| や(名前) | 人物像 | 他の読み | 作品名 | 
          | ヤマギシ ジンベイ | 六十二歳。被害者、植木に殺される。金貸し。 |  | 「奇妙な被告」 | 
          | 山岸 甚兵衛 | 
          | ヤマイ ゼンゴロウ | 三十歳前後?。製薬会社の販売員。 |  | 「駆ける男」 | 
          | 山井 善五郎 | 
          | ヤマシタ キヨコ | 仮名、私に手紙を送る |  | 「情死傍観」 | 
          | 山下 キヨ子 | 
          | ヤマサキ ヘイジ | 私。H村百姓。25歳。手紙の差出人、久太郎の弟。 久太郎の「死後」農家の跡取
 |  | 「閉鎖」 | 
          | 山崎 平二 | 
          | ヤマサキ  ヒサタロウ | 山崎平二の兄。長男。一年半ばかり前に「死亡」。当時25歳 |  | 「閉鎖」 | 
          | 山崎 久太郎 | 
          | ヤマオカ | 藤井の同僚。ハン・ストに参加。三十四五歳の如才のない男。 藤井滝子と「懇ろ」
 |  | 「なぜ「星図」が開いていたか」 | 
          | 山岡 | 
          | ヤジマ  トシオ | 警部補 |  | 「なぜ「星図」が開いていたか」 | 
          | 矢島 敏夫 | 
          | ヤマグチジュンサ | 栗山敏夫から、妻の死体発見の報告を受ける。平田巡査の同僚 |  | 「留守宅の事件」 | 
          | 山口巡査 | 
          | ヤタベキョウジュ | ××美術大学図案科の主任教授 |  | 「紅い白描」 | 
          | 矢田部教授 | 
          | ヤナギダ | 羽島謙の友人。
                いつも主席をつづけている。 |  | 「高校殺人事件」 | 
          | 柳田 | 
          | ヤマグチ | 羽島謙の友人。 |  | 「紅い白描」 | 
          | 山口 | 
          | ヤマダ | 土建業者の飯場にいる土工。石井久一と共謀。 殺したのは石井と供述
 |  | 「張込み」 | 
          | 山田 | 
          | ヤマモト イッシン | 贋札つくりの提案者。過労で志半ばで死去。元勘定奉行。 今は隠居。六十に近い老人
 |  | 「贋札つくり」 | 
          | 山本 一心 | 
          | ヤノヤ ヤスオ | 藩権大参事。年は若いが上席。大伝馬町の牢獄で斬刑 |  | 「贋札つくり」 | 
          | 矢野 安雄 | 
          | ヤノ  リン | 矢野安雄の女房。後妻。十七歳。 昭和二年、七十五歳まで福岡で生きていた。
 | 「り」 | 「贋札つくり」 | 
          | 矢野 りん | 
          | ヤスダ タツロウ | 安田機械工具商会社長。 |  | 「点と線」 | 
          | 安田 辰郎 | 
          | ヤエコ | 料亭「小雪」の女中。15番線ホームの目撃者 |  | 「点と線」 | 
          | 八重子 | 
          | ヤスダ リョウコ | 安田辰郎の妻。殺人計画の首謀者? |  | 「点と線」 | 
          | 安田 亮子 | 
          | ヤマシタ チュウタロウ | 本浦千代吉の妻マサの親。マサは2女 |  | 「砂の器」 | 
          | 山下 忠太郎 | 
          | ヤマネ | 「J−−」誌の新編集長。玄堂に殺される。 |  | 「理外の理」 | 
          | 山根 | 
