乗り(船長)の妻。辰太に殺される。 |
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「恩誼の紐」 |
奥さん |
オオツル
ケイノスケ |
玖村の恩師。古代史が専門の元大学教授。戦後追放される。
大学へ復帰。56,7歳 |
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「カルネアデスの舟板」 |
大鶴 恵之輔 |
オオツキ
リュウジ |
ニュヨーク支店員。直井、近藤、河上の案内役、一人助かる。 |
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「箱根初詣で」 |
大槻 隆二 |
オゼキ ヒサオ(コセキ) |
主人公。助教授。折戸二郎の同僚。何故か女に縁のない男。
独身、34歳 |
「こ」 |
「葦の浮船」 |
小関 久雄 |
オリト ジロウ |
助教授。小関久雄の同僚、後に教授になる。好色漢。
学問では優秀な男。36歳 |
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「葦の浮船」 |
折戸 二郎 |
オリトジロウノツマ |
折戸の妻。夫に不満を持ちつつもその出世に満足している。
小関に縁談を勧める。 |
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「葦の浮船」 |
折戸二郎の妻 |
オガワ
アイシロウ |
藩権大参事。三十にも満たないで親の重職を継ぐ。
山本の贋札つくりの進言を承知 |
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「贋札つくり」 |
小河 愛四郎 |
オオマ |
元藩医で今は町医者。病気の新蔵を診る。
矢野に新蔵を家に帰すように進言する。 |
「た」 |
「贋札つくり」 |
大麻 |
オトキサン |
料亭「小雪」の女中。安田辰郎の愛人、妻亮子公認?。
本名桑山秀子。旅館での偽名=菅原雪子 |
「く」・「す」 |
「点と線」 |
お時さん |
オオムラ タイチ |
当代の碩学。もと大学の学長、古いリベラリスト。
和賀のフィアンセの親戚 |
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「砂の器」 |
大村 泰一 |
オユキサン |
今西栄太郎の妹。川口に住んでいる。
小さなアパートを持っている。お雪さん |
「い」・「ゆ」 |
「砂の器」 |
お雪さん(雪/妹) |
オニヅカ クマコ |
身長172cm、体重61kgのグラマー。
白川福太郎と結婚。前科を秋谷によって暴かれる。 |
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「疑惑」 (原題= 昇る足音) |
鬼塚 球磨子 |
オカム カネタカ |
東京のやり手弁護士。家族の反対で球磨子の共同弁護人を断る。 |
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「疑惑」 (原題= 昇る足音) |
岡村 謙孝 |
オオクマ タツキチ(オオスミ)
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『帝都交通新聞』社長大隈達吉(52歳) |
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「時間の習俗」 |
大隈 達吉 |
オアキ |
卯助の娘。おっかさんは十ぐらいに死んだ。働き者で器量よし。 |
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「左の腕」 |
おあき |
オウメ |
皐月屋の女中。奉公に来て三年、22歳。与助と夫婦になる。
好色な女 |
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「虎」 |
お梅 |
オスミ |
旅籠のおかみの姪。与助(庄吉)の女房になる。 |
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「虎」 |
お澄 |
オカダケイブホ |
下仁田署の警部補。
加部巡査からの電話で天野夫婦を下仁田署へ連行させる。 |
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「肉鍋を食う女」 |
岡田警部補 |
オミヨ |
仙太の女房になる水くみ女。ひたむきに仙太に尽くす。
情熱的な女。 |
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「いびき」 |
おみよ |
オバタノセンタ |
小幡の仙太。六尺近い大男で、二十八の壮齢である。
力も強ければ度胸もある。 |
「せ」 |
「いびき」 |
小幡の仙太 |
オカミ |
三十過ぎの大年増。かねをつけた鳥のように真っ黒い歯。 |
「し」 |
「白梅の香」 |
女将(芝居茶屋の女将) |
オトコ |
九州は別府温泉から駆け落ち。30過ぎ、妻子持ち。
ホテルのフロントマン |
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「お手玉」 |
