
シリーズ作には同じ登場人物が数多く登場します。 作品の内容によっても人物紹介が異なってしまいます。 したがって、まとめて紹介することにしました。 参考までに、単独のタイトルである、以下のタイトルも掲載しています。 「鬼火の町」・「逃亡」・「くるま宿」・「贋札つくり」・「疑惑」・「いびき」・「怖妻の棺」・「雀一羽」・「疵」・「白梅の香」・「栄落不測」 |
||||||
| 【シリーズ作品名】 | ||||||
| 彩色江戸切り絵図(13) | 紅刷り江戸噂(14) | 大奥婦女記(16) | 無宿人別帳(20) | |||
| ■TOP■ あ行 |
大黒屋 | (彩色江戸切り絵図/第一話) | |
| 「鬼火の町」 | 常右衛門 | 四十二歳。大黒屋常右衛門。浄験寺の住職(雲岳)や甲州屋六兵衛らと贋金造り。女房が、留五郎に岡惚れされ困る。 | |
| 「大黒屋」 (彩色江戸切り絵図/第一話) |
留五郎 | 三十一,二歳。大黒屋常右衛門らの贋金造りの仲間。武州秩父の在。加賀に行っていたことがある。 常右衛門の女房「すて」に岡惚れして言い寄る。すてを手籠めにしようとして、常右衛門に現場を見られる。殺される。 |
|
| 「大山詣で」 (彩色江戸切り絵図/第二話) |
すて | 大黒屋常右衛門の女房。二度目の縁づきだった。小料理屋で女中奉公をしていたが、四年前に常右衛門と一緒になった。留五郎に惚れられ困り果てる。常右衛門の煮え切らない態度にやきもきする。が、常右衛門は律儀な商人で、仕合わせな境遇だった。 | |
| 「女義太夫」 (彩色江戸切り絵図/第六話) |
おくま | 四十八歳。大黒屋の雇われ女。留五郎嫌い、持ち前の気丈夫さで、留五郎に渡り合う。 | |
| 「乳母将軍」 (大奥婦女記/第一話) |
幸八 | 岡っ引きの親分惣兵衛の子分。二七,八くらいで、団扇職人。冬場は、横山町で、古着屋を営んでいる。 好奇心お強い男で、それが、事件解決に役立つ。 |
|
| 「女と僧正と犬」 (大奥婦女記/第六話) |
惣兵衛 | 松枝町に住む岡っ引きの親分。子分は、幸八、権太、熊五郎 | |
| 権太 | 岡っ引きの親分惣兵衛の子分。 | ||
| 熊五郎 | 岡っ引きの親分惣兵衛の子分。 | ||
| 六兵衛 | 甲州屋六兵衛。炭屋。大黒屋常右衛門の碁打ち仲間だが、贋金造りの仲間でもあった。 | ||
| 雲岳 | 浄験寺の住職。大黒屋常右衛門や甲州屋六兵衛らと贋金造りをする。 | ||
| 泰雲 | 浄験寺の納所坊主。 | ||
| 芳雲 | 浄験寺の納所小坊主。子供のため打ち首は免れ放免。 | ||
| ■TOP■ か行 |
大山詣で | (彩色江戸切り絵図/第二話) | |
| 「くるま宿」 | 利右衛門 | 蝋燭問屋山城屋の二代目。四十八歳。女房のおふでは後妻。病弱で女房が大山詣での最中に死亡する。 | |
| 「蔵の中」 (彩色江戸切り絵図/第五話) |
おふで | 木更津の漁師の娘だが、利右衛門に見初められ後妻に行く。漁師の娘にしてはいい女で、江戸者は小股の切れ上がった女と評判大山詣でで袋物屋の息子、久太郎といい仲になる。大山詣でに同行した番頭の兵助に露見して、兵助の意のままにされる。淫奔な女。 | |
| 「京から来た女」 (大奥婦女記/第三話) |
