| い(名前) | 人物像 | 他の読み | 作品名 | 
          | イイオ | 炭坑主・田恵子の再婚相手 |  | 「春の血」 | 
          | 飯尾 | 
          | インチョウ | 最後に、この物語(小説)の語り部として明かされる |  | 「延命の負債」 | 
          | 院長 | 
          | イシコ シュニン | イシコ。本庁から来た捜査主任。事件を解決に導く。 |  | 「留守宅の事件」 | 
          | 石子主任 | 
          | イワムラ クニオ | 軍曹。横武龍一に岩村国夫を名乗らせる。 |  | 「高校殺人事件」 | 
          | 岩村 国夫 | 
          | イシノ
                ジョウキチ | 東日交通(株)の社長。「武古郷土館」を建設する。 岩村国夫に利用されただけ。
 |  | 「高校殺人事件」 | 
          | 石野 丈吉 | 
          | イシイ ヒサイチ(ヒサカズ) | 強盗殺人犯。重役宅に押し入り、主人を殺す。山田と共犯。30前後。 |  | 「張込み」 | 
          | 石井 久一 | 
          | イヌヲツレタオトコ | 不法建築の現場付近を犬を連れて散歩する紳士風の男。 不法建築の通報者。犯人。
 |  | 「不法建築」 | 
          | 犬を連れた男 | 
          | イシダ ヨシオ | ××省の部長 |  | 「点と線」 | 
          | 石田 芳男 | 
          | イナムラ
                カツゾウ | 北海道庁の役人 |  | 「点と線」 | 
          | 稲村 勝三 | 
          | イマニシ
                エイタロウ | 刑事。警視庁捜査一課 |  | 「点と線」 | 
          | 今西 栄太郎 | 
          | イモウト | 今西栄太郎の妹。川口に住んでいる。 小さなアパートを持っている。お雪さん
 | 「お」・「ゆ」 | 「砂の器」 | 
          | 妹 | 
          | イマニシ ヨシコ | 今西栄太郎の妻 | 「よ」 | 「砂の器」 | 
          | 今西 芳子 | 
          | イナリノアサキチ | 稲荷の麻吉。銀次からは狐野郎と言われる。十手持ちの小悪党。 | 「あ」 | 「左の腕」 | 
          | 稲荷の麻吉 | 
          | イクタ セツコ | 若い日本の女性。細い身体。トルベックの恋人?。スチュワーデス | 「し」 | 「黒い福音」 | 
          | 生田 世津子 | 
          | イシイ エンキチ | 市会議員。事件の主役。赤線地域をバックにしたボス。 |  | 「投影」 | 
          | 石井 円吉 | 
          | イシノ
                テイイチロウ | 丸の内に通うサラリーマン。課長。 元部下の梅谷千恵子を愛人として囲う
 |  | 「証言」 | 
          | 石野 貞一郎 | 
          | イシノテイイチロウノツマ | 石野貞一郎の妻 | 「つ」 | 「証言」 | 
          | 石野貞一郎の妻 | 
          | イシ | ギリスの選手団付き医師班の一人 | 「き」 | 「骨折」 | 
          | 医師(救護団) | 
          | イコマ サイジロウ | 五十歳、銀行勤め。美男。二人の姉(実姉、義姉)と暮らす。 | 「さ」 | 「典雅な姉弟」 | 
          | 生駒 才次郎(才次郎) | 
          | イコマ モモヨ | 才次郎の姉。六十ばかり、上品な老婆。 十六歳で奉公、四十歳で奉公先から下る。
 | 「も」 | 「典雅な姉弟」 | 
          | 生駒 桃世(桃世) | 
          | イコマ オソメ | 才次郎の亡兄の妻。五十七歳、才次郎が引き取る。 普通の老婆。桃世と不仲。
 | 「お」 | 「典雅な姉弟」 | 
          | 生駒 お染(お染) | 
          | イワセ ヒデオ | 独身。遭難、江田の妻と不倫関係を江田に知られる。銀行員。 真佐子は姉。
 |  | 「遭難」 | 
          | 岩瀬 秀雄 | 
          | イワセ マサコ | 岩瀬秀雄の姉。浦橋の手記に疑問を抱く。 従兄の槇田に究明を託す。三十二、三歳
 |  | 「遭難」 | 
          | 岩瀬 真佐子 | 
          | イタクラ シゲタネ | 老中、板倉内膳正重種。 利房に代わって重用されるが、入仏供養の一件でしくじる。
 |  | 「予言僧」 | 
          | 板倉 重種 | 
          | イトウ ジンペイ | 西南戦争で命からがら助かった雄吾を介抱する。地元の素封家。 島津藩に仕えていた。後に粂太郎に誘われ西郷札の買占めに走る。
 |  | 「西郷札」 | 
          | 伊東 甚平 | 
          | イダ ヌイノスケ | 伊田家に婿入り。瑠美は妻。三右衛門は義父(舅)。 嫉妬心に駆られて密通の妻を惨殺。が、密通は妄想か?
