| う(名前) | 人物像 | 他の読み | 作品名 | 
          | ウエキ トラオ | 28歳。被告。 |  | 「奇妙な被告」 | 
          | 植木 寅夫 | 
          | ウザワ ヤスコ | 25、6歳。評論家春田氏のファン?。実は大泥棒 | 「は」 | 「春田氏の講演」 | 
          | 羽沢 矢須子 | 
          | ウエダ ゴイチ | 平和学園当時のヒロシの担任。ヒロシをいじめる。 |  | 「紅い白描」 | 
          | 上田 吾一 | 
          | ウエダ ハルエ | 十八,九歳。葛山産業美術研究所の雑用係。 研究所では葉子以外のタダ一人の女性
 |  | 「紅い白描」 | 
          | 上田 春江 | 
          | ウエダ キイチ | R区役所建築課監査係。主人公、犯罪を推理する。 |  | 「不法建築」 | 
          | 上田 喜一 | 
          | ウエスギイシ | 上杉医院の医師。三浦恵美子の死を看取る |  | 「砂の器」 | 
          | 上杉医師 | 
          | ウスケ | 左腕腕に四角い桝形の入墨がある。 入墨から長門者だと言われる。蜈蚣の卯助
 | 「む」 | 「左の腕」 | 
          | 卯助 | 
          | ウメタニ チエコ | 石野貞一郎の愛人。貞一郎の他に若い恋人がいる。 |  | 「証言」 | 
          | 梅谷 千恵子 | 
          | ウメコ | 「千鳥旅館」の女中、信子の同僚。信子より一つ年上。 旅館では信子が先輩
 |  | 「渡された場面」 | 
          | 梅子 | 
          | ウラハシ ゴイチ | 独身。銀行員。登山は初心者。山岳雑誌に『山嶺』に手記を書く。 二十五歳。
 |  | 「遭難」 | 
          | 浦橋 吾一 | 
          | ウラハシ | 新聞社のカメラマン |  | 「剥製」 | 
          | 浦部 | 
          | ウラカゼ | 大奥の女中(中臈)。お島、お澄を部屋子としている。淫奔。 惣六、了善が男
 |  | 「鬼火の町」 | 
          | 浦風 | 
          | ウノキチ | 紙問屋の若旦那。博奕で投獄され、雄吾と同房。雄吾を尊敬し、改心する。 解放後訪ねるように所書きを残す。
 |  | 「西郷札」 | 
          | 卯之吉 | 
          | ウサブロウ | 卯之吉の父。神田の紙問屋の主人。改心した倅を喜び雄吾を歓待する。 雄吾の恩人でもある。
 |  | 「西郷札」 | 
          | 卯三郎 | 
          | ウメオカ | 久能孝敏の同僚。相模屋の若者が久能邸に押しかけた時、吉兵衛に会う。 吉兵衛を先生と呼ぶ。
 |  | 「くるま宿」 | 
          | 梅岡 | 
          | ウチボリ ヒコスケ | 元は食器具の販売員。福岡で家具屋として成功している。町田と銀行強盗の過去がある。 共犯者の町田が気にな町田の動向を探る。
 |  | 「共犯者」 | 
          | 内堀 彦介 | 
          | ウラタ エイコ(カマタエイコ) | 54歳。村川の元恋人。「蓬莱閣」の女中頭 | 「か」 | 「駆ける男」 | 
          | 蒲田 栄子 | 
          | ウツイ トヨコ | 二十一歳。実業家の娘。別荘に女中二人と滞在。 整った横顔、半透明な白い皮膚。結果として宮原次郎を翻弄する。
 | 「と」 | 「消滅」 | 
          | 宇津井 登代子 | 
          | ウカイ チュウベイ(ショウテン) | 宝石商。三カラットのダイヤの流離に事あるごとに関わる。 |  | 「消滅」 | 
          | 鵜飼 忠兵衛(商店) | 
          | ウメイ キクコ | 板垣と谷原からは、カノチエ帽の女:34,5歳 1メートル64、5個性的な顔で眼が魅力的。 R大学の助教授。民俗学専攻。
 | 「か」・「き」 | 「数の風景」 | 
          | 梅井 喜久子 | 
          | ウエノ ヨシオ | 日本海運輸の経営者。元妻は守屋豊一郎の妹。元妻(芳子)を殺害か? 再婚した今の妻は京都の木屋町のクラブのママ。原田源之助の妹(愛子)。
 芳子・愛子とも未入籍。
