か(名前) |
人物像 |
他の読み |
作品名 |
カスヤ カンロク. |
学者? |
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「賞」 |
粕谷 侃陸 |
カイセ リョウコ(ヨシコ) |
46歳。社長夫人 |
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「春の血」 |
海瀬 良子 |
カマタ エイコ(ウラタエイコ) |
54歳。村川の元恋人。「蓬莱閣」の女中頭 |
「う」 |
「駆ける男」 |
蒲田 栄子 |
カサマ ソウヘイ(シュウヘイ) |
52歳。 |
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「流れの中に」 |
笠間 宗平 |
カサマソウヘイノチチ |
50歳過ぎに死亡。 |
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「流れの中に」 |
笠間宗平の父 |
カサマソウヘイノハハ |
宗平が子供心にも絶えず恥ずかしくなるほど醜い顔だった。
おきくの姉 |
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「流れの中に」 |
笠間宗平の母 |
カヅキ ヤエモン |
戸村兵馬の友人。恐妻家 |
「こ」 |
「怖妻の棺」 |
香月 弥右衛門 |
カヅキ オトワ |
香月弥右衛門の妻。家持ち女。
戸村兵馬も日頃から好意を持っていない。 |
「こ」 |
「怖妻の棺」 |
香月 おとわ |
カワイ ヨシオ |
塩野泰治の養子となり塩野慶太郎。篠村博子の従姉の亭主 |
「し」 |
「二冊の同じ本」 |
河合 義男 |
カワダ センイチ |
羽沢矢須子の弟を名乗る |
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「春田氏の講演」 |
川田 千一 |
カラサワ スミコ |
画家、唐沢信夫の妻 |
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「紙碑」 |
唐沢 スミ子 |
カサワ ノブオ |
画家。重田正人の仲間。故人 |
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「紙碑」 |
唐沢 信夫 |
カワノ サモン |
百五十石馬回り役、主君のお供で出府。
藤三郎の恐怖から首を吊って自害 |
「こ」 |
「疵」 |
河野 左門 |
カワカミ マサシ |
ニューヨークの売春宿で黒人とトラブルになり殺される。安子の夫 |
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「箱根初詣で」 |
河上 正志 |
カワカミ ヤスコ |
河上正志の妻。ぎすぎすした顔に度の強い眼鏡。
英語も話せる高学歴 |
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「箱根初詣で」 |
河上 安子 |
カサハラ サチコ(ユキコ) |
折戸二郎の愛人。進んで折戸の女になったのか?。
遺書を遺して自殺を図る。死亡。 |
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「葦の浮船」 |
笠原 幸子 |
カサハラサチコノオット |
幸子の夫。化学繊維会社の技術部次長。妻を寝取られる。
折戸に復讐の刃をむける。 |
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「葦の浮船」 |
笠原幸子の夫 |
カネコ |
料亭「小雪」の女中 |
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「点と線」 |
かね子 |
カサイケイブ |
主任警部 |
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「点と線」 |
笠井警部 |
カサイ(カワニシ) |
双葉商会営業主任。五十ばかりの頭の禿げあがった男。 |
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「点と線」 |
河西 |
カジタニ |
「十和田」号に乗務する車掌。
三十そこそこ、いかにも気のききそうな顔 |
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「点と線」 |
梶谷 |
カタサワ ムツオ |
画家。ヌーボー・グループ |
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「砂の器」 |
片沢 睦郎 |
ワワノ エイゾウ |
大学教授。ベレー帽をかぶっている。自宅は世田谷区豪徳寺 |
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「砂の器」 |
川野 英造 |
カザマツ ユリ |
草村卓三の愛人。元は銀座のキャバレーの女給 |
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「薄化粧の男」 |
風松 ユリ |
カジワラ タケオ |
俳句の同人。アマチュアカメラマン、峯岡に誘われて上京。 |
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「時間の習俗」 |
梶原 武雄 |
カワダ シュウイチ |
私、東京の某大学の歴史科の万年講師
浅黒い顔に眼鏡をかけているが、眼差しはどこか思索的に見えた |
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「陸行水行」 |
川田 修一 |
カワダノセンパイ |
大学の教授。川田の大学の講師。川田の先輩 |
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「陸行水行」 |
川田の先輩 |
カベジュンサ |
尾沢村駐在所の巡査。天野朝吉の戸籍調べでトラの行方を心配する。 |