 |  | 「疑惑」 | 
          | 伊田 縫之助 | 
          | イダ ルミ | 縫之助の妻。縫之助は婿。源兵衛とは幼なじみ。 密通を疑われ、縫之助に殺される。
 | 「る」 | 「疑惑」 | 
          | 伊田 瑠美(瑠美) | 
          | イダ ミツエモン | 縫之助の舅。瑠美は実の娘。五十過ぎの酒好きの闊達な隠居。 実際はお天気者の気むずかし屋
 |  | 「疑惑」 | 
          | 伊田 三右衛門 | 
          | イノ ロクエモン | 六十一歳にもなるが、頭こそ禿げていて一毛もないけれど、 体格は頑丈で、顔色などもあかくて、てかてか。斉藤島子に下心。
 | 「ろ」 | 「凶器」 | 
          | 猪野 六右衛門 | 
          | イセタ ダタカ | あまり売れていない作家。月刊「草枕」に紀行エッセイを掲載を依頼され、執筆する。 |  | 「Dの複合」 | 
          | 伊瀬 忠隆 | 
          | イハラ ユウイチ | 鈴井物産の朝鮮の鈴井鉱業所の技師。 帝大卒で重役の娘を嫁に迎え将来を嘱望されている。二等兵。
 |  | 「百済の草」 
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          | 伊原 雄一 | 
          | イハラ スミコ | 大野木寿子。伊原と結婚して朝鮮に渡る。鈴井物産の重役大野木保道の娘。 評判の美人。23歳。
 前作【百済の草】から続いて登場。伊原雄一の妻。
 美人であるが為なのか波乱の【走路】へ同行する事になる。
 | 「す」 | 「百済の草」 「走路」
 | 
          | 伊原 寿子 | 
          | イタガキ サダオ | 守谷豊一郎の依頼で石見銀山の観光開発の調査を引き受ける。 自動車会社のテストコースの建設にも関わる。
 土木建築関係の設計士(25センチのゴム長/意外に小さい足)
 |  | 「数の風景」 
 | 
          | 板垣 貞夫 | 
          | イノ リョウキチ | 舞台俳優。五反田に劇団がある。ニヒルな顔つき。Yにちょっと特異な顔だと言われる。 女給の山田ミヤ子を妊娠させ、邪魔になり殺す。
 映画監督の石井にも認められ、俳優としてのし上がる途上である。
 ミヤ子を殺すための殺人行を石岡貞三郎に目撃される。
 浅知恵で、目撃者の石岡をおびき出し殺そうとする。
 梅屋利一:石岡貞三郎を誘い出すために手紙を書く時の偽名。
 | 「う」 | 「顔」 | 
          | 井野 良吉(偽名:梅谷利一) | 
          | イシオカ サダサブロウ | 大衆酒場の常連。女給の山田ミヤ子に気がある。今は結婚して一人の子持ち 京都行きの汽車の中で、ミヤ子に声をかけられ、井野良吉の殺人行を目撃するはめになる。
 井野の顔は覚えていなかった。唇が厚くて眼がぎょろりとしていた。
 二十七八の青年(事件当時)。
 |  | 「顔」 | 
          | 石岡 貞三郎 | 
          | イシイカントク | 巨匠族の映画監督。井野良吉を買っている。石井輝男という、実在する映画監督がいる。 お名前拝借程度?