男 |
オカムラ
ショウイチ |
ずんぐりした男、三十五、六歳くらいの赭ら顔。
密告、逃亡後、社長として復活。 |
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「黒い福音」 |
岡村 正一 |
オデラ コウジ |
作家、39歳。心筋梗塞で死亡。
千鳥旅館に逗留、四国にも取材旅行 |
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「渡された場面」 |
小寺 康司 |
オチ タツオ |
A県警捜査一課警部補 |
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「渡された場面」 |
越智 達雄 |
オタネ |
薬屋の女房。訳ありのようで、亭主は中風。
吉原か品川あたりの女郎?。三十過ぎ。 |
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「山椒魚」 |
お種 |
オタネノテイシュ |
薬屋。女房はお種。中風で床に就いている。 |
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「山椒魚」 |
お種の亭主 |
オカミ |
日本橋馬喰町の旅籠屋常磐屋のおかみ。
源八に銭を掴まされ言うことを聞く。 |
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「山椒魚」 |
おかみ |
オソメ |
才次郎の亡兄の妻。五十七歳、才次郎が引き取る。
普通の老婆。桃世と不仲。 |
「い」 |
「典雅な姉弟」 |
お染(生駒お染) |
オオツカ ハナ |
酌婦。頭から手拭いをだらりとかぶっていた。着物は派手な縞の銘仙。
二十四、五歳 |
「わ」 |
「天城越え」 |
大塚 ハナ
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オオツカ タイチ |
鳥寄せの名人。昔、「天勝一座」についてフランスに渡ったらしい。年は60近い。 |
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「剥製」 |
大塚 太一 |
オミヨノカタ |
将軍家斉の寵愛を受ける。養父中野碩翁の後ろ盾になる。 |
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「鬼火の町」 |
お美代の方 |
オデンノカタ |
綱吉の愛妾。実兄が堀田将監。黒鍬組という低い士分の家の娘 |
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「栄落不測」 |
お伝の方 |
オタマ |
家光の子、綱吉(徳松)の母。お玉、八百屋の娘。大奥に入り秋野を名乗る。
家光没後桂昌院を名乗る(お玉、秋野)。徳松(綱吉)が元服後も後見人。
権勢を振るう。 |
「あ」・「け」 |
「予言僧」 |
お玉(秋野)(桂昌院) |
オカミ |
料理屋”竹卯”の女将。手慰みの場所を提供する。が、賊に押し入られる。
吉兵衛の活躍に、楽な仕事で竹卯で働くことを進める。 |
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「くるま宿」 |
女将 |
オオクボ トシミチ |
江藤新平の政敵初代内務卿。
佐賀の乱が勃発すると、ただちに自ら鎮台兵を率いて遠征、瓦解させる。 |
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「梟示抄」 |
大久保 利通 |
オジ |
健次の義兄の伯父。元警察官僚。警備会社の社長。3億円事件の黒幕的存在か? |
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「小説 3億円事件」 |
伯父 |
オオツカ キンゾウ |
弁護士。52歳。丸の内二丁目に事務所を構える、日本でも指折りの有名な弁護士。
河野径子は愛人。
桐子から兄の弁護依頼を断る。桐子の復讐によってすべてを失う。 |
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「霧の旗」 |
大塚 欽三 |
オクムラ |
大塚弁護士事務所の事務員。
金のない柳田桐子の依頼を暗に断るように大塚に取り次ぐ。 |
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「霧の旗」 |
奥村 |
オオクラ ゴヘイ |
鼓を打つ男。やせてはいるが筋骨逞しい。
【小町鼓】で、北山弁護士殺害の疑いを掛けられる。
妙子の策略にのり殺人現場に乗り込む。 |
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「土偶玩具」 「小町鼓」 |
大蔵 伍平 |
オオイシ テツジ |
雑貨商。二十年も前に金邑に来て、財を成す。成功者。
倉田八重子を妾にしている。五十近い九州訛りのある男。 |
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「走路」 |
大石 哲次 |
オオタ ケンイチ |