          | ヤヘイタ | 作中作品の登場人物。酒癖が悪く、藩の武術の師匠を殺すことになる。 |  | 「理外の理」 | 
          | 弥平太 | 
          | ヤロク | 作中作品(オデデコ人形の怨み)の登場人物。見せ物師。 「オデデコ人形」に怨みを買う
 |  | 「理外の理」 | 
          | 弥六 | 
          | ヤマシタチュウイ | 浜岡繁雄。「臨碧楼」の主人。軍隊で田山与太郎の部下。 | 「は」 | 「市長死す」 | 
          | 山下中尉 | 
          | ヤマシ タ
                ヨシコ | 芳子。女中頭。山下(浜岡繁雄)の妻。外股で歩く女。 浜岡芳子
 | 「は」.「よ」 | 「市長死す」 | 
          | 山下 芳子 | 
          | ヤス | 仁蔵の手下。 島抜け最後まで残る。逃亡中に仙太の鼾に殺意を持つ。
 |  | 「いびき」 | 
          | 安 | 
          | ヤスオ | 「角屋」の通いの板前。31歳。とみ子と同棲を始める。妻子持ち。 無口な男。
 | 「た」 | 「お手玉」 | 
          | 安雄(田原安雄) | 
          | ヤマシタコウワンカカリチョウ | 港湾課係長から港湾課長になる。市議会議員石井の腹心。 |  | 「投影」 | 
          | 山下港湾係長 | 
          | ヤナギサワ ヨシヤス | 美濃守。綱吉の寵愛を受ける。 色が女のように白く、鼻筋が高く通っている。
 | 「み」 | 「雀一羽」 | 
          | 柳沢 吉保 | 
          | ヤスコ | 「千鳥旅館」の女中、信子の同僚。信子に小寺の死亡を知らせる。 |  | 「渡された場面」 | 
          | 安子 | 
          | ヤマネ スエコ | 四国の殺人事件の被害者。 未亡人、夫の残した金で高利で金貸しをしている。
 |  | 「渡された場面」 | 
          | 山根 スエ子 | 
          | ヤスコ | 成貞、阿久里の一人娘。婿養子として成住を迎える。綱吉の餌食になる。 |  | 「献妻」 | 
          | 安子 | 
          | ヤマダ テルコ | 耕作の家に出入りする。白川病院の看護婦。 天性のコケットリイ、病院に出入りするどの男性とも親しくしていた。
 |  | 「或る『小倉日記』伝」 | 
          | 山田 てる子 | 
          | ヤスオ | 頼子と結婚する。暗い過去の記憶から両親の秘密を頼子に告白する。 「火の記憶」から母親の不倫を邪推する。B市生まれ。
 | 「た」 | 「火の記憶」 | 
          | 泰雄(高村泰雄) | 
          | ヤスオノハハ | 中国地方の田舎が実家。四国の山村出身の夫と知り合い大阪で結婚(戸籍上は内縁)。 夫は罪人か?刑事から夫を守る。
 |  | 「火の記憶」 | 
          | 泰雄の母 | 
          | ヤスオノチチ | 石炭の仲買人。朝鮮に渡ったらしいが、その後失踪。トランク一つで家を出る。 何かの罪を犯したらしく、刑事に追われる身になる。
 |  | 「火の記憶」 | 
          | 泰雄の父 | 
          | ヤマワキホウキノカミ | 元直参六千八百石大目付山脇伯耆守。 ”相模屋”で車夫をはじめる。おじさんと呼ばれる。 寡黙で静かな男。一人娘が病弱。四十二、三歳
 | 「き」 | 「くるま宿」 | 
          | 山脇伯耆守(吉兵衛) | 
          | ヤマオ シンジ | 32歳。色版画工(石版画工)。両親と妻良子、子供が三人駿河台下で色版画工を自営。 教育招集を受け、そのまま本招集となる。
