| た(名前) | 人物像 | 他の読み | 作品名 | 
          | タダケイブ | 元宮の先導に失敗し自殺をする。 |  | 「尊厳」 | 
          | 多田警部 | 
          | タダ テイイチ | 多田警部の息子。無念の死を遂げた父の復讐を遂げる。 |  | 「尊厳」 | 
          | 多田 貞一 | 
          | タベ ショウイチ | 今で言えば営業マンか |  | 「ひとり旅」 | 
          | 田部 正一 | 
          | タエコ | 新原田恵子。48歳。院長夫人(夫は5年前に死亡、未亡人) | 「し」・「に」 | 「春の血」 | 
          | 田恵子 | 
          | タサカ フジコ | 庄田咲次と情人関係(小説内の表現)。潮田芳子と三角関係 |  | 「地方紙を買う女」 | 
          | 田坂 ふじ子 | 
          | タシロ ジロウ | 妻子持ち。28歳。桑島あさ子という愛人がいる。須田という男が現れる。 三角関係?愛人関係は破綻に向かう。
 「喪失」とは、田代二郎の生活か、桑原あさ子の生活かはたまた須田の生活か。
 |  | 「喪失」 | 
          | 田代 二郎 | 
          | タカモリ | 職長。30半ば |  | 「延命の負債」 | 
          | 高森 | 
          | タカモリ タキコ | 評論家。須村さと子の特別弁護人を買って出る。 |  | 「一年半待て」 | 
          | 高森 たき子 | 
          | タカセ マサコ | 宗子の妹。高校教師。形見に「ウールのツーピース」を欲しがるが、 解決へのヒントになる。
 | 「ま」 | 「留守宅の事件」 | 
          | 高瀬 昌子 | 
          | タナベ トモサブロウ | 希望建設社長。三十三、四歳。元暴力団員との噂がある。 |  | 「不法建築」 | 
          | 高鍋 友三郎 | 
          | タキムラ ゲンタ | 波津良太の元部下。銀座の小さな会社の嘱託。 課長だった為「社人会」に参加できず
 |  | 「いきものの殻」 | 
          | 滝村 源太 | 
          | タチバナ マスミ | 藩権大参事。大伝馬町の牢獄で斬刑 |  | 「贋札つくり」 | 
          | 立花 増美 | 
          | タイマ | 元藩医で今は町医者。病気の新蔵を診る。 矢野に新蔵を家に帰すように進言する。
 | 「お」 | 「贋札つくり」 | 
          | 大麻 | 
          | タケベ
                トヨイチロウ | 劇作家。ヌーボー・グループ |  | 「砂の器」 | 
          | 武部 豊一郎 | 
          | タドコロ サチコ | 和賀英良のフィアンセ。前大臣田所重喜の娘。新進女流彫刻家 |  | 「砂の器」 | 
          | 田所 佐知子 | 
          | タドコロ シゲシゲヨシ | 前大臣。のちに農林大臣になる。田所佐知子の父。福島県選出 |  | 「砂の器」 | 
          | 田所 重喜 | 
          | タドコロ
                イチノスケ | 伊勢の映画館館主。福島県出身。田所重喜の支持者 |  | 「砂の器」 | 
          | 田所 市之介 | 
          | タナカ | 三浦恵美子の勤めていた銀座のバーのマダム。 | 「ま」 | 「砂の器」 | 
          | 田中(マダム) | 
          | タヤマ ヨタロウ | 市長。人口十万、九州の或る県。元陸軍中将 |  | 「市長死す」 | 
          | 田山 与太郎 | 
          | タノモ | 亀井藩江戸家。兵馬の白梅の香を見抜く。六十近い歳 | 「か」 | 「白梅の香」 | 
          | 頼母(柿坂 頼母) | 
          | タハラ ヤスオ | 「角屋」の通いの板前。31歳。とみ子と同棲を始める。 妻子持ち。無口な男。
 | 「や」 | 「お手玉」 | 
          | 田原 安雄 | 
          | タハラヤスオノツマ | 気の弱い妻。六つになる娘と安雄に帰るように頼む。 とみ子の相手ではない。
 | 「た」 | 「お手玉」 | 
          | 田原安雄の妻 | 