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「肉鍋を食う女」 |
加部巡査 |
カサキギイン |
商売は醤油醸造業。港湾委員会所属の市議会議員 |
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「市長死す」 |
笠木議員 |
カニノニゾウ |
蟹の仁蔵。島抜けの首謀者。
のっぴき云わせぬ魔術と雰囲気を持つ男 |
「に」 |
「いびき」 |
蟹の仁蔵(仁蔵) |
カメイオキノカミシゲヒサ |
カメイオキノカミシゲヒサ。津和野藩主 |
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「白梅の香」 |
亀井隠岐守茲久 |
カキサカ タノモ |
亀井藩江戸家。兵馬の白梅の香を見抜く。六十近い歳 |
「た」 |
「白梅の香」 |
柿坂 頼母 |
カドヤ エイジ |
料理店「角屋」の主人。板前、大阪で修行角屋を開く。
48歳、心臓病。 |
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「お手玉」 |
角屋 栄治 |
カドヤ トミコ |
栄治の妻。痩せぎす、色黒、うすい唇。饒舌。40歳。
以前は身体が資本の水商売? |
「と」 |
「お手玉」 |
角屋 とみ子 |
カワラ ギンサク |
A県警捜査一課長。元文学青年。
山根スエ子殺しの容疑者に疑問を持つ。 |
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「渡された場面」 |
香春 銀作 |
カドノ ジュンゾウ |
芝田警察署捜査課員巡査部長。
山根スエ子殺しの捜査で鈴木延次郎に自白させる。 |
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「渡された場面」 |
門野 順三 |
カチョウ |
ぶよぶよとたるんで女のような白い皮膚。同僚からも出世で遅れる。
5年も課長職 |
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「発作」 |
課長 |
カシヤ |
風呂敷包みを背負い行商。少年がパンを買う。 |
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「天城越え」 |
菓子屋
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カワシマ ショウザブロウ |
八丁堀の同心。長いものに巻かれろか、藤兵衛の邪魔をする。
事件後、お役御免となり、上州だかどっかの在に引っ込む。 |
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「鬼火の町」 |
川島 正三郎 |
カマキ シンイチロウ |
小普請組。川路三左衛門と昵懇。
事件に深入りしながら、藤兵衛と共に解決に導く。 |
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「鬼火の町」 |
釜木 進一郎 |
カワジ サンザエモン |
川路三左衛門聖?(トシアキラ)(小普請奉行/40歳
)実質的に事件を解決に導く。
佐渡奉行の任期が終わり、小普請奉行として江戸に帰ったばかり。
釜木とは昵懇の中 |
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「鬼火の町」 |
川路 三左衛門 |
カトリ シンベエ |
茂兵衛の家来。縫殿と茂兵衛の修羅場に駆けつけ、縫殿を斬殺する。 |
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「栄落不測」 |
香取 新兵衛 |
カワダ チュウイチ |
元刑事。泰雄からは母親の不倫相手と誤解される。 泰雄の母の夫を守る必死の悲しい方法の犠牲になったとも言える。 |
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「火の記憶」 |
河田 忠一 |
カワノ トシカネ(コウノトシカネ) |
江藤新平の部下。後に裁判長となって江藤に「梟首」の刑を言い渡す。 |
「こ」 |
「梟示抄」 |
河野 敏兼 |
カワシマ サイチロウ |
兵事係長。山尾信治に教育招集の青紙?をだす。
山尾に「ハンドウ」を回した張本人とされる。 |
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「遠い接近」 |
河島 佐一郎 |
カワクラ ジンタロウ |
三十二歳。自称詩人。怪しげな雑誌に匿名で実話風なエロものを書いている。私の友人。高い鼻梁に縁なし眼鏡を光らせていた。 |
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「憎悪の依頼」 |
川倉 甚太郎 |
カシマ リュウゲン |
芦尾源市は義兄。驩~寺の住職。義兄の無実を信じて再捜査を請願する。
新聞記事を手がかりに久喜署へ出向く。自らも事件を調べる |
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「日光中宮司事件」 |
加島 竜玄 |
カネシロ(ボクレツコン) |
ボクレツコン。日光中宮司事件の真犯人。崔基菜と共犯。 |
「ほ」 |
「日光中宮司事件」 |
金城(朴烈根) |
カワハラ シュンキチ |
橋本、山内、中野晋一、川原俊吉を名乗る。山内明子は婚約者。濃い口髭と顎髭。
明子の死は結婚式の二週間前。元P大学経済学部助手 |
「ぬ」 |
「十万分の一の偶然」 |
川原 俊吉
(沼井正平) |
カンゼ ワセイ |
謡の師匠。五十歳くらいで、でっぷりとして脂ぎった男。 |
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「土偶玩具」「小町鼓」 |
観世 和聖 |
カンゼ ユウキチ |
仕舞の師匠。三十歳過ぎ、色の白い役者にしてもよいような華奢な身体つき。 |
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「土偶玩具」「小町鼓」 |
観世 友吉 |
カワノ ヨウコ |
