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人物描写の研究

人物描写の大風呂敷

創造の主は作者(作家)なのです。

No 07「左の腕

■コメント■
(役者さんは管理者の好みで/2009年3月23改)
年齢の表現は、現在なら5歳程度はプラスして見る必要がありそうだ。

描写

視点
人物(名前)
(推定年齢)
人物描写
作者 卯助(60歳に近い) 「顔に皺が多く、痩せた男である。あまり口かずを利かないが、
これも精を出して働く。のっそりとして動作が鈍いのは年の
せいだろうが、仕事に陰日向がない。

■コメント■
中村梅之助さんとか笹野高史さんのなど、多士済々。
作者 おあき(17歳)
小柄でおさない顔をしている。
しかし、苦労しているらしく、することが何でも気が利いていて、
よく働く。

■コメント■
最近の若手の女優さんがわからない。...
作者 銀次(約25歳)
「おあきちゃんに手を出すなんて飛んでもねえ奴だ。なに、おれが
ついて居るからには指一本ささせるもんか」
銀次は出刃包丁を振ったが、これは蔭の話しで、麻吉に正面から
会うと意気地がなかった

■コメント■
本木雅弘さんなら出来そうだ。おっちょこちょいだが正義感のある男...
作者(銀次) 麻吉(約33歳)
30過ぎの羽織を着た男が来た。
男は卯助の顔をじっと見た。「おめえは松葉屋の雇い人かえ?」
と彼は横柄な口吻りできいた。
門前町の稲荷横丁に住んでいるから稲荷の麻吉と人からいわれて
いる。そのあだ名の通り、狐みていにいやな奴だ」

■コメント■
年齢はともかく、中尾彬さんなら悪役が出来る。
作者 熊五郎(約45歳)
気後れがしたように、男たちは後に足を一歩退いたが、その中の
一人が眼をむいて突然、構えを崩して叫んだ。
「おう。おめいさんは蜈蚣の兄哥じゃねえか」

■コメント■
これまた、年齢はともかく、西田敏行さんなら大丈夫

 

 


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