花岡組の溶接工。宮原次郎の先輩。 |
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「消滅」 |
太田 健一 |
オオヌマ オトイチ |
米子の地主。六十三歳。谷原は工場誘致の話聞く。
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「数の風景」 |
大沼 乙一 |
オオヌマ ケンイチ |
電量会社の松江支店長。でっぷりとした体格、押し出しがいい。
耳のあたりに白いものがまじっている。 |
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「数の風景」 |
大沼 賢一 |
オカミサン |
食料品店のおかみさん。
食料品店の電話は、小谷家への呼び出し電話として使われている。2回呼び出しに行っている。 |
「し」 |
「声」 |
おかみさん(食料品店のおかみさん) |
オキムラ キロク |
日本△△共同連合会理事長。
公金600万円を横領して政治工作資金として、××省前局長、現××党代議士岡村亮三へ贈賄 |
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「ある小官僚の抹殺」 |
沖村 喜六 |
オカムラ リョウゾウ |
代議士。沖村喜六から賄賂を受け取る。 |
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「ある小官僚の抹殺」 |
岡村 亮三 |
オヤマダ アキラ |
紅玉タクシーの運転手。31歳。業務中交通死亡事故を起こす。
懲役3年の実刑。死亡事故は仕組まれた事故だった。 |
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「交通事故死亡1名」 |
小山田 晃 |
オフサ |
市之助、美奈子夫婦の隣人で庄作の女房。雪代をかわいがっていた。
事件当時雪代を預かったので雪代が殺されなかった。 |
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「家紋」 |
お房 |
オオイシ カツコ |
ある新聞社の電話交換手。三十五歳。十人並みの器量だが、髪と眉が薄かった。背が低い。
職場の女ボス。年下の男が出来る(星村)。 |
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「年下の男名」 |
大石 加津子 |
オバ |
「私」から見ての叔母(母の妹)。夫は警察官、朝鮮に単身赴任か。
義兄と関係を持つようになる。痴話げんかの果てか大怪我をさせられる。焼死に見せかけての殺害か? |
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「入江の記憶」 |
叔母 |
ジカン |
岡村局長の上司。上司ではあるが、実力大臣の覚えめでたい岡村局長に頭が上がらない。
岡村局長から見て無能な役人だった。 |
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「中央流沙」 |
次官 |
オクマ |
四十八歳。大黒屋の雇われ女。留五郎嫌い、持ち前の気丈夫さで、留五郎に渡り合う。 |
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「大黒屋」 |
おくま |
オフデ |
木更津の漁師の娘だが、利右衛門に見初められ後妻に行く。
漁師の娘にしてはいい女で、江戸者は小股の切れ上がった女と評判
大山詣でで袋物屋の息子、久太郎といい仲になる。
大山詣でに同行した番頭の兵助に露見して、兵助の意のままにされる。淫奔な女。 |
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「大山詣で」 |
おふで |
オチョウ |
錺職人の一人娘。伝兵衛が親父、伝助は兄。源氏に惚れて道行きとなるが、岡っ引きの梅三郎に知られて脅され言うなりになってしまう。 騙されたことを知り隅田川に身を投げる。 |
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「逃亡」 (原題:江戸秘紋) |
お蝶 |
オヨネ・オセン |
もとは科人の女房。梅三郎の口車に乗って夫が島流しの間に梅三郎になびく。
湯島天神下に料理屋「松葉屋」を開く。女中にお八恵・お秋そしてお蝶が加わる。
加賀屋敷の侍、石川がよく利用する。 |
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「逃亡」 (原題:江戸秘紋) |
お米(お仙) |
オアキ |
「松葉屋」の女中。加賀屋の六右衛門の世話のため派遣され、そこで源次と知り合う。
源次がどこまで本気か分からないが女房にすると云い、加賀屋を探らせる。お秋は本気で源次に尽くす。 |
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「逃亡」 (原題:江戸秘紋) |
お秋 |
オヤエ |
お秋、お蝶の同僚。「松葉屋」女中 |
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「逃亡」 (原題:江戸秘紋) |