三十八歳の醜い顔をした家政婦(付添婦)。妙子が忠夫につけた付添婦。 前半は川野さんで登場、最後にフルネームで... |
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「土偶玩具」 |
川野 洋子 |
カナイ イチロウ |
三十五歳。澄子の父の古物店に出入りするかつぎ屋。澄子に縁談を持ち込む。
江東区深川生まれの独身。澄子の殺害犯。 |
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「灯」 |
金井 一郎 |
カンリニンフウフ
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畑野寛治の「興国商事」が入っている焼ビルの管理人。夫婦で住み込みらしい。
秋江のヒステリーをよく知っていた。 |
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「雨の二階」 |
管理人夫婦 |
カグ リュウヘイ |
東亜鉄鋼の会長。資本家でなく、官僚上がりの男。自称?インテリゲンチャ。
総学連の理解者?津神佐保子は愛人。妻子持ち。
東亜鉄鋼の会長。妻子持ち、津神佐保子は愛人。
佐保子の秘密を知ることが素因となり、距離が出来る。 |
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「安全率」・「陰影」 |
加久 隆平 |
カミツ サホコ |
銀座のバー「コスタリカ」の経営者。加久隆平はパトロン。
芝山達夫と結婚する。コスタリカを閉じて、ニューコスタリカを再開する。 |
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「陰影」 |
神津 佐保子 |
カトウ ダイロクロウ |
加藤老人。梅村音次を知る人物で、黒池健吉や幸子のことも知っている。
二〇何年ぶりに舟坂英明こと、「音」(音次)に会う。 |
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「眼の壁」 |
加藤 大六郎 |
カワイ コウイチ |
四十くらいで頭が少し薄くなっていた。頬の骨が出て、眼が細く、唇が薄かった。
浜崎芳雄と殺人事件を起こす。浜崎や村岡の先輩格。
事件当時の新聞記事の電話交換手が朝子であることに気がつく。
浜崎、村岡と会社を設立するが、実際は麻薬の密売。 |
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「声」 |
川井 貢一 |
カラツ ジュンペイ |
四十三歳。実直なで、仕事は出来る能史な男。私大出で同期の東大出は、局長や部長になっている。
××省業務部第三課長。部下は瀬川幸雄、瀬川の自供により追い詰められる。汚職事件のキーマン。
自殺を装い殺される? |
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「ある小官僚の抹殺」 |
唐津 淳平 |
カラツ サチコ |
唐津淳平の妻。三十八歳。大柄で、目鼻立ちが派手。京都の商人の娘で、世話好き。子供は一人。
篠田とは唐津淳平の自殺現場で初めて会うが、篠田が弁護士らしいことは知っていた。
夫の死後でも生活に困ってはいないようだ。 |
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「ある小官僚の抹殺」 |
唐津 幸子 |
エカワシマ リョウコ |
「日本橋」という日本料理店のマダム。山上爾策のエイズに関する講演会に出席。
夫は骨董屋で、ベンドルという。後に何者かに殺される。 |
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「赤い氷河期(上・下)」 |
川島 亮子 |
カワダ テツゴロウ |
副島検事の部下。検察事務官。45歳、前は警察の刑事。副島に事件解決のアイデアを出し解決に導く。 |
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「偽狂人の犯罪」 |
河田 鉄五郎 |
ガクゲイキシャ |
ある新聞社の学芸記者。
新井白石の「史疑」を宇津原平助が所蔵している情報をつかみ、大学の助教授の比良直樹に話す。 |
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「史疑」 |
学芸記者 |
ガクセイ |
学生。考古学者の助手か?温泉地の裏山で発掘調査? 誤解かららか時村勇造に殺される。 |
「こ」・「わ」 |
「土偶」 |
学生(若い女/考古学者の連れ) |
カンパチ |
源次とは小伝馬町の牢仲間。牢名主名や卯平の助けを借りて脱走。
源次につきまとうが逆に源次にはめられて殺される。
が、土左衛門になるところを加賀屋敷の侍、石川に助けられる。
船宿「梅の屋」で働くとき、源次を見かける。恨みがあり、大山を目指す。 |
「き」 |
「逃亡」(原題:江戸秘紋) |
勘八(金蔵) |
カンキチ |
備前屋の丁稚。備中足守の在。備前屋では、まだ六年にしか経っていない。 |
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「蔵の中」 |
勘吉 |
カメキチ |
平造の子分。亥助の土左衛門を平造に報せる。 |
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「蔵の中」 |
亀吉 |
カドタ ゲンイチロウ |
中立国の公使館員、書記生。野上顕一郎の部下で共に行動する。野上の帰国の手助けをする?。
不幸な戦後を過ごすが、筋金入りの男。
●偽名=筒井源三郎(「筒井屋」旅館の主人) |
「つ」 |
「球形の荒野」 |
門田 源一郎 |
カワゾエ キクコ |
家庭裁判所の調停委員。五十歳前で、よく肥っていた。才気煥発で、短歌の結社をつくっていた。
中央歌壇の幹部委員でもあった。地元の名士夫人。 |
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「再春」 |
川添 菊子 |
カドワキ ジュンペイ |
硯職人、平三十二歳。風礼町塩川の在。硯石の原石を求めて川辺や落石をうろつく。
偶然隠匿物を見つけるか?
