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人物描写の研究
■コメント■ |
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描写 の 視点 |
人物(名前) (推定年齢) |
人物描写 | ||
作者 | 卯助(60歳に近い) | 「顔に皺が多く、痩せた男である。あまり口かずを利かないが、 これも精を出して働く。のっそりとして動作が鈍いのは年の せいだろうが、仕事に陰日向がない。 ■コメント■ 中村梅之助さんとか笹野高史さんのなど、多士済々。 |
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作者 | おあき(17歳) |
小柄でおさない顔をしている。 しかし、苦労しているらしく、することが何でも気が利いていて、 よく働く。 ■コメント■ 最近の若手の女優さんがわからない。... |
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作者 | 銀次(約25歳) |
「おあきちゃんに手を出すなんて飛んでもねえ奴だ。なに、おれが ついて居るからには指一本ささせるもんか」 銀次は出刃包丁を振ったが、これは蔭の話しで、麻吉に正面から 会うと意気地がなかった ■コメント■ 本木雅弘さんなら出来そうだ。おっちょこちょいだが正義感のある男... |
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作者(銀次) | 麻吉(約33歳) |
30過ぎの羽織を着た男が来た。 男は卯助の顔をじっと見た。「おめえは松葉屋の雇い人かえ?」 と彼は横柄な口吻りできいた。 門前町の稲荷横丁に住んでいるから稲荷の麻吉と人からいわれて いる。そのあだ名の通り、狐みていにいやな奴だ」 ■コメント■ 年齢はともかく、中尾彬さんなら悪役が出来る。 |
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作者 | 熊五郎(約45歳) |
気後れがしたように、男たちは後に足を一歩退いたが、その中の 一人が眼をむいて突然、構えを崩して叫んだ。 「おう。おめいさんは蜈蚣の兄哥じゃねえか」 ■コメント■ これまた、年齢はともかく、西田敏行さんなら大丈夫 |