お八重 |
オザワ ガンエモン |
留守居役に化けた札差。稲葉美濃守家来 |
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「三人の留守居役」 |
小沢 元右衛門 |
オツユ |
庄兵衛夫婦の一人娘。手代の岩吉と出来ている。
親からは婿として亥助と祝言を挙げるように言われている。
それでも岩吉と蔵の中で密会をしていた。十九歳。 |
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「蔵の中」 |
お露 |
オアキ |
備前屋では最年長の女中。奉公して五年になる。台所回りをしている。 |
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「蔵の中」 |
お秋 |
オウメ |
巴之助の付き人。巴之助に尽くす付き人。
巴之助が、重兵衛との座敷で酒に酔ったとは言え罵詈雑言の悪態、離れていく。 |
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「女義太夫」 |
お梅 |
オアキ |
巴之助の付き人 |
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「女義太夫」 |
お秋 |
オユキ |
巴之助の付き人 |
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「女義太夫」 |
お雪 |
オクメ |
巴之助の家の小女 |
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「女義太夫」 |
お粂 |
オカノ シンイチ |
国威復権会の会長 |
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「球形の荒野」 |
岡野 晋一 |
オヨネ |
「筒井屋」旅館の 女中。「筒井屋」旅館の主人は筒井源三郎(本名=門田源一郎) |
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「球形の荒野」 |
およね |
オフサ |
「筒井屋」旅館の 女中。「筒井屋」旅館の主人は筒井源三郎(本名=門田源一郎) |
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「球形の荒野」 |
おふさ |
オガワケイブ |
崎津弘吉が、 ルイス・ムチル殺害の容疑者で捕まった時の取り調べ担当。
後に無罪放免となった崎津弘吉を目に掛けて助ける。 |
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「考える葉」 |
小川警部 |
オオニワ ショウジ |
34歳。多恵子と結婚して六年になる。多恵子の不貞を疑う。相手は、同僚の片倉政太郎と確信する。
多恵子と不倫相手に決定的な打撃を与える方法で復習する。しかし復讐の標的は間違っていた。 |
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「確証」 |
大庭 章二 |
オオニワ タエコ |
27歳、美人では無いが愛嬌がある。世間的には円満な夫婦。世話女房。結果から、奔放な女とも言える。 |
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「確証」 |
大庭 多恵子 |
オオツキ ショウゴ |
杉山俊郎の往診患者。吐血をして、杉山俊郎の診察を受ける。 |
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「田舎医師」 |
大槻 正吾 |
オミヨサン |
割烹料理店「初音」のレジ係。入店のときは、27歳。
色白でふっくらした顔立ち、大き眼、唇が厚いのが難だったが、笑うと八重歯がこぼれて愛嬌があった。
その容貌から、店主はお座敷女中を薦めたが、断った。客からイロイロ声をかけられる存在だった。
犬好き。離婚歴があった。 |
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「愛犬」 |
おみよさん |
オカヤ シチロウ |
四十九歳、評論家。北ベトナムの招待でこの旅行に加っわているようだ。
ホテルの部屋で原稿など書いているようなので、作家(文化人)としての参加のようだ。
セール夫人とマートン教授の行動を興味深く観察している。
「北の火箭」は彼が書き上げた旅行記でありエッセイなのかも知れない。松本清張を投影している。 |
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「北の火箭」 |
岡谷 七郎 |
オカセ リュウキチ |
京都のホテルで偶然仁科俊太郎と会う。旧知の間柄である。
警視庁の要職に就いていたが、今はある公団の理事をしている。
仁科との話の中で不用意に洩らした
「あの時は、アンダースンがね...」の言葉に仁科俊太郎は突き動かされる。 |
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「小説 帝銀事件」 |
岡瀬 隆吉 |