 |  | 「顔」 | 
          | 石井監督 | 
          | イワオ テルスケ | 長野県出身の陣笠代議士。パクリ屋が、R相互銀行の応接室を利用すため刺を利用される。 岩尾輝次は弟。レッドムーンにも出入りする。
 |  | 「眼の壁」 | 
          | 岩尾 輝輔 | 
          | イワオ テルジ | 岩尾輝輔の弟。精神病院「清華園」の医院長。舟坂英明をかくまう。 |  | 「眼の壁」 | 
          | 岩尾 輝次 | 
          | イシカワヒロシ | 食料品店のおかみさん。 食料品店の電話は、小谷家への呼び出し電話として使われている。2回呼び出しに行っている。
 | 「し」 | 「声」 | 
          | 石川 汎 | 
          | イシマルカチョウ | 捜査本部の刑事課長。 |  | 「声」 | 
          | 石丸課長 | 
          | イシカワジチョウ | 本社の次長。石川ボンさんと呼ばれている。 |  | 「詩と電話」 | 
          | 石川次長 | 
          | イナギ リョウコ | 篠田正彦の愛人。唐津・篠田・内田と雀卓を囲む。篠田の行動に一役買っている。 |  | 「ある小官僚の抹殺」 | 
          | 稲木 良子 | 
          | イケウチ アツコ | 吉川昭夫の愛人であるが、吉川が邪魔な存在になっている。新宿で会社の事務員。 24歳。K町在住。浅野二郎の愛人でもある。
 |  | 「交通事故死亡1名」 | 
          | 池内 篤子 | 
          | イクタ ユキヨ | 市之助、美奈子夫婦のの娘。事件当時は五歳。寺の三男と結婚する。事件の真相に近づくが、... |  | 「家紋」 | 
          | 生田 雪代 | 
          | イクタ イチノスケ | おとなしい性格で、酒は飲むが深酒でもなく先祖譲りの田を守り、借金もない。女遊びもしない。殺される。 |  | 「家紋」 | 
          | 生田 市之助 | 
          | イクタ ミナコ | 市之助とは見合いである。娘時代の恋愛関係もない。 性格はおとなしく、働き手である。色白の器量よし。真典と関係があるのか?
 
 |  | 「家紋」 | 
          | 生田 美奈子 | 
          | イクタ ソウエモン | 生田家当主。農機具と肥料の商いをしていた。妻のスギは病にふけっていた。家紋は揚羽蝶。 
 |  | 「家紋」 | 
          | 生田 宗右衛門 | 
          | イクタ スギ | 生田宗右衛門の妻。病弱。 
 |  | 「家紋」 | 
          | 生田 スギ | 
          | イナカムスメ | 比嘉直樹が殺人を犯した後、逃亡の帰路に山道で会う。比良と関係を持つ。 たった一回の交渉で妊娠したが、知らずに結婚。悲劇的結果になる。
 
 |  | 「史疑」 | 
          | 田舎娘 | 
          | イシカワ | 加賀屋敷の侍。贋金造りの中心人物。「松葉屋」のお蝶に熱を上げる。 
 |  | 「逃亡」(原題:江戸秘紋) | 
          | 石川 | 
          | イスケ | 備前屋の手代。主人の庄兵衛に認められ、一人娘の婿になる事を皆に披露される。 しかし、お露と岩吉の仲には気づいている。備中高梁の在、清七の後輩
 |  | 「蔵の中」 | 
          | 亥助 | 
          | イワキチ | 備前屋の手代。お露と出来ている。いつも蔵の中で逢い引きをしていた。蔵の鍵は岩吉が保管。 |  | 「蔵の中」 | 
          | 岩吉 | 
          | イカリヤ ヘイゾウ | 岡っ引き。神田駿河台下に住む。「大黒屋」「三人の留守居役」にでる惣兵衛の知り合いで切れ者。 惣兵衛に柴亭魚仙を紹介される。
 | 「へ」 | 「蔵の中」 | 
          | 碇屋 平造 | 
          | イセヤ ジュウベエ(ジュウベエ) | 米問屋の旦那。巴之助に熱を上げる。何とかものにしようとするが、抵抗され大怪我をする。 | 「し」 | 「女義太夫」 | 
          | 伊勢屋 重兵衛(重兵衛) | 
          | イスケ | 米問屋伊勢屋の番頭。 |  | 「女義太夫」 | 