          | タムラ タイチ | 新聞記者。東京の大手新聞社を部長と喧嘩して退社。 瀬戸内海のS市へ都落ち。再び東京へ
 |  | 「投影」 | 
          | 田村 太市(太市) | 
          | タムラ ヨリコ | 太市の妻。キャバレー「銀座」で働く。ダンサー。 太市に黙って付いて行く。愛すべき可愛い女
 | 「よ」 | 「投影」 | 
          | 田村 頼子(頼子) | 
          | タスギ | 妻は病気療養中。黒木ふじ子という愛人がいる。 新聞社の調査課勤務。名字だけ。
 |  | 「発作」 | 
          | 田杉 | 
          | タスギノツマ | 田杉の妻。田杉とは冷えた関係。郷里の療養所で病気療養中。 | 「つ」 | 「発作」 | 
          | 田杉の妻 | 
          | タジマロウジン(ケイジ) | 六十を越した老人。土工殺しの担当刑事。今は刑事部の嘱託 | 「け」 | 「天城越え」 | 
          | 田島老人(刑事) 
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          | タテバヤシウマノカミツナヨシ | 元服後、綱吉を名乗る(館林右馬頭綱吉)。五代将軍。 性格に奇矯なところがある
 | 「つ」・「と」 | 「予言僧」 | 
          | 館林右馬頭綱吉 | 
          | タダキヨ | 大老。家光亡き後、宮家から跡継ぎを探す。後に綱吉から冷遇を受け煩悶死 | 「さ」 | 「予言僧」 | 
          | 忠清(酒井忠清) | 
          | タガミ コウサク(タノウエ) | 障がい者。鴎外の空白の「小倉日記」を再現しようとする。六尺近い長身 実在の人物だが「伝記小説」ではない。
 | 「こ」 | 「或る『小倉日記』伝」 | 
          | 田上 耕作 | 
          | タガミ フジ(タノウエ) | 田上定一と結婚。評判の美人。 耕作は一人息子。耕作にわが夫のように仕え、幼児のように世話した。
 | 「ふ」 | 「或る『小倉日記』伝」 | 
          | 田上 ふじ | 
          | タガミ テイイチ(タノウエ) | 白井正道の甥。ふじと結婚、耕作をもうける。 耕作の病を気に留め治療に奔走するが若くして病死。
 |  | 「或る『小倉日記』伝」 | 
          | 田上 定一 | 
          | タカムラ ヤスオ | 頼子と結婚する。暗い過去の記憶から両親の秘密を頼子に告白する。 「火の記憶」から母親の不倫を邪推する。B市生まれ。
 | 「や」 | 「火の記憶」 | 
          | 高村 泰雄(泰雄) | 
          | タナカ ケンゾウ | 新聞社の企画展に「西郷札」の展示を依頼する。 田中惣兵衛は祖父であり、樋村雄吾の幼少の友人。「覚書」の保存者。
 |  | 「西郷札」 | 
          | 田中 謙三 | 
          | タツゾウ | ”相模屋”で車夫。吉兵衛の同僚。 久能のお抱え車夫と喧嘩になり勝ち誇ったのはよいが仕返しをされる。
 |  | 「くるま宿」 | 
          | 辰造 | 
          | タケオカ リョウイチ | 東京の私立大学出で、二十八歳、妻帯者。事業縮小により整理された男。 商工特報社の通信員として内堀に雇われる。
 |  | 「共犯者」 | 
          | 竹岡 良一 | 
          | タカヤマ(サイキサイ) | サイキサイ 。日光中宮司事件の真犯人。朴烈根と共犯 | 「さ」 | 「日光中宮司事件」 | 
          | 高山(崔基菜) | 
          | タケダ ケンサク | 父は宇美辰丸の船員。月刊「草枕」の編集長になったのは、天地社の社長の引きによる。 が、宇美辰丸の船主とは知らない。
 |  | 「Dの複合」 | 
          | 武田 健策 | 
          | タニオ キウエモン | 一代で財を成す。経営の才に恵まれたか、谷尾礦業(炭鉱)の社長として成功する。 (昭和初年当時、54歳)。妙子と淳子の父、妻は房江
 |  | 「土俗玩具」 | 
          | 谷尾 喜右衛門 | 
          | タニオ タエコ | 谷尾喜右衛門の長女。男の噂が絶えないうちに婿を取る。婿の名は、村田忠夫 |  | 「土俗玩具」「小町鼓」 | 
          | 谷尾 妙子 | 