兵助 | 山城屋の番頭、三十四歳。利右衛門に頼りにされる。おふでの大山詣でに同行して、おふでや先達の天順の秘密を握る。はじめは猫をかぶっておとなしかったが、利右衛門の死後正体を現す。 | |
| 「献妻」 (大奥婦女記/第五話) |
久太郎 | 袋物屋、蔦屋の息子。おふでの誘いに乗って道ならぬ仲になる。二十一歳になる色白で役者にもしたくなるような男。 | |
| 「元禄女合戦」 (大奥婦女記/第七話) |
天順 | 三十四歳。大山詣での先達。天王町に住む大山権現の先達。おふでに興味を持ち兵助に利用される。 | |
| 山椒魚 | (彩色江戸切り絵図/第三話) | ||
| 源八 | 三十一、二の男。才覚で「山椒魚」をだしに一儲けする。腕っぷしも立つ男。 | ||
| 庄太 | 源八の子分。小間物屋で屋敷や商家に出入りをする。色白の二十四、五の男 | ||
| お種 | 薬屋の女房。訳ありのようで、亭主は中風。吉原か品川あたりの女郎?。三十過ぎ。 | ||
| お種の亭主 | 薬屋。女房はお種。中風で床に就いている。 | ||
| 玄了 | 願人坊主(がんにんぼうず)。登場人物の中で唯一救われる。 | ||
| おかみ | 日本橋馬喰町の旅籠屋常磐屋のおかみ。源八に銭を掴まされ言うことを聞く。 | ||
| ■TOP■ さ行 |
三人の留守居役 | (彩色江戸切り絵図/第四話) | |
| 「山椒魚」 (彩色江戸切り絵図/第三話) |
惣兵衛 | 松枝町の親分。子分は幸八、権太。「大黒屋」にも登場する。 | |
| 「三人の留守居役」 (彩色江戸切り絵図/第四話) |
長丸 | 売れっ子芸者。男勝りの気性で悪戯の片棒を担ぐのか、芝居に一役かう | |
| 「術」 (紅刷り江戸噂/第五話) |
蔦吉 | 売れっ子の芸者。長丸の同輩、長丸は姐にあたる。 事件では長丸の身を心配するが、惣兵衛に相談したことから巻き込まれていく。村雨屋太吉は旦那 |
|
| 秋山彦左衛門 | 留守居役に化けた札差。小笠原大膳太夫家来。色の浅黒い男。事件の首謀者か? | ||
| 吉田助三郎 | 留守居役に化けた札差。阿部伊予守家来。蒼白い、痩せぎすの男 | ||
| 小沢元右衛門 | 留守居役に化けた札差。稲葉美濃守家来 | ||
| 村雨屋太吉 | 札差。久助は傭人。欲に駆られて長丸を殺すことになる。 | ||
| 久助 | 札差の傭人。仲間に化けて「挟箱」を担ぎ持ち逃げする。欲に駆られて長丸を殺すことになる | ||
| 柴亭魚仙 | 戯作者。惣兵衛の話し相手。事件の経緯を惣兵衛から聞かされ、偽作に書き上げるのか?題名は決まる「都鳥啼墨田髪飾」。 「蔵の中」 にも登場 |
||
| 幸八 | 惣兵衛の子分で右腕。「�toubou_021�にも登場する。 | ||
| 権太 | 渾名が「鮨屋」。惣兵衛の子分。「大黒屋」にも登場する。 | ||
| ■TOP■ た行 |
蔵の中 | (彩色江戸切り絵図/第五話) | |
| 「逃亡」(原題:江戸秘紋) | 備前屋庄兵衛 | 花茣蓙の卸問屋。備前屋の主人。今年五十四になる。一向宗の熱心な信徒。一人娘のお露がいる。 | |
| 「虎」 (紅刷り江戸噂/第二話) |
お露 | 庄兵衛夫婦の一人娘。手代の岩吉と出来ている。親からは婿として亥助と祝言を挙げるように言われている。 それでも岩吉と蔵の中で密会をしていた。十九歳。 |
|
| 「突風」 【同姓同名】 (紅刷り江戸噂/第三話) |