 |  | 「遠い接近」 | 
          | 山尾 信治 | 
          | ヤマオ ヨシコ | 山尾信治の妻。信治の依頼で信治に赤紙を出した人物を探る。 愛想が良く話術はうまい方だった。
 |  | 「遠い接近」 | 
          | 山尾 良子 | 
          | ヤスカワ テツジ | 古兵。山尾信治を狙うように私的制裁を繰り返す。 座骨神経痛の仮病で弱兵整理を受け除隊になる。戦後はヤミ屋。山尾と再会し行動する。
 |  | 「遠い接近」 | 
          | 安川 哲次 | 
          | ヤマサキ ヒデオ | 山尾の戦友でもある。元銀行員。要領よく立ち回るが、結局朝鮮に渡ることになる。 |  | 「遠い接近」 | 
          | 山崎 英夫 | 
          | ヤマガ キョウスケ | 福寿生命保険株式会社藤沢支店外務部。 A新聞社主催の「ニュース写真年間最高賞」を受賞。自称古家庫之助の弟子
 |  | 「十万分の一の偶然」 | 
          | 山鹿 恭介 | 
          | ヤマウチ アキコ | 沼井正平の婚約者。23歳。山鹿恭介の作為による交通事故で死亡する。 静岡の田舎にいる叔母の病気見舞いの途中だった。
 |  | 「十万分の一の偶然」 | 
          | 山内 明子 | 
          | ヤマウチ ミヨコ | 橋本、山内、中野晋一、川原俊吉を名乗る。山内明子は婚約者。濃い口髭と顎髭。 明子の死は結婚式の二週間前。元P大学経済学部助手
 |  | 「十万分の一の偶然」 | 
          | 山内 みよ子 | 
          | ヤマウチ | 橋本、山内、中野晋一、川原俊吉を名乗る。山内明子は婚約者。濃い口髭と顎髭。 明子の死は結婚式の二週間前。元P大学経済学部助手
 | 「ぬ」 | 「十万分の一の偶然」 | 
          | 山内 (沼井正平)
 | 
          | ヤナギダ キリコ | 兄の無実を信じて大塚弁護士に弁護を頼むため上京。弁護を断られ復讐の念を 募らせていく。バーのホステスになり、理不尽とも言える復讐劇を完結させる。
 K市に住むタイピスト。少女のような稚さの残る顔立ちと強い視線が特徴的な若い女性。
 |  | 「霧の旗」 | 
          | 柳田 桐子 | 
          | ヤナギダ マサオ | 桐子の兄。金貸しの老女殺し犯として捕まる。 いったん自白するが、裁判で無実を主張する。獄死。
 小学校教師、児童から預かっている修学旅行の積立金を紛失し老女から金を借りる。
 |  | 「霧の旗」 | 
          | 柳田 正夫 | 
          | ヤマガミ タケオ | 元プロ野球選手。北九州出身。左利き。葡萄とリス模様のライターの持ち主。 老女殺しと杉浦健次殺しの犯人か?
 |  | 「霧の旗」 | 
          | 山上 武雄 | 
          | ヤマダ カッペイ | 鈴井物産の社宅に居住。子供が二人。篠原健作が間借りしている。 伊原雄一の上司だった。「金」を隠匿。
 |  | 「走路」 | 
          | 山田 勝平 | 
          | ヤマダカッペイノツマ | 顔が扁平で、眼が細く、鼻の低い不美人。。 |  | 「走路」 | 
          | 山田勝平の妻 | 
          | ヤマベ スミコ | 二十五歳、会社勤め。平垣新一と粟島の仲人で、見合い結婚。 新一が精神障害とは知らずに、豪農の旧家に嫁ぐ。
 狂人との結婚生活も粟島重介殺害も忘却の彼方か...。
 暗く、崩れた「女」を感じさせていた。縁談は後添えの話ばかり。
 |  | 「夕日の城」 「灯」
 | 
          | 山辺 澄子 | 
