| す(名前) | 人物像 | 他の読み | 作品名 | 
          | スガヌマ
                ブンキチ | 地方都市の資産家 |  | 「余生の幅」 | 
          | 菅沼 文吉 | 
          | スガヌマ ウメコ | 菅沼文吉の本妻 |  | 「余生の幅」 | 
          | 菅沼 梅子 | 
          | スギオカ | 田部正一の雇い主 |  | 「ひとり旅」 | 
          | 杉岡 | 
          | スギモト
                リュウジ | 地方紙に『野盗伝奇』なる連載小説を書く作家。 |  | 「地方紙を買う女」 | 
          | 杉本 隆治 | 
          | スダ | 桑島あさ子に好意を寄せる銀行の外務員。57〜58歳。 |  | 「喪失」 | 
          | 須田 | 
          | スギウラ
                コウイチ | 羽沢矢須子の弟を名乗る(たぶん矢須子の夫?) |  | 「春田氏の講演」 | 
          | 杉浦 耕一 | 
          | スムラ サトコ | 29歳。二人の子持ち。夫殺しの被告。須村要吉の妻。 保険の勧誘員
 |  | 「一年半待て」 | 
          | 須村 さと子 | 
          | スムラ ヨウキチ | 須村さと子の夫。さと子に殺される。 |  | 「一年半待て」 | 
          | 須村 要吉 | 
          | スミコ | 料理屋「柳月」の女中。玖村の女。大鶴も好意を抱く。 |  | 「カルネアデスの舟板」 | 
          | 須美子 | 
          | スギハラ | 鳶職の親方。四十四、五歳。希望建設の下請け |  | 「不法建築」 | 
          | 杉原 | 
          | スガワラ
                タイゾウ | 佐山憲一、旅館で使う偽名 | 「さ」 | 「点と線」 | 
          | 菅原 泰造 | 
          | スガワラ ユキコ | お時さん。旅館で使う偽名。桑山秀子=お時さんの本名 | 「お」・「く」 | 「点と線」 | 
          | 菅原 雪子 | 
          | スギウラ アキコ | 前衛劇団の主宰者。大女優 |  | 「砂の器」 | 
          | 杉浦 秋子 | 
          | スガイ ゲンドウ | 本名藤次郎。作家。頭は禿げている、短く刈っていた。 禅寺の僧侶だったと言う
 | 「と」 | 「理外の理」 | 
          | 須貝 玄堂 | 
          | スガイ
                ゲンドウノツマ | 家政婦上がり。収入と、些少の「名声」で玄堂の妻になる。 玄堂より二十以上も下。
 |  | 「理外の理」 | 
          | 須貝玄堂の妻 | 
          | スガイ
                シンタロウ | 名古屋のゲイバーに勤める、芳子。福岡、水城で殺される。。 | 「よ」 | 「時間の習俗」 | 
          | 須貝 新太郎(芳子) | 
          | スズキ | ハイヤーの運転手。下仁田出身。 40くらいのよく肥えた赭ら顔の男
 |  | 「肉鍋を食う女」 | 
          | 鈴木 | 
          | スズキヘイマ | 内藤家の用人。喜助の件で責任を感じる。狂人縫殿に殺される。 |  | 「雀一羽」 | 
          | 鈴木 平馬 | 
          | スギヤマ
                コウゾウ | 生命保険会社社員。 殺人の容疑を掛けられる、原因は石野貞一郎の偽証。
 |  | 「証言」(黒い画集 第二話) | 
          | 杉山 孝三 | 
          | スズキ
                エンジロウ | 山根スエ子殺しの容疑者。冤罪、取り調べで自白させられる。 |  | 「渡された場面」 | 
          | 鈴木 延次郎 | 
          | スエダ サブロウ | 山根スエ子殺しの真犯人、28歳、独身、建設会社の事務員。 交通事故で死亡。
 |  | 「渡された場面」 | 
          | 末田 三郎 | 
          | スイトウシュニン | 会計部。猪首で四角い顔の男。田杉の前借りを断る。 |  | 「発作」 | 
          | 出納主任 | 
          | スエノ | 樋村雄吾の義理の妹。雄吾の父の再婚あいての連れ子。後に塚村圭太郎の嫁になる。 評判の美人。雄吾と五歳違い。