半蔵 | 備前屋の番頭。備中庭瀬の在で亥助と同郷。のれん分けを約束されているがお露に惚れている。 あわよくば備前屋の身代をねらう。 |
|
| 「転変」 (大奥婦女記/第八話) |
亥助 | 備前屋の手代。主人の庄兵衛に認められ、一人娘の婿になる事を皆に披露される。しかし、お露と岩吉の仲には気づいている。 備中高梁の在、清七の後輩 |
|
| 清七 | 備前屋の手代三十歳。十三年奉公している。少しぼ~としていて後輩に先を越されても平気だった。 お露に惚れていた。亥助と同じ備中高梁の在 |
||
| 岩吉 | 備前屋の手代。お露と出来ている。いつも蔵の中で逢い引きをしていた。蔵の鍵は岩吉が保管。 | ||
| 勘吉 | 備前屋の丁稚。備中足守の在。備前屋では、まだ六年にしか経っていない。 | ||
| お秋 | 備前屋では最年長の女中。奉公して五年になる。台所回りをしている。 | ||
| 碇屋平造 | 岡っ引き。神田駿河台下に住む。「大黒屋」「三人の留守居役」にでる惣兵衛の知り合いで切れ者。 惣兵衛に柴亭魚仙を紹介される。 |
||
| 弥作 | 平造の子分。備前屋の事件の一報を平造に報せる。詮議にも積極的に首を突っ込むが平造は頼りにしているようだ。 | ||
| 亀吉 | 平造の子分。亥助の土左衛門を平造に報せる。 | ||
| 河村治郎兵衛 | 平造が使えている同心。あまり口出しはせず、平造に自由にやらせる。備前屋には平造より先に駆けつけていた。 | ||
| 柴亭魚仙 | 戯作者。惣兵衛の紹介で平造とも懇意になる。ネタには困らないはずだ。 「三人の留守居役」・「蔵の中」 の両方にに登場 | ||
| ■TOP■ な行 |
女義太夫 | (彩色江戸切り絵図/第六話) | |
| 「七種粥」 (紅刷り江戸噂/第一話) |
竹本巴之助 | 女義太夫。二十四になる。芸は一流、器量もそこそこ。六右衛門が旦那。畳屋の与吉という男が出来る。 六右衛門と手を切りたいが三年になる付き合い。 |
|
| 竹本秀勇 | 女義太夫。二十前、人形のような顔立ちで器量は申し分ない。後に与吉といい仲になる。 | ||
| 与吉 | 三崎町の畳問屋の息子。修行中の身である。巴之助といい仲になるが旦那持ちを嫌ってか秀勇に乗り換える。 | ||
| 伊勢屋重兵衛 | 米問屋の旦那。巴之助に熱を上げる。何とかものにしようとするが、抵抗され大怪我をする。 | ||
| ■TOP■ は行 |
小浪六右衛門 | 日下数馬の用人。巴之助の旦那。妻子を捨てても、果ては主人をしくじってもと巴之助に入り上げる。 | |
| 「左の腕」 (無宿人別帳/第十話) |
お梅 | 巴之助の付き人。巴之助に尽くす付き人。巴之助が重兵衛との座敷で酒に酔ったとは言え罵詈雑言の悪態、離れていく。 | |
| お秋 | 巴之助の付き人 | ||
| お雪 | 巴之助の付き人 | ||
| お粂 | 巴之助の家の小女 | ||
| 藤吉 | 寄席の番頭 | ||
| 伊助 | 米問屋伊勢屋の番頭。 | ||
| ■TOP■ ま行 |
七種粥 | (紅刷り江戸噂/第一話) | |
| 「見世物師」 (紅刷り江戸噂/第四話) |
庄兵衛(大津屋庄兵衛) | 大津屋の主人、関東織物の問屋を手広くやっている。後添えのお千勢とは一見仲良くやっている。 歳の離れたお千勢の欲望に対する不満には気がついていない。好色なお千勢に裏切られ七草粥で死亡する。 |