          | タニオ ジュンコ(アツコ) | 尾喜右衛門の次女。結婚して、谷尾家を離れる。妙子とも疎遠になる。 |  | 「土俗玩具」 | 
          | 谷尾 淳子 | 
          | タカスギ ウサブロウ | 軍曹で被服係。兵隊に召集される前は鈴井鉱業所で伊原雄一の部下だった。何かと伊原に親切にする。 |  | 「百済の草」 | 
          | 高杉 卯三郎 | 
          | ヤナギハラコウキュウサンボウ | 三十五歳、姫路の出身。関西訛り。陸士出身。 小肥り、戦闘的な眼が輝いていた。他の召集将校たちに畏怖されていた。
 |  | 「百済の草」 | 
          | 柳原高級参謀 | 
          | タイイ | 畑野寛治の元上官。軍事物資をくすねる。 戦後落ちぶれて、畑野に恐喝まがいで助けを求める。が、畑野に軽くあしらわれる。
 |  | 「雨の二階」 | 
          | 大尉 | 
          | ヤスコ(タイコ) | 銀座のバー「コスタリカ」の女給。佐保子の伝言を加久に伝える。 | 「や」 | 「安全率」 | 
          | 泰子 | 
          | タムラブチョウケイジ | 事件当時の捜査主任。石岡貞三郎へ梅谷利一(井野良吉)から来た手紙の相談を受ける 梅谷利一(井野良吉)に疑いを持ち、石岡に京都行きを勧める。
 |  | 「顔」 | 
          | 田村部長刑事 | 
          | タムラ マンキチ | 有楽町に本社のある新聞社の記者。萩崎と共に事件に迫る。 スクープを欲しがる行動力は抜群
 |  | 「眼の壁」 | 
          | 田村 満吉 | 
          | タマル リイチ | 瀬沼弁護士事務所の所員。元警察官。 瀬沼弁護士の指示で事件をの捜査に当たる。が、殺される。
 |  | 「眼の壁」 | 
          | 田丸 利一 | 
          | タカハシ トモコ | 新聞社の電話交換手。二十八歳。小谷茂雄という結婚を約束した男がいる。 が、小谷の見栄っ張りな性格に不安を感じていた。
 職業柄300人程度の声を聞き分けることが出来る。
 殺人現場に間違い電話を掛け、相手が出る。その「声」は、記憶に残り、「声」の主に出会う。
 |  | 「声」 | 
          | 高橋 朝子 | 
          | タシロ アキミチ | 福光福太郎の本名。ヒント・コンサルタント業。ツォレルン伯タシロ五世。 アイデア販売業。ヒント・コンサルタント業では、田代明路と名乗る。
 | 「ふ」 | 「赤い氷河期(上・下)」 | 
          | 田代 明路/福光福太郎) | 
          | タカバヤシ ミチコ | ホステス。沢田武雄の愛人。 26歳 結婚の経験がある。 色白で体格がよい、男好きの顔。マンションの自宅に窃盗犯が侵入。
 |  | 「ペルシアの測天儀」 | 
          | 高林 路子 | 
          | ダイコクヤ ツネエモン | 四十二歳。大黒屋常右衛門。浄験寺の住職(雲岳)や甲州屋六兵衛らと贋金造り。 女房が、留五郎に岡惚れされ困る。
 | 「つ」 | 「大黒屋」 | 
          | 大黒屋 常右衛門 | 
          | タイウン | 浄験寺の住職。大黒屋常右衛門や甲州屋六兵衛らと贋金造りをする。 |  | 「大黒屋」 | 
          | 泰雲 | 
          | ムラサメヤ タキチ | 札差。久助は傭人。欲に駆られて長丸を殺すことになる。 | 「む」 | 「三人の留守居役」 | 
          | 村雨屋 太吉 | 
          | タナカコウイチ | 中立国の公使館員、一等書記官。妻子を捨て、終戦工作に関与する。伊東忠介に命を狙われる。 ロベール・ヴァンネード、妻は、エレーヌ。
 ●偽名=田中孝一(芳名帳の記載名):山口(芦村亮一を誘うとき使用):ロベール・ヴァンネード(フランス人名)
 | 「の」 | 「球形の荒野」 | 
          | 田中 孝一 | 
          | タケイ ジョウキュウ | 栄吉。「筒井屋」旅館の下男になりすます。国威復権会の総務。門田源一郎を殺す。 | 「え」 | 「球形の荒野」 | 
          | 武井 承久 | 
          | タキ リョウセイ | 戦中は新聞社特派員。新聞社の元編集局長。世界文化交流連盟の常任理事。 国威復権会の連中に脅される。野上顕一郎の帰国に関わる?