 | 「ひ」・「つ」 | 「西郷札」 | 
          | 季乃(旧姓:樋村季乃) | 
          | クスダサンボウチョウ | 小肥りの軍医少佐。町の開業医出身。恰幅のよい三十八歳。 戦地では女にだらしなかった。
 |  | 「赤いくじ」 | 
          | 楠田参謀長 | 
          | スエダエイセイヘイ | 末田衛生兵。地方で教員をして居た。衛生兵として三上二等兵に関わる。 | 「わ」 | 「任務」 | 
          | 末田衛生兵(私) 
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          | スダグンイ | 見習士官。 三十歳くらいで、丈が高く、色白で、京城で小さな産婦人科医院を持っていたとの噂
 |  | 「任務」 | 
          | 須田軍医 
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          | H・S・スチムソン | スミス火災海上株式会社査定部の部長。 3億円事件の調査をG・セーヤーズ氏へ依頼する。
 | ABCD... | 「小説 3億円事件」 | 
          | H・S・スチムソン | 
          | スギウラ ケンジ | 銀座のバー「海草」のママの弟。 河野径子の経営するレストラン「みなせ」の給仕頭で、径子とも関係があった。
 |  | 「霧の旗」 | 
          | 杉浦 健次 | 
          | スミコ | 大野木寿子。伊原と結婚して朝鮮に渡る。鈴井物産の重役大野木保道の娘。 評判の美人。23歳。
 前作【百済の草】から続いて登場。伊原雄一の妻。
 美人であるが為なのか波乱の【走路】へ同行する事になる。
 | 「い」 | 「百済の草」 「走路」
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          | 寿子(伊原寿子) | 
          | スミコノチチ | 澄子の父で、粟島に傾倒する。粟島の世話で澄子を平垣家に嫁に出す。 澄子の不幸な結婚に加担する事になり、粟島を恨む。
 粟島重介と同罪で狂人へ嫁がせた責任を感じていた。
 娘に憎まれていることを知っていて、「眩しげに避けていた」。
 | 「や」 | 「夕日の城」 「灯」
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          | 澄子の父 | 
          | スギウラ シズコ | 谷原泰夫の経営していた出版社の社員。クラシック好きの女 |  | 「数の風景」 | 
          | 杉浦 静子 | 
          | スズキ ヤス | 川井貢一の情婦。高橋朝子殺しに加担する。小平に住んでいる。 |  | 「声」 | 
          | 鈴木 ヤス | 
          | ステ | 三十二,三歳。大黒屋常右衛門の女房。二度目の縁づきだった。 小料理屋で女中奉公をしていたが、四年前に常右衛門と一緒になった。留五郎に惚れられ困り果てる。
 常右衛門の煮え切らない態度にやきもきする。が、常右衛門は律儀な商人で、仕合わせな境遇だった。
 |  | 「大黒屋」 | 
          | すて | 
          | スギシマ トヨゾウ | 国威復権会の副会長 |  | 「球形の荒野」 | 
          | 杉島 豊三 | 
          | スズキケイブホ | 笹島恭三が死亡したとき捜査に当たる。久美子の京都行きに同行する。笹島の死因に疑問を持つ |  | 「球形の荒野」 | 
          | 鈴木警部補 | 
          | スギタ イチロウ | 板倉彰英の腹心であり忠臣。板倉のために、多くの殺人事件に手を染める。 最後は崎津弘吉との対決になり、坑道に没する。がっちりとした体格で、三十前後、色が黒い。
 |  | 「考える葉」 | 
          | 杉田 一郎 | 
          | スギヤマ リョウキチ | 東京で会社員。分家の杉山重市の孫。良吉は、杉山俊郎を尋ねていく。 俊郎との関係が直接書いていない。成り行きから俊郎宅に宿泊することになる。
 医師の俊郎が、往診の帰りに、雪の難所で馬もろとも滑落死する事故に遭遇する。
 葬儀にも列席することになる。
 |  | 「田舎医師」 | 
          | 杉山 良吉 | 
          | スギヤマ イノタロウ | 杉山良吉の父。故郷を出奔して諸国で放浪、東北の地で亡くなる。 良吉が、重市の孫と、杉山秀に自己紹介するので、猪太郎の父が重市だろう。故郷にに帰ることを夢見ながら実現せず放浪の果てに東北のE待ちで死亡。