|
| お千勢(千勢) | 川越の地主の娘で亭主と死に別れたところを庄兵衛に見そめられ後添えになる。 好色で手代の忠助とでき、忠助と共謀して庄兵衛もろとも友吉夫婦まで殺すことになる。 |
||
| 友吉 | 大津屋の通いの番頭。登場時には一癖有りそうな人物として描かれるが、あえなく七草粥を食べ夫婦伴に死亡。 | ||
| 忠助 | 大津屋の手代。お絹と夫婦になり通いで働く。大津屋の後妻のお千勢とできる。事件の筋書きを書き実行する悪党 | ||
| お絹(絹) | 忠助の女房。美人と言うほどではないが、気立ての良い世話女房。忠助とお千勢の仲を疑い嫉妬に燃えるが、世話女房である 事には変わりなかった。亭主の忠助はその世話女房ぶりが鼻についていた。忠助には最悪の裏切りに合う。 |
||
| 了庵 | 町医者。大津屋の騒動に駆けつける。 | ||
| 惣左ヱ門 | 庄兵衛の伯父。庄兵衛亡き後大津屋のその後を案じて、お千勢に、親戚代表として意向を聞く。 | ||
| 丑六 | なずな売り。淺草の馬道に住む人足。忠助の手先となって事件の片棒を担ぐ。忠助の手口を知る人間で、忠助を強請る。 忠助の口車に乗って罪を重ねるが、結果忠助に殺される。 |
||
| 文七 | 岡っ引き。事件を調べ忠助に疑いを持つ。最後に忠助の筋履きを暴露し事件を解決に導く。 | ||
| 亀五郎 | 下っ引き。文七の手下。 | ||
| ■TOP■ や行 |
虎 | (紅刷り江戸噂/第二話) | |
| 「役者絵」 (紅刷り江戸噂/第六話) |
平兵衛 | 皐月屋。鯉幟製造問屋三代目。当年50 | |
| 「矢島局の計算」 (大奥婦女記/第二話) |
与助(庄吉) | 二十三、四。腕の良い渡り職人、皐月屋に世話になる。一旗揚げる野望を持つ。 | |
| 「予言僧」 (大奥婦女記/第四話) |
お梅 | 皐月屋の女中。奉公に来て三年、22歳。与助に好意持つ。与助と夫婦になる。好色な女 | |
| 正岡 了庵 | 男色の町医者。庄吉(与助)を可愛がる。大酒飲み、身代を庄吉に残し死ぬ。 | ||
| 旅籠のおかみ | 与助に了庵を紹介する。了庵死後、与助に姪のお澄を、女房に世話をする。 | ||
| お澄 | 旅籠のおかみの姪。与助(庄吉)の女房になる。 | ||
| 喜兵衛 | 人形屋。玩具の製造。張子の虎を作る。与助の家の店子になる。 | ||
| 文吾 | 神田の岡っ引 | ||
| 登録なし ら行 わ行 | 突風 | (紅刷り江戸噂/第三話) | |
| 平兵衛 | 皐月屋。鯉幟製造問屋三代目。当年50 | ||
| 与助(庄吉) | 二十三、四。腕の良い渡り職人、皐月屋に世話になる。一旗揚げる野望を持つ。 | ||
| お梅 | 皐月屋の女中。奉公に来て三年、22歳。与助に好意持つ。与助と夫婦になる。好色な女 | ||
| 正岡 了庵 | 男色の町医者。庄吉(与助)を可愛がる。大酒飲み、身代を庄吉に残し死ぬ。 | ||
| 旅籠のおかみ | 与助に了庵を紹介する。了庵死後、与助に姪のお澄を、女房に世話をする。 | ||
| お澄 | 旅籠のおかみの姪。与助(庄吉)の女房になる。 | ||
| 喜兵衛 | 人形屋。玩具の製造。張子の虎を作る。与助の家の店子になる。 | ||
