| き(名前) | 人物像 | 他の読み | 作品名 | 
          | キムラ キクオ | 戸上佐知子の恋人 |  | 「神と野獣の日」 | 
          | 木村 規久夫 | 
          | キタニ ショウゴ | 主人公。ありふれすぎていて魅力を感じさせない。 選挙資金を持ち逃げする。
 |  | 「告訴せず」 | 
          | 木谷 省吾 | 
          | キムラ | 30年配、葛山の助手。葛山と瓜二つの画を描く。 |  | 「紅い白描」 | 
          | 木村 | 
          | キタニ タヘエ | 土着の豪族。衆道家。高月藤三郎に討たれる | 「は」 | 「疵」 | 
          | 木谷 太兵衛 | 
          | キタノ ヒロロ | 元重田の妻。北野と再婚。旧姓、重田広子 | 「ひ」 | 「紙碑」 | 
          | 北野 広子 | 
          | キタノ コウヘイ | 高校教師。広子と再婚。教頭から、校長へ。 退職後教育委員会入りを狙う
 |  | 「紙碑」 | 
          | 北野 孝平 | 
          | キリハラ
                コジュウロウ | 算盤の老舗の当主。駐在所時代の三木謙一をよく知っている |  | 「砂の器」 | 
          | 桐原 小十郎 | 
          | ギュウニュウハイタツニン | 十七歳の少年 |  | 「薄化粧の男」 | 
          | 牛乳配達人 | 
          | ギンジ | 卯助親娘を松葉屋に世話をする。おあきに惚れている。 お人好しの意気地
 |  | 「左の腕」 | 
          | 銀次 | 
          | キヘエ | 人形屋。玩具の製造。張子の虎を作る。与助の家の店子になる。 |  | 「虎」 | 
          | 喜兵衛 | 
          | キスケ | 雀を捕まえたことが大事件になる。縫殿の失脚の原因を作る。 百姓の倅
 |  | 「雀一羽」 | 
          | 喜助 | 
          | ケイコ | 博多でバー勤め、下坂と結婚する。気の強い女 |  | 「渡された場面」 | 
          | 景子 | 
          | キュウゴダンノイシ | イギリスの選手団付き医師班の一人 | 「い」 | 「骨折」 | 
          | 救護団の医師 | 
          | キタミシ ゲマサ | 喜多見若狭守重政。綱吉から直々に一万石を承る。茂兵衛の兄 (キタミワカサノカミシゲマサ)
 | 「し」 | 「栄落不測」 | 
          | 喜多見 重政 | 
          | キスケ | 茂兵衛の家来。若党。 |  | 「栄落不測」 | 
          | 喜助 | 
          | キチベエ | 元直参六千八百石大目付山脇伯耆守。 ”相模屋”で車夫をはじめる。おじさんと呼ばれる。 寡黙で静かな男。一人娘が病弱。四十二、三歳
 | 「や」 | 「くるま宿」 | 
          | 吉兵衛(山脇伯耆守) | 
          | クノウ タカトシ | 大政官五等出仕久能孝敏。お抱えの車夫や書生が相模屋の車夫と喧嘩になる。吉兵衛を先生と仰ぐ。 |  | 「くるま宿」 | 
          | 久能 孝敏 | 
          | キタヤマ ムツオ(ベンゴニン) | 刑事専門のベテラン弁護士。 四十二、三歳。背が低い、小柄な全身に精力が固まったという感じだった。
 | 「へ」 | 「土偶玩具」「小町鼓」 | 
          | 北山 睦雄(弁護人) | 
          | キミシマ ジロウ | 銀座のバー「コスタリカ」のバーテンダー。 津神佐保子と男女の関係があり、佐保子から金を強請る。
 |  | 「安全率」 | 
          | 君島 二郎 | 
          | キュウタロウ | 袋物屋、蔦屋の息子。おふでの誘いに乗って道ならぬ仲になる。 二十一歳になる色白で役者にもしたくなるような男。
 |  | 「大山詣で」 | 
          | 久太郎 | 