          | ヤマベスミコノチチ | 澄子の父で、粟島に傾倒する。粟島の世話で澄子を平垣家に嫁に出す。澄子の不幸な結婚に加担する事になり、粟島を恨む。 粟島重介と同罪で狂人へ嫁がせた責任を感じていた。
 娘に憎まれていることを知っていて、「眩しげに避けていた」。
 | 「す」 | 「夕日の城」 「灯」
 | 
          | 山辺澄子の父 | 
          | 「ヤナギヤ」ノイモウト | 姉が赤坂で「柳家」という旅館を経営する。粟島の女になる。 粟島との痴態を澄子に見られるが、獣の行為に入り込む。
 |  | 「夕日の城」 | 
          | 「柳家」の妹 | 
          | ヤスコ(タイコ) | 銀座のバー「コスタリカ」の女給。佐保子の伝言を加久に伝える。 | 「た」 | 「安全率」 | 
          | 泰子 | 
          | ヤハラ ヤスオ | 実質的には主人公。矢部久一と名乗り、画家を詐称。本名谷原泰夫。 四十七歳。不動産業、出版社の経営を破綻させ、債権の取り立てを避けるため逃走中。
 |  | 「数の風景」 | 
          | 谷原 泰男(矢部久一) | 
          | ヤマダ ミヤコ | 八幡の初花酒場の女給。井野良吉の子を身ごもる。無知で醜いくせにうぬぼれている無教育な、がさがさした性格の女 |  | 「顔」 | 
          | 山田 ミヤ子 | 
          | ヤマモト カズオ | 舟坂英明の従弟で手下。金融ブローカーとしてパクり事件の主役(堀口次郎)。 レッドムーンのバーテンで競馬好き(山本一男)
 上崎絵津子(本名:黒池幸子)の兄(本名:黒池健吉)田丸利一を拳銃で殺害。
 | 「く」.「ほ」 | 「眼の壁」 | 
          | 山本 一男(堀口次郎・黒池健吉) | 
          | ヤマスギ キタロウ | 金融業、山杉商事の社長。上崎絵津子は秘書。 山杉商事は高利貸しで過去には昭和電業製作所も融資を受けている。
 |  | 「眼の壁」 | 
          | 山杉 喜太カ | 
          | ヤマガミ ジサク | IHCの調査局調査部調査課長。東京大学医学部卒、IHCに入るまでは、WHOにいた。 |  | 「赤い氷河期(上・下)」 | 
          | 山上 爾策 | 
          | ヤマダ キイチロウ | 農林省食糧管理局総務課の事務官。禿げ上がった頭。心の叫びか〈あの若造めが〉 |  | 「中央流沙」 | 
          | 山田 喜一郎 | 
          | ヤマシロヤ リエモン(リエモン) | 蝋燭問屋山城屋の二代目。四十八歳。 女房のおふでは後妻。病弱で女房が大山詣での最中に死亡する。
 | 「り」 | 「大山詣で」 | 
          | 山城屋 利右衛門 | 
          | ヤサク | 平造の子分。備前屋の事件の一報を平造に報せる。 詮議にも積極的に首を突っ込むが平造は頼りにしているようだ。
 |  | 「蔵の中」 | 
          | 弥作 | 
          | ヤマダ ギイチ | 中立国の公使館員、外交官。戦後は外務省に復帰し東亜局の課長青山に住む。 野上顕一郎の帰国に関わる?。
 ●偽名=山田義一(船原ホテルでの偽名):吉岡正雄(Mホテルでの偽名)
 | 「む」・「よ」 | 「球形の荒野」 | 
          | 山田 義一(村尾 芳生) | 
          | ヤエコ | キャバレー“スイトピー”のホステス。崎津弘吉が週刊誌のライターを名乗って情報を聞き出す。 洋子の様子や井上代造が出入りしていた事など話す。
 |  | 「考える葉」 | 
          | 八重子 | 
          | ヤマシロ セイイチ | 戦中は新聞社特派員。新聞社の元編集局長。世界文化交流連盟の常任理事。 国威復権会の連中に脅される。野上顕一郎の帰国に関わる?