| 文吾 | 神田の岡っ引 | ||
| ■TOP■ ●シリーズ作品● |
見世物師 | (紅刷り江戸噂/第四話) | |
| ■TOP■ ■彩色江戸切り絵図■ |
八兵衛 | 見世物師。古くからの見世物師で、源八も元は八兵衛に世話になっていた。見世物の「大鮑」で人気を得る。女房はお徳。 | |
| 大黒屋(第一話) | 源八 | 元は八兵衛に世話になっていたが、八兵衛の人気見世物に嫉妬する。八兵衛に対するライバル心も強く、新しいネタを探し瓦版屋に接触する。八兵衛も瓦版屋から情報を得ていて出し抜かれる結果になる。焦る源八は、庄太を巻き込んでお文殺しを手伝わせる。 | |
| 大山詣で (第二話) | 庄太 | 源八の子分。源八の誘いに乗り、お文殺しを手伝う。多少気が弱いが、お文の色気に惑わされていた。 | |
| 山椒魚 (第三話) | 丑吉 | 瓦版屋の主人。源八からネタの提供を頼まれるが、嘘は書けないと表面的には断る。小判を一枚出され受け取る。 正義感も小判一枚で投げ捨てる。八兵衛からも訪問を受け、居合わせた雇人の熊蔵が「大鮑」のネタを話す。 |
|
| 三人の留守居役(第四話) | 熊蔵 | 丑吉の雇人で、房州勝浦で「大鮑」が取れた情報を掴む。居合わせた八兵衛に話し、八兵衛は見世物に仕立て大当たりを取る。 | |
| 蔵の中 (第五話) | お徳 | 八兵衛の女房。 | |
| 女義太夫 (第六話) | お文 | お徳の従妹で、根津権現で女郎のようなことをしていた。八兵衛の「大鮑」の見世物に協力して、湯文字を着て見世物に出ていた。 若い色気が人気で、「大鮑」の見世物は大当たりになる。それ故、源八から逆恨みをされてしまう。 |
|
| ■TOP■ ■紅刷り江戸噂■ |
おえん | 源八の女房。八兵衛に対抗心を燃やす源八をいさめる。源八の女房にしては常識人で、八兵衛やお徳にも心配りをする。 | |
| 七種粥 (第一話) | 文吾 | 岡っ引き。お文殺しの探索をする。謎解きを誰かに向かって話すが、相手がハッキリしない。 | |
| 虎 (第二話) | 術 | (紅刷り江戸噂/第五話) | |
| 突風 (第三話) | 葉村庄兵衛 | 西国から流れてきた浪人。居合抜きの技を見せて、粉薬を売る。岡っ引きの忠七と首切りの下手人を探す手伝いをする。 謎解きを実地で見せて忠七を納得させる。しかし、行方をくらます。 |
|
| 見世物師 (第四話) | 忠七 | 岡っ引き。縄張りは神田付近らしい。高村龍助が忠七担当の同心。葉村庄兵衛の助けで下手人の目星を付ける。お礼に庄兵衛を訪ねるが、庄兵衛は行方不明になっていた。忠七は、葉村庄兵衛の暗い影を感じていた。 | |
| 術 (第五話) | 高村龍助 | 忠七の担当同心。いろいろ登場する岡っ引きの中でも忠七を信頼していた。 | |
| 役者絵 (第六話) | 粂蔵 | 忠七が世話になった岡っ引きの後取り。二十七歳の若造。 | |
| ■TOP■ ■無宿人別帳■ |
定吉 | 淺草馬道の岡っ引き | |
| 町の島帰り | 源六 | 大道で商売をしているが、葉村庄兵衛に注意をされ逆恨みで、木賃宿の庄兵衛の所へ押しかける。 | |
| 海嘯 | 平造 | 源六の親分。博徒。葉村庄兵衛が押しかけてきた源六を伴い遇いに行く。 顛末は何も書かれていないが、庄兵衛の武勇伝で終わったようだ。 |
|