          | キンゾウ | 源次とは小伝馬町の牢仲間。牢名主名や卯平の助けを借りて脱走。 源次につきまとうが逆に源次にはめられて殺される。
 が、土左衛門になるところを加賀屋敷の侍、石川に助けられる。
 船宿「梅の屋」で働くとき、源次を見かける。恨みがあり、大山を目指す。
 | 「か」 | 「逃亡」(原題:江戸秘紋) | 
          | 金蔵(勘八) | 
          | キタハラ モイチロウ | 鳥見和子の短大時代の御師。地方都市で郷土史会を主宰している。鳥見可寿子もその会に参加している。 |  | 「再春」 | 
          | 北原 茂一郎 | 
          | キタオケイジ | 呼野刑事と組んでんで捜査をする。呼野刑事の示唆に富む推測に感心しながら捜査を進める。 |  | 「駅路」 | 
          | 北尾刑事 | 
          | キダ | 人の佐保子の父親に結婚を反対され、心中行に出かける。阿蘇の火口に飛び込むことにするが 怖くて止める。行動は余りにも幼く軽薄である。ただ、話の内容は作中劇的なもので、
 深刻なものではなく、小説としては、心中行をする二人の気持ちの変化が主題と言ってよいだろう。
 |  | 「青春の彷徨」 | 
          | 木田(作中劇の登場人物) | 
          | キンチャン(イケベキンジロウ) | 金ちゃん。甚吉の幼なじみで最後まで甚吉に協力的だ。 甚吉の母の末永セイの大島紬の件でも甚吉に情報を提供する。
 池浦源作に最後まで疑いを持っていて、現場を突き止めることになるが、脅迫されて、道を踏み外す。
 甚吉の良き理解者とも言える。
 | 「い」 | 「犯罪広告」 | 
          | 金ちゃん(池辺金次郎) | 
          | キクシャ | 俳号が菊舎(キクシャ)。料理店の店主。時々奇妙な行動をする。越水から疑いを持たれる。 原沢は、録音された二つの声に最初から疑問を持っていた。
 水越には自らの行動を打ち分けるが、秘密裏にマチ子の失踪など調べていた。
 原沢もマチ子と関係があったが、マチ子に入れ揚げている関係ではなかった。
 | 「は」 | 「二つの声」 | 
          | 菊舎(原沢規久雄) | 
          | キクコ | 三沙子の世話だが、秋岡辰夫と結婚する。 清純で、秋岡にとっても満足できる妻だった。父は相当な会社の社長だった。
 | 「あ」 | 「死んだ馬」 | 
          | 菊子(秋岡菊子) | 
          | キヌ(オキヌ) | 忠助の女房。美人と言うほどではないが、気立ての良い世話女房。 忠助とお千勢の仲を疑い嫉妬に燃えるが、世話女房である事には変わりなかった。
 亭主の忠助はその世話女房ぶりが鼻についていた。忠助には最悪の裏切りに合う。
 
 | 「お」 | 「七草粥」 | 
          | 絹(お絹) | 
          | キヌ(オキヌ) | 倉橋三左衛門の女房。首を切られて殺される。確定的に書いてはいないが、葉村庄兵衛の元妻。 | 「お」 | 「術」 | 
          | 絹(お絹) | 
          | イシダ | 石田謙一の息子。高校三年生。母親との仲が特に険悪である。 反抗期とも言えるが謙一に迷惑を掛ける。心根は優しい小心者である。
 | 「い」 | 「混声の森」 | 
          | 恭太(石田恭太) | 
          | キムラ モト | 0歳の時、鴎外家の女中になる。当時婚家から逃れて女中になったが、妊っていた。 |  | 「削除の復元」 | 
          | 木村 元 | 
          | キノシタ ケイタロウ | 木下家の長男だが、母親に頭が上がらず言うがママで、長男の平吉を養子に出すことになる。 |  | 「夜が怕い」 | 
          | 木下 慶太郎 | 
          | キノシタ ユキ | 平吉の母。木下慶太郎の妻。長男の平吉は生まれてすぐ里子に出す。 慶太郎の姑と折り合いが悪く婚家を抜け出すも平吉を妊っていて婚家に戻り、二男、三男を設ける。
 |  | 「夜が怕い」 | 
          | 木下 ユキ | 
          |  |  |  |  |