硯職人の証拠になる胸の傷をえぐり取られ殺される。実兄が上京し被害者を確認した。 |
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「考える葉」 |
門脇 順平 |
カタクラ マサタロウ(セイタロウ) |
大庭章二より二つ下。仕事も出来て、明るく陽気な男。女房は痩せて陰気な女。
大庭夫婦と正反対カップル。多恵子の不倫相手として疑われる。 |
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「確証」 |
片倉 政太郎 |
カドワキ ジュンペイ |
硯職人、平三十二歳。風礼町塩川の在。硯石の原石を求めて川辺や落石をうろつく。
偶然隠匿物を見つけるか?
硯職人の証拠になる胸の傷をえぐり取られ殺される。実兄が上京し被害者を確認した。 |
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「考える葉」 |
門脇 順平 |
カザマ リュウ |
龍は、平沢の義弟(妻マサの実の弟)の風間龍。
平沢は取調べ検事に龍の介添つきで告白させてくださいといい、自白することを匂わせている。 |
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「小説 帝銀事件」 |
風間 龍 |
カマタ リヨ |
平沢貞通の愛人の一人とされている。
鎌田りよ(判決書では鎌田リヨ)は、判決がくだる直前に手記『生命ある限り』を出版した。
手記で、愛人関係は認めているが、金銭的には世話になっていないという。 |
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「小説 帝銀事件」 |
鎌田 リヨ |
カリヤセンセイ |
津留恭太の担任教師。康太の母親から、相談を受ける。恩師の楢林の話を聞かせる。
刈屋が話した楢林は、旗島信雄の同級生だった。
そして、その楢林は、津留良夫と同じ会社の資材課長の兄だった。江利子も面識があった。 |
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「歯止め」 |
刈屋先生 |
カワタ シズコ |
薬問屋を営んでいる。津留素芽子の友人。素芽子に青酸カリを売る。 |
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「歯止め」 |
川田 静子 |
カワシマ トメキチ |
山陰地方の学校を卒業し、東京の私大を卒業して官庁の役人になる。エリートコースからは逸れているが、地方では出世頭である。暇な部署であるが、課長補佐として無難に勤めている。の純子と二人の子供がいて、官舎で暮らしている。酒も飲まずに真面目な男だったが、チッョトした切っ掛けで、麻雀を始める。手の横好きで、深みにはまる。手慰み程度の役所の麻雀と決別するつもりが、浜岡に誘われて
レートの高い麻雀にのめり込んでいく。故郷の山林を売却することをただ一つの頼りに借金地獄に
転落する。心の中に巣食う「弱気の虫」が災いする。 |
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「弱気の蟲」 |
川島 留吉 |
カトウ |
役所での川島の麻雀仲間。川島相手では、インチキもするし、見下すような発言もして嫌みな男である。 趣味も教養もない男で、麻雀だけが唯一の楽しみの男と川島は見立てている。
役所の麻雀に遠のいた川島を麻雀に誘うが断られる。浜岡の始める麻雀屋には行かない方が良いと釘を刺した。 |
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「弱気の蟲」 |
加藤 |
カメゴロウ |
下っ引き。文七の手下。 |
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「七草粥」 |
亀五郎 |
カズコ |
バー・ウインザーのマダム。石田謙一の愛人。
謙一との仲は次第に醒めていき別れを迎えることになる。加寿子にも男が出来る。 |
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「混声の森」 |
加寿子 |
カワサキ(ケイジ) |
ベテランの刑事。高台にある、りえ子と吉太郎の家の出来事を知ることになる。
刑事の勘で事件性がないと処理された事件に疑いを持つ。 |
「け」 |
「坂道の家」 |
河崎(刑事) |
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