オバサン(カセイフ) |
津留家の通いの家政婦。江利子夫婦が息子の恭太に手を焼く様を知っている。
江利子は口の軽そうな家政婦から津留家の秘密が漏れることを警戒する。
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「歯止め」 |
おばさん(家政婦) |
オカジマ ハツオ |
桜アパートの宅間添子の隣室に住む。二十七歳、独身。評判もよくもうじき係長だと言われていた。
カメラ狂。管理人に頼まれて、宅間添子の死に顔を撮る。添子とは特別な関係は無かった。 |
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「微笑の儀式」 |
岡島 初男 |
オオツヤショウベイ(ショウベイ) |
大津屋の主人、関東織物の問屋を手広くやっている。後添えのお千勢とは一見仲良くやっている。
歳の離れたお千勢の欲望に対する不満には気がついていない。
好色なお千勢に裏切られ七草粥で死亡する。
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「し」 |
「七草粥」 |
大津屋庄兵衛(庄兵衛) |
オチセ(チセ) |
川越の地主の娘で亭主と死に別れたところを庄兵衛に見そめられ後添えになる。
好色で手代の忠助とでき、忠助と共謀して庄兵衛もろとも友吉夫婦まで殺すことになる。
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「ち」 |
「七草粥」 |
お千勢(千勢) |
オキヌ(キヌ) |
忠助の女房。美人と言うほどではないが、気立ての良い世話女房。
忠助とお千勢の仲を疑い嫉妬に燃えるが、世話女房である事には変わりなかった。
亭主の忠助はその世話女房ぶりが鼻についていた。忠助には最悪の裏切りに合う。
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「き」 |
「七草粥」 |
お絹(絹) |
オツナ(ツナ) |
菱屋の内儀。手代の長三郎と出来ていた。
秋葉権現の祭に逢い引きに出掛けるが、遊山舟が突風に煽られ転覆。
転覆した舟から助けられるが、所や名を乗らぬ。結果、善助に強請られる。
連れの長三郎は溺死するが、中気の宗兵衛が待つ店に何食わぬ顔で帰る。
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「つ」 |
「突風」 |
お綱(綱) |
オフサ(フサ) |
お綱と共に菱屋に乳母として奉公する。
お綱が連れてきたのだが、お綱の子供が疱瘡でなくなり裏長屋で別に暮らしている。
|
「ふ」 |
「突風」 |
お房(房) |
オトク |
八兵衛の女房。 |
「と」 |
「見世物師」 |
お徳(徳) |
オフミ |
お徳の従妹で、根津権現で女郎のようなことをしていた。
八兵衛の「大鮑」の見世物に協力して、湯文字を着て見世物に出ていた。
若い色気が人気で、「大鮑」の見世物は大当たりになる。それ故、源八から逆恨みをされてしまう。 |
「ふ」 |
「見世物師」 |
お文(文) |
オエン |
源八の女房。八兵衛に対抗心を燃やす源八をいさめる。
源八の女房にしては常識人で、八兵衛やお徳にも心配りをする。 |
|
「見世物師」 |
おえん |
オキヌ(キヌ) |
倉橋三左衛門の女房。首を切られて殺される。確定的に書いてはいないが、葉村庄兵衛の元妻。 |
「き」 |
「術」 |
お絹(絹) |
オチョウ(チョウ) |
美濃屋六右衛門の囲われ者。二十二歳。六右衛門の殺害を、宗太と共に計画するが、首謀者はお蝶。 |
「ち」 |
「役者絵」 |
お蝶(蝶) |
オオシマ ケイゾウ |
理事長の先代(兄)は大島重太郎だったが、後任として入ってきた。
石田謙一に言わせれば、能力は無いくせに血筋を傘に思うままに振る舞っていた。
女好きで人望は無いが園主である事には間違いなかった。 |
「り」 |
「混声の森」 |
大島 圭蔵(理事長) |
オカモト ツネコ |
理事長の先代(兄)は大島重太郎だったが、後任として入ってきた。
石田謙一に言わせれば、能力は無いくせに血筋を傘に思うままに振る舞っていた。
女好きで人望は無いが園主である事には間違いなかった。 |
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「混声の森」 |
岡本 常子 |
オキノ イチロウ |
B銀行の支店長。取引関係の割烹料理店の女将とできている。
桑山常務の引き立てもあり出世街道に乗っている。
桑山に女を寝取られる。探偵社に探らせた、常務のスキャンダルを総会屋に持ち込むが、裏切られる。
身を賭して復讐に燃える。 |
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「寒流」 |
沖野 一郎 |
オキノ ジュンコ |
沖野一郎の妻。病弱。二人の子供がいる。一郎の浮気に気がつき、自殺未遂を図る。
以来実家に帰る。一郎との夫婦関係は破綻している。 |
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「寒流」 |
沖野 淳子 |
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