 ●偽名=山城静一(蓼科の旅館での偽名)
 | 「た」 | 「球形の荒野」 | 
          | 山城 静一(滝良精) | 
          | ヤギ シュウゾウ | S大学の若い考古学助教授。 出入りしている三人の学生は、考古学を専攻しているわけではないが、万葉考古学を説く。
 興味を持たせる。
 |  | 「万葉翡翠」 | 
          | 八木 修蔵 | 
          | ヤドノシュジン | 心中行に出た二人(木田・佐保子)が最後にたどり着いた宿の主人。 作中劇の中にもう一つのエピソードを語る。二人に大きな影響を与える。
 |  | 「青春の彷徨」 | 
          | 宿の主人(作中劇の登場人物) | 
          | ヤエコ | 俳句仲間の四人が行き付けの、バア「青い河」のママ。 マチ子の失踪に不快な様子で関わりを持ちたくないようだ。殺されたマチ子の確認をさせられる。
 |  | 「二つの声」 | 
          | 八重子 | 
          | ヤマグチキョウジュ | 江村宗三とは別の大学の考古学の教授。 宗三から「釧」を見せられ驚く。雑誌にその事を投稿する。決定的な傍証となる。
 |  | 「内海の輪」 | 
          | 山口教授 | 
          | ヤナギハラ コレヨシ | 72歳、元T大総長。高橋虎雄を通じて、若葉学園の次期学長に担ぎ出そうとしている。京都在住で骨のある人物として描かれている。 | 「い」 | 「混声の森」 | 
          | 柳原 是好 | 
          | ヤスコ | 悪妻として描かれている。夫の謙一に女がいることを感じていて態度に出してしまう性格。 入院中の夫と喧嘩になり別居状態になる。
 息子の恭太とは理解し合うことが出来ず絶望的な関係になる。
 その事を謙一に責められ卑屈な態度に終始する。
 | 「い」 | 「混声の森」 | 
          | 保子(石田保子) | 
          | ヤマグチ(ケンチャン) | 杉山りえ子の弟として登場するが、りえ子の男。りえ子と共謀して吉太郎を殺す。健ちゃんと呼ばれるが、明確な名前がない。バーテン見習い。 | 「け」 | 「坂道の家」 | 
          | 山口(健ちゃん) | 
          | ヤッモト ヒデオ | 不動産ブローカー。51歳。吉野正子から事件現場で目撃されるが、年齢が違いすぎる。 吉野正子は間違いないと証言する。
 |  | 「失踪」 | 
          | 山本 秀夫 | 
          | ヤマモト ジンゾウ | 山本組の社長を名乗る。宴席で沖野一郎を脅し桑山のスキャンダルをもみ消そうとする。 桑山に頼まれたの暴力団の親玉と言える。
 |  | 「寒流」 | 
          | 山本甚造 | 
          | ヤマギシ ヨシエ | 山岸重治の後妻。死体の第一発見者。細いが鼻梁が徹って、口もとがしまっている。 眼もとの目袋は女の愛嬌を添えている。
 額はやや広いが皺が見えない。目尻に小皺がすこしある(庄原係長の見立て)。
 三十九歳。安夫は義理の息子。
 |  | 「死者の網膜犯人像」 | 
          | 山岸 好江 | 
          | ヤマギシ シゲハル | 妻は、好江で再婚。市ヶ谷に住む、近くに印刷工場。夫婦二人で住むには大きな二階屋に住んでいる。 半年程度は息子夫婦と同居。犬を飼っている。
 |  | 「死者の網膜犯人像」 | 
          | 山岸 重治 | 
          | ヤマギシ ヤスオ | 山岸重治の子供。以前同居して居たが、結婚して、今は市川市に住む。 結婚後の同居期間は半年程度。好江と共謀して重治を殺したことが示唆されている。
 |  | 「死者の網膜犯人像」 | 
          | 山岸 安夫 | 
          | ヤベ ジロウ(イイヅカミツノブ) | 本名、飯塚盈延。元日本共産党の幹部、特高警察の手先となりスパイになる。 その立場から、昔の仲間からも追われるし、特高からも御用済みで追われる。
 病弱な内縁の妻を働かせヒモ状態の生活を送る。
 先妻の子や周りからの借金で惨めな隠遁生活を過ごす。スパイM(松村を名乗る)として党へ潜入。
 | 「い」 | 「「隠り人」日記抄」 | 
          | 矢部 治郎(飯塚盈延) | 
          | ヤベ アキコ | 矢部治郎(飯塚盈延)の先妻の子。矢部姓を名乗らせている。 優しい子で、働き先のバアに前借りしてまで父親に送金している。北見で働いている。
 |  | 「「隠り人」日記抄」 | 
          | 矢部 明子 | 
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