 ●偽名=山城静一(蓼科の旅館での偽名)
 | 「や」 | 「球形の荒野」 | 
          | 滝 良精(山城静一) | 
          | タカシマ | 一流商社の局長だか、部長職。50代くらい。会計係のおみよさんに声をかけ、いい仲になる。 既婚者だが、妻は病弱で伏せっていた。
 |  | 「愛犬」 | 
          | 高島 | 
          | タクシーノウンテンシュ(シュウリコウ) | 水道工事会社(杉原工業所)の修理工。たまたま、おみよさんの家の水道の修理に行く。 修理工はアルバイトで、タクシーの運転手が本業。
 | 「し」 | 「愛犬」 | 
          | タクシーの運転手(修理工) | 
          | ダイガクキョウジュ | 佐保子の父親。木田との結婚や付き合うこと自体反対で、佐保子に縁談を持ち込む。 |  | 「青春の彷徨」 | 
          | 大学教授(作中劇の登場人物) | 
          | タケウチ タケオ | 竹内活版印刷所の主人。おとなしく少し変わったところのある甚吉だが、面倒を見ている。 甚吉には好意的で、見方をしているが気が弱くて、甚吉に振り回される結果になっている。
 |  | 「犯罪広告」 | 
          | 竹内 武雄 | 
          | タケオカ トモコ | 池浦源作の現在の妻。未亡人で小金を貯めているらしい。 源作はとも子の小金が目当てで結婚したと言われている。
 |  | 「犯罪広告」 | 
          | 竹岡 とも子(池浦とも子) | 
          | タクマ ソイコ | 女子大を卒業しながら、失恋を契機に米兵のオンリーになる。桜アパートで暮らす。 新井大助のモデルの依頼は断る。
 大量のドライアイスで事故死?をする。死に顔が微笑んでいるように見えることが事件を複雑にしていく。
 新潟に父親が居る。自分に、多額の死亡保険を掛け、受取人は父親にしていた。
 |  | 「微笑の儀式」 | 
          | 宅間 添子 | 
          | タクマ ヘイゾウ | 添子の父親。妻には10年前に先立たれ、一人で農業をしている。 添子が死亡したことにより保険金の受け取りを請求する。
 自殺の可能性も有り、保険金がなかなか受け取れない。
 添子の生前、訪ねていくが相手にされない。
 添子には、米兵のオンリーになってしまった事への負い目があるのだろう。
 |  | 「微笑の儀式」 | 
          | 宅間 平造 | 
          | タドコロ ユウゾウ | 浜岡の麻雀屋に出入りする土建屋の男。 近藤とは正反対、赭ら顔のでっぷりした男。四十ぐらいで声の大きい男。
 浜岡の麻雀屋の中心人物で、近藤や鶴巻らと組んで、川島をカモにしているようだ。ボス的存在。
 浜岡の女房の加代子にちょっかいを出して墓穴を掘る。
 |  | 「弱気の蟲」 | 
          | 田所 勇造 | 
          | タクシーのウンテンシュ(オノミチ・イケブクロ) | 東京で宗三が乗ったタクシーの運転手。池袋から荻窪まで乗せるが、道が不案内の運転手は、宗三に間違いを指摘されながら案内されて、送り届ける。 この運転手は、尾道から「内海荘」へ送った人物と同じだった。東京でのタクシーの仕事に馴染めず、故郷の尾道で仕事をしていた。東京での出来事を覚えていた。
 |  | 「内海の輪」 | 
          | タクシーの運転手(尾道・池袋) | 
          | タクシーのウンテンシュ(ホウライキョウ) | 「明月荘」から伊丹空港に美奈子と宗三を送る予定で宿を出る。 蓬莱峡見物を望んだ二人を蓬莱峡で降ろす。