          | 伊助 | 
          | イトウ タダスケ | 中立国の公使館員、武官、陸軍中佐。野上顕一郎の行方を執拗に捜す。国威復権会の会員。 門田源一郎に殺される。奈良大和郡山で雑貨商
 |  | 「球形の荒野」 | 
          | 伊東 忠介 | 
          | イノウエ ダイゾウ | 板倉彰英の仲間だが、裏切り殺される。二人の関係は上司と部下ではなさそうだが、判然としない。 留置場で崎津弘吉と知り合う。井上が留置場に入ったのは目的があった。
 崎津弘吉の様な人間を捜していた。結果崎津弘吉を、を事件に巻き込む。途中で事件から手を引かそうとするが間に合わなかった。青山に住む。妹は美沙子。体格が良く大きな男、三十五歳
 |  | 「考える葉」 | 
          | 井上 代造 | 
          | イノウエ ミサコ | 二十三歳。井上代造の妹。井上代造の仕事内容など全く知らない。事件に巻き込まれ、杉田一郎に拉致・監禁されるが、命は助かる。崎津弘吉に好意を抱く。 |  | 「考える葉」 | 
          | 井上 美沙子 | 
          | イワムラ シュウヘイ | R産業株式会社の社長。板倉彰英の後ろ盾。 |  | 「考える葉」 | 
          | 岩村 修平 | 
          | イタクラ アキヒデ | 板倉彰英の仲間だが、裏切り殺される。二人の関係は上司と部下ではなさそうだが、判然としない。 留置場で崎津弘吉と知り合う。井上が留置場に入ったのは目的があった。
 崎津弘吉の様な人間を捜していた。結果崎津弘吉を、を事件に巻き込む。途中で事件から手を引かそうとするが間に合わなかった。青山に住む。妹は美沙子。体格が良く大きな男、三十五歳
 |  | 「考える葉」 | 
          | 板倉 彰英 | 
          | イマオカ サブロウ | 八木助教授に影響を受けて、玉を求めて探検に出る。 吉田東伍説の、西頸域郡の小滝村付近に目星を付ける。芝垣多美子は許婚者
 |  | 「万葉翡翠」 | 
          | 今岡 三郎 | 
          | イトウ | 「初音」に出入りする客だったが、おみよさんと仲良くなる。 学生時代にラグビーをしていた肩幅の広いがたいのいい男だった。
 鹿児島へ旅行に行くことになるが、犬の「サブ」が心配なおみよさんは帰ると言い出す。
 理由を聞いてあきれる。別れることになる。
 |  | 「愛犬」 | 
          | 伊東 | 
          | イナサケンジ | 高木一がモデルと思われる。検事で、平沢の取り調べに当たる。 |  | 「小説 帝銀事件」 | 
          | 稲佐検事 | 
          | イシャ | 麻雀仲間と卓を囲んでいるとき、急患に呼ぶ出され、往診で掛ける。平凡な開業医と言った感じである。 残された者達が暇つぶしに話を始める。往診から帰った医者は何も知らずに麻雀を再開しようとする。
 |  | 「青春の彷徨」 | 
          | 医者 | 
          | イシャノマージャンナカマ | 麻雀仲間。その一人が、この小説の作中劇的な話を始める。 話自体は陳腐であると言えなくもないが、結末は蘊蓄のある「哲学的」な内容と言える。
 |  | 「青春の彷徨」 | 
          | 医者の麻雀仲間 | 
          | イケウラ ゲンサク | 末永甚吉に殺人お疑いを掛けられる。甚吉は後妻だった末永セイの連れ子である。 源作は次々と小金のある女を後妻に迎え余り評判の良くない男だった。
 甚吉の告発にも狂人の言うことなど聞けないと、殆ど無視をしていた。
 甚吉の告発通り家の床下を掘らせるが何も出てこない。
 勝ち誇ろ源作に住民も納得せざるを得ない。蜜柑畑を持ちそれで生活しているようだ。
 今は、村岡とも子と生活をしている。
 |  | 「犯罪広告」 | 
          | 池浦 源作 | 
          | イケベ キンジロウ | 金ちゃん。甚吉の幼なじみで最後まで甚吉に協力的だ。 甚吉の母の末永セイの大島紬の件でも甚吉に情報を提供する。
 池浦源作に最後まで疑いを持っていて、現場を突き止めることになるが、脅迫されて、道を踏み外す。
 甚吉の良き理解者とも言える。
 | 「き」 | 「犯罪広告」 | 
          | 池辺 金次郎(金ちゃん) | 