 |  | 「数の風景」 | 
          | 上野 吉男 | 
          | ウメタニ リイチ | 舞台俳優。五反田に劇団がある。ニヒルな顔つき。Yにちょっと特異な顔だと言われる。 女給の山田ミヤ子を妊娠させ、邪魔になり殺す。
 映画監督の石井にも認められ、俳優としてのし上がる途上である。
 ミヤ子を殺すための殺人行を石岡貞三郎に目撃される。
 浅知恵で、目撃者の石岡をおびき出し殺そうとする。
 石岡貞三郎を誘い出すために手紙を書く時の偽名。
 | 「い」 | 「顔」 | 
          | 梅谷 利一(本名:井野良吉) | 
          | ウエサキ エツコ | 本名は、黒池幸子。黒池健吉(山本一男)の妹。山杉商事の社長秘書。上崎絵津子を名乗る。 事件をどこまで知っているか不明だが、連絡役として見え隠れする。
 兄(黒池健吉)が舟坂に殺された事を知るに至り警察にすべてを話す。
 | 「く」 | 「眼の壁」 | 
          | 上崎 絵津子(梅村幸子/黒池幸子) | 
          | ウメムラ サチコ | 本名は、黒池幸子。黒池健吉(山本一男)の妹。山杉商事の社長秘書。上崎絵津子を名乗る。 事件をどこまで知っているか不明だが、連絡役として見え隠れする。
 兄(黒池健吉)が舟坂に殺された事を知るに至り警察にすべてを話す。
 | 「く」・「う」 | 「眼の壁」 | 
          | 梅村 幸子(上崎絵津子/黒池幸子) | 
          | ウメムラ オトジ | 新興右翼のボス。時に事務長の山崎と名乗り萩崎、田村に会う。 パクリ事件の黒幕四六七歳。本名梅村音次
 | 「ふ」 | 「眼の壁」 | 
          | 梅村 音次(舟坂英明) | 
          | ウメイ ジュンコ | バーレッドムーンのマダム。舟坂英明の愛人。 |  | 「眼の壁」 | 
          | 梅井 淳子 | 
          | ウメキ キンイチ | 病気上がりで本社の調査部からH市の通信局へ転勤。独身なので老婆を雇う。 小林大治郎とスクープ合戦を繰り広げるが、それには裏があった。
 後ろめたさを感じながら、星野ふみ子を踏み台にする身勝手な部分が気になる。
 |  | 「詩と電話」 | 
          | 梅木 欽一 | 
          | ウチダ | 篠田に呼び出され、唐津・篠田・稲木良子と雀卓を囲む。おそらく篠田の手下。 |  | 「ある小官僚の抹殺」 | 
          | 内田 | 
          | ウエノ エカイ | 徳蓮寺の住職。五十歳。寺に来てから十年以上(事件当時) | 「え」 | 「家紋」 | 
          | 上野 恵海 | 
          | ウツハラ ヘイスケ | 福井県の田舎の加賀藩藩儒宇津原平左衛門の子孫。 蔵書マニア。偏屈な老人、67歳。妻子とも全くの疎遠で一人暮らし。新井白石の「史疑」を所蔵?
 |  | 「史疑」 | 
          | 宇津原 平助 | 
          | ウツハラ ヘイザエモン | 福井県田舎の加賀藩藩儒。 
 |  | 「史疑」 | 
          | 宇津原 平左衛門 | 
          | ウオズミ イチロウ | 中央官庁の課長。宴会三昧の視察で九州一円を回る。 最期の北九州での宴会を断る、女と温泉地で待ち合わせ、女の遺体を発見。
 |  | 「不在宴会」 | 
          | 魚住 一郎 | 
          | ウンガク | 浄験寺の納所小坊主。子供のため打ち首は免れ放免。 |  | 「大黒屋」 | 
          | 雲岳 | 
          | ウメサブロウ | 下谷の岡っ引き。その地位を利用して悪事を働く。 囲い者のお米も亭主を島送りにし騙して自分の女にする。
 同じ手でお蝶を手籠めにする。この話の中では一番の悪党と言える。
 
 |  | 「逃亡」(原題:江戸秘紋) | 
          | 梅三郎 | 
          | ウシマツ | 梅三郎の子分。お蝶の居所を見つける。卯平の存在を発見、梅三郎に御注進。 屑屋に化けてお蝶の家に乗り込む。だが、源次の顔は知らない。
 
 |  | 「逃亡」(原題:江戸秘紋) | 
          | 丑松 | 
          | ウヘイ | 番小屋の番太郎。子供相手の飴屋になりながらも全うに生きようとする。 源次と同じくらいの年頃の息子を亡くしている。最期まで源次の味方になりかっこよく消えていく。
 
 |  | 「逃亡」(原題:江戸秘紋) | 