 |  | 「田舎医師」 | 
          | 杉山 猪太郎 | 
          | スギヤマ トシロウ | 医者。本家の跡取り。杉山医院を開業、妻の秀と二十四,五の住み込みの看護婦と同居。 男の子が二人。
 |  | 「田舎医師」 | 
          | 杉山 俊郎 | 
          | スギヤマ ヒデ | 杉山俊郎の妻。三十八歳。男の子が二人いる。長男は大阪の医大へ、次男は米子の高等学校。 今は夫婦と住み込みの看護婦と三人暮らし。岡山から嫁に来ていた。
 |  | 「田舎医師」 | 
          | 杉山 秀 | 
          | スギヤマ ヒロカズ | 杉山俊郎の従弟。私財をなげうって満州に渡るが、着の身着のままで故郷に帰ってくる。 極貧の生活が待っている。それに引き換え、杉山家はみんな裕福に生活をしている。
 |  | 「田舎医師」 | 
          | 杉山 博一 | 
          | スギヤマ ミサコ | 杉山博一の妻。俊郎の葬儀の姿が哀れに描かれている。 |  | 「田舎医師」 | 
          | 杉山 ミサ子 | 
          | スギハラ タダロシ | 八木助教授に影響を受けて、玉を求めて探検に出る。東頸域郡の奴奈川村付近を候補に選んだ。 が、今岡の探す方面が有力と感じていた。植物採取が趣味。
 |  | 「万葉翡翠」 | 
          | 杉原 忠良 | 
          | スチ アヤゾウ | 国子の夫。妻の国子を一旦離縁している。須地家の当主で砂鉄工場の経営者。手広く商売をしている。 |  | 「暗線」 | 
          | 須地 綾三 | 
          | スチ クニコ | 黒井利一の実母。実家の帰って利一を生む。須地家から一旦離縁されている。 利一の父は三浦健亮?評判の美人
 |  | 「暗線」 | 
          | 須地 国子 | 
          | スギウラ ジュンイチ | A精密機械株式会社の会計課の社員。軽口を叩く剽軽な男だった。飲み屋の借金に追われて、上浜楢江に金を借りる。最後に金を持ち逃げする。 |  | 「鉢植えを買う女」 | 
          | 杉浦 淳一 | 
          | スエナガ ジンキチ | 印刷職人。小田原に住むが、郷里の阿夫里に帰って竹内活版所に勤める。 母の末永セイが、池浦源作に殺されたと、告発のチラシを配布する。
 告発の内容は、多少狂人じみているが、真実に迫る具体性を帯びている。
 始は池浦源作から精神異常者扱いをされるが住民には真実ではないかと好奇の目を向けられる。
 池辺金次郎や活版所の主人など協力もあり源作に迫る。
 したたかな、源作にあしらわれ、目的を達すること無く殺される。
 |  | 「犯罪広告」 | 
          | 末永 甚吉 | 
          | スエナガ セイ | 末永甚吉の母。前夫の殉職で多少の小金を持っていた。甚吉と妹を連れて池浦源作の後妻となる。 池浦源作の暴力に耐えきれず子供を残して、兄の鈴木初太郎の所へ身を寄せる。
 説得され源作の元に戻るがその日に殺されたようだ。
 子供の甚吉は、初太郎の家に引き取られる。妹は、源作の家に残りに17歳になると女郎として売られる。
 |  | 「犯罪広告」 | 
          | 末永 セイ | 
          | スズキ ハツタロウ | 末永セイの兄。甚吉を引取育てる。妹の末永セイには親切だったようだ。 |  | 「犯罪広告」 | 
          | 鈴木 初太郎 | 
          | スズキミチオ | 最後まで石田謙一の信頼を受け腰巾着の役割を果たすが、土壇場で寝返る? | 「し」 | 「混声の森」 | 
          | 鈴木 道夫(事務長) | 
          | スギヤマ リエコ | 源氏名は八重子。22、3歳。キャバレー「キュリアス」のホステス。吉太郎の愛人として囲われる。りえ子にしてみれば金蔓。健ちゃんと呼ぶ男がいる。 |  | 「坂道の家」 | 
          | 杉山りえ子 | 
          | フギヤマ・モリムラ | 放送局のプロデューサーだが、最初は杉山として登場するが後に森村になる、 同一人物かどうか分からない?
 | 「も」 | 「濁った陽」 | 
          | 杉山・森村 | 
          | スギコ(コムラスギコ) | 小村憲吉の妹。三十四歳。兄の世話をしているが、絵の勉強の為にパリへ行っていた。 兄の世話になりながら生涯独身。
 
 | 「こ」 | 「呪術の渦巻き文様」 | 
          | 杉子(小村杉子) | 
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