          | イシイケイブホ | 警視庁鑑識課の警部補。鳥沢博士の兼ねてからの知り合いで、警視庁の会合で、鑑識課の石井警部補を引き留めて、彫刻の展覧会を見ることを勧めた。 石井は、美術や彫刻には興味は無かったが、鳥沢博士の話には興味を持った。
 仕事上でも親密な付き合いがるようだ。鳥沢博士の情報から神奈川県警の事件だが調べていく。
 博士の要望に的確に応えながら真相に迫る。
 |  | 「微笑の儀式」 | 
          | 石井警部補 | 
          | イケノ テンヤ | 日本建築の建築家。実力もあり成功を収めている。 大きくは無いが、上客を有していて順調に設計事務所を経営している
 妻の死後、バーのマダム(石上三沙子)と関係が出来、再婚に至る。
 三沙子の欲望により殺されてしまう。
 |  | 「死んだ馬」 | 
          | 池野 典也 | 
          | イケノ ミサコ(イシガミミサコ) | ホステスから、銀座の裏通り店を持つ。 自己資金と借金で開業したと言っているが何人かのそれらしい男がいた。
 バーのママになってから池野典也と知り合う。三沙子は、池野の名声財産に目を付ける。
 手練手管で池野の後妻になる。池野設計事務所の内情を掴むと欲望を膨らませる。
 二級建築士の秋岡辰夫と会計の樋渡忠造を手なずける。
 秋岡には色仕掛けで、樋渡には贈り物で...女としての魅力を最大限利用して強かに生きるが、
 墓穴を掘る結果になる。
 | 「み」 | 「死んだ馬」 | 
          | 池野 三沙子(石上三沙子) | 
          | イシダ ケンイチ | 若葉学園の専務理事。保子との夫婦関係は絶望的、息子との関係にも手を焼く。加寿子は謙一の愛人。 ルミ子とも関係が出来る。ルミ子は、京都旅行中に交通事故に遭い死亡する。
 謙一もタクシー乗車中に、思わぬ交通事故で入院することになる。
 理事長になる野望のため陰謀を張り巡らす。結局裏切りに合い、彼の周りには誰も居なくなる。
 | 「け」 | 「混声の森」 | 
          | 石田 謙一 | 
          | イシダ ヤスコ | 悪妻として描かれている。夫の謙一に女がいることを感じていて態度に出してしまう性格。 入院中の夫と喧嘩になり別居状態になる。
 息子の恭太とは理解し合うことが出来ず絶望的な関係になる。
 その事を謙一に責められ卑屈な態度に終始する。
 | 「や」 | 「混声の森」 | 
          | 石田 保子 | 
          | イシダ キョウタ | 石田謙一の息子。高校三年生。母親との仲が特に険悪である。 反抗期とも言えるが謙一に迷惑を掛ける。心根は優しい小心者である。
 | 「き」 | 「混声の森」 | 
          | 石田 恭太 | 
          | イシズカ キョウジ | 悪妻として描かれている。夫の謙一に女がいることを感じていて態度に出してしまう性格。 入院中の夫と喧嘩になり別居状態になる。
 息子の恭太とは理解し合うことが出来ず絶望的な関係になる。
 その事を謙一に責められ卑屈な態度に終始する。
 |  | 「混声の森」 | 
          | 石塚 恭司 | 
          | イシ(クロイシ) | 古賀仙太郎からの連絡で、りえ子宅へ駆けつける。吉太郎の死亡を確認するが、不審死として警察に届け出る。念のため、死体現場の風呂を確認していた。 | 「く」 | 「坂道の家」 | 
          | 医師(黒石医師) | 
          | イムタ ヒロスケ | 私立探偵事務所の社員。沖野一郎の依頼を受け、桑山英己と前川奈美の密会を調べ沖野に報告する。 沖野は、伊牟田の報告を元に桑山を追い落とそうとする。
 話の途中までには胡散臭い役回りで、沖野を裏切っているように見える。
 |  | 「寒流」 | 
          | 伊牟田 博助 | 
          | イイヅカ ミツノブ(ヤベジロウ) | 本名、飯塚盈延。元日本共産党の幹部、特高警察の手先となりスパイになる。 その立場から、昔の仲間からも追われるし、特高からも御用済みで追われる。
 病弱な内縁の妻を働かせヒモ状態の生活を送る。
 先妻の子や周りからの借金で惨めな隠遁生活を過ごす。スパイM(松村を名乗る)として党へ潜入。
 | 「や」 | 「「隠り人」日記抄」 | 
          | 飯塚 盈延(矢部治郎) | 
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