          | 卯平 | 
          | ヴァンネード(ロベルト・ヴァンネード) | 中立国の公使館員、一等書記官。妻子を捨て、終戦工作に関与する。伊東忠介に命を狙われる。 ロベール・ヴァンネード、妻は、エレーヌ。
 ●偽名=田中孝一(芳名帳の記載名):山口(芦村亮一を誘うとき使用):ロベール・ヴァンネード(フランス人名)
 | 「の」・「た」 「ろ」
 | 「球形の荒野」 | 
          | ヴァンネード(野上謙一郎) | 
          | ウエダケイブホ | 捜査本部の刑事、小出刑事と山梨へ捜査に向かう。 |  | 「考える葉」 | 
          | 上田警部補 | 
          | ウエダタイイ | 憲兵大尉。村田露石。大原鉄一(鉄ちゃん)は元部下。 板倉彰英の書道の先生をしながら、板倉を強請っていた。それなりの金を手に入れているはずだが吝嗇。
 |  | 「考える葉」 | 
          | 植田大尉 | 
          | ウエハマ ナラエ | A精密機械株式会社のタイピスト。戦前から勤めている。体格も良く一番縹緻(キリョウ=器量)が悪かった。 小金を貯めて高利貸しのようなことをしていた。容姿のせいか結婚も出来ずに三十を迎えようとしていた。
 |  | 「鉢植えを買う女」 | 
          | 上浜 楢江 | 
          | ウツミ ジュンイチ | 島村芳正の死後、吉岡・筒井・島田・岡村・杉山らと「島村会」を作っていた。 「島村会」が自然消滅しても島村家に出入りしていた。
 | 「は」・「そ」 | 「見送って」 | 
          | 内海 準一 | 
          | ウエシマ チュウタロウ | 共福生命保険株式会社調査室の調査員。展覧会で鳥沢博士と出会い、勘違いから声をかける。 顔の長い、痩せぎすの、背の高い、三十五,六の男。眉の薄い頬骨の張った顔
 鳥沢博士を美術関係の先生と勘違いするが、「法医学博士」である事を知りむしろ興味を持ち話をする。
 |  | 「微笑の儀式」 | 
          | 上島 忠太郎 | 
          | ウシロク | なずな売り。淺草の馬道に住む人足。忠助の手先となって事件の片棒を担ぐ。 忠助の手口を知る人間で、忠助を強請る。忠助の口車に乗って罪を重ねるが、結果忠助に殺される。
 |  | 「七草粥」 | 
          | 丑六 | 
          | ウシキチ | 瓦版屋の主人。源八からネタの提供を頼まれるが、嘘は書けないと表面的には断る。 小判を一枚出され受け取る。正義感も小判一枚で投げ捨てる。
 八兵衛からも訪問を受け、居合わせた雇人の熊蔵が「大鮑」のネタを話す。
 |  | 「見世物師」 | 
          | 丑吉 | 
          | ウメダ ヤスタロウ | 四十二歳。職業は神主。岡山の津山で八幡宮の神官をしている。 事業欲が旺盛で、1500万円程度を持ち上京する。
 危ない仕事に手を出しいるようだ。自身に1500万円程の生命保険を掛けている。
 自殺もほのめかすが、多摩川土手で絞殺される。
 |  | 「紐」 | 
          | 梅田 安太郎 | 
          | ウメダ シズコ | 安太郎の妻。後妻。色白で細い容貌。失踪したらしい安太郎を探しに上京する。 上京中の行動は夫を探す風でもなく東京見物をする。事件当日のアリバイは完璧
 |  | 「紐」 | 
          | 梅田 静子 | 
          | ウチマキ ジュンコ | 洋裁学校の院長。亭主は理事長。お茶の水辺りにあるようだ。 |  | 「黒い樹海」 | 
          | 内牧 淳子 | 
          | ウチマキリジチョウ | 洋裁学校の院長(淳子)の尻に敷かれているようだ。四角いあから顔。 |  | 「黒い樹海」 | 
          | 内牧理事長 | 
          | ウノ ヨリコ | デザイナー。店は西銀座裏の繁華街にあった。 若いのに繁昌しているようだ。画家の鶴巻完造がパトロンらしい。
 |  | 「黒い樹海」 | 
          | 宇野 より子 | 
          | ウエダ マサオ | 西脇満太郎の弟子。如何にも訳ありそうな登場の仕方だが重要な役回りでは無かった。 妹尾郁夫と同じ高校の出。
 |  | 「黒い樹海」 | 
          | 上田 正夫 | 
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