 運転手は、死亡していたが、この出来事を家族に話していた。
 |  | 「内海の輪」 | 
          | タクシーの運転手(蓬莱峡) | 
          | タカムラ リュウスケ(リュウスケ) | 岡っ引き。縄張りは神田付近らしい。高村龍助が忠七担当の同心。 葉村庄兵衛の助けで下手人の目星を付ける。お礼に庄兵衛を訪ねるが、庄兵衛は行方不明になっていた。忠七は、葉村庄兵衛の暗い影を感じていた。
 | 「り」 | 「術」 | 
          | 高村 龍助(龍助) | 
          | タカハシ トラオ | 六十を超した弁護士で法学博士。鈴木事務長の知人。石田謙一や鈴木事務長の目的は、高橋を通じて、柳原是好を次期学長に担ぎ出すことである。 |  | 「混声の森」 | 
          | 高橋 虎雄 | 
          | タカシマ トモコ | 小間物屋の店員。店の主人が女にはまり、金を持ち出すのを見ている。 店主の夫婦関係もお見通しだった。「家政婦は見た」ではないが、店員は見ていた。
 |  | 「坂道の家」 | 
          | 高島 とも子 | 
          | タケシタ ユキコ | 21歳で、もとデパートの店員。機械商の囲われ者だったが、縁が切れて家を売って出て行くことになった。 背は五尺三、四寸(160cm前後)。中肉で色白。デシンの白ブラウス、ギャバジンのズボンで失踪?
 |  | 「失踪」 | 
          | 竹下 幸子 | 
          | タケシタ スエ | 21歳で、もとデパートの店員。機械商の囲われ者だったが、縁が切れて家を売って出て行くことになった。 背は五尺三、四寸(160cm前後)。中肉で色白。デシンの白ブラウス、ギャバジンのズボンで失踪?
 |  | 「失踪」 | 
          | 竹下 スエ | 
          | タムラソウサシュニン | 捜査主任。安太郎が生命保険に入っていたことは掴んでいなかった。多摩川絞殺死体事件の指揮をとる。 早くから静子に目星を付けていたが、アリバイは完璧だった。
 保険会社の調査員戸田正太の情報から警察として独自の調査をして犯人逮捕へ導く
 |  | 「紐」 | 
          | 田村捜査主任 | 
          | タガ ケイザブロウ | 公団の職員。肥った男。草刈雄造が自殺した旅館で、西原の愛人と共に花札をしていた。 西原の共犯者と思われる。
 |  | 「濁った陽」 | 
          | 多賀 圭三郎 | 
          | タカギ トクコ | 女流評論家。亭主は売れない彫刻家(高木利彦)。下落合に住んでいる。妹尾郁夫とは仲が悪い。 |  | 「黒い樹海」 | 
          | 高木 とく子 | 
          | タカギ トシヒコ | 売れない彫刻家。高木とく子の夫で彼女に食わせて貰っているようだ。太い眼鏡を掛けている。 祥子が最初に会ったときは、派手なシャツを着てマドロスパイプを咥えて現れた。
 |  | 「黒い樹海」 | 
          | 高木 利彦 | 
          | タシロ | 大学院に残り西洋史の助手をしていたが、今は評論家・作家を名乗る。 小村憲吉とは、大学時代の友人。小村と再会する為にダブリンへ向かう。
 |  | 「呪術の渦巻き文様」 | 
          | 田代 | 
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