| おのれの顔 | 倉橋三左衛門 | 殺された女の夫。西国の出身。女房のお絹と出奔したようだ。女房が殺された原因に心当たりがあり、失踪する。 失踪したことで、妻殺しの疑いを掛けられる。 |
|
| 逃亡 | お絹 | 倉橋三左衛門の女房。首を切られて殺される。確定的に書いてはいないが、葉村庄兵衛の元妻。 | |
| 俺は知らない | 役者絵 | (紅刷り江戸噂/第六話) | |
| 夜の足音 | 宗太 | 小悪党の遊び人。鎌倉の河岸の荷揚げ人足をしている。二日灸に行ってお蝶を見つける。 色男なのか、お灸の帰りにお蝶と馴染みになり、三日とあけず入り浸りになる。お蝶に持ちかけられ、六右衛門殺しを手伝う。 |
|
| 流人騒ぎ | お蝶 | 美濃屋六右衛門の囲われ者。二十二歳。六右衛門の殺害を、宗太と共に計画するが、首謀者はお蝶。 | |
| 赤猫 | 美濃屋六右衛門 | 五十八歳。淺草で袋物問屋を営んでいる。お蝶を囲っている。毎月十五日の集金の日にお蝶の家に顔を出すが、その金を目当てに殺される。 | |
| 左の腕 (第十話) | 文五郎 | 六右衛門殺しを担当する岡っ引き。子分に仙八と寅吉がいる。 お蝶の家で「役者絵」を見て一計を案じる。子分に指示して、宗太を罠に掛ける算段をする。見事にはまって事件を解決に導く。 |
|
| 雨と川の音 | 仙八 | 文五郎の子分。文五郎に指示で、役者絵を集め、自分の部屋をお蝶の部家に設える。 | |
| ■大奥婦女記■ | 寅吉 | 文五郎の子分。文五郎の指示で宗太を酒に誘う。酒の強い寅吉は、宗太を前後不覚まで酔わせ、お蝶の部家に仕立てた仙八の部家に宗太を連れ込む。 | |
| 乳母将軍 (第一話) | 乳母将軍 | (大奥婦女記/第一話) | |
| 矢島の局の計算 (第二話) | 徳川三代将軍(徳川家光) | 幼名竹千代。江戸幕府の第3代将軍(在職:元和9年(1623年) - 慶安4年(1651年))である。15人の徳川将軍のうち、(父親の)正室の子は、家康・家光・慶喜の3人のみであり、さらに将軍の御内室(御台所)が生んだ将軍は、家光のみである。 | |
| 京から来た女 (第三話) | 春日局 | お福。竹千代の乳母。 江戸城大奥の礎を築いた人物であり、松平信綱・柳生宗矩と共に家光を支えた「鼎の脚」の一人に数えられた。また、朝廷との交渉の前面に立つ等、徳川政権の安定化に寄与した。 | |
| 予言僧 (第四話) | 徳川忠長(駿河大納言) | 幼名国松。江戸時代前期の大名。極位極官が従二位大納言で、領地が主に駿河国だったことから、通称は駿河大納言(するがだいなごん)。徳川家康の孫にあたる。甲斐甲府藩主。駿河駿府藩主。兄は三代将軍家光 | |
| 献妻 (第五話) | 江与の方 | 家光の実母。浅井長政の三女、母は織田信秀の娘であるお市の方(織田信長の妹)。崇源院は院号。豊臣秀勝と再婚し、完子(さだこ)をもうけたが、秀勝が急逝。江戸幕府の2代将軍となる徳川秀忠と3度目の結婚をして、3代将軍家光を含む2男5女をもうけた。 | |
| 女と僧正と犬(第六話) | 堀田正盛 | 家光の男色の相手。堀田家宗家初代。堀田正吉の長男。母は稲葉正成の娘。母は正成が最初の妻との間に儲けた女子であり、正成の2度目の妻が春日局であるため、正盛は春日局の義理の孫にあたる。稲葉正勝は母方の叔父にあたる。 |
|
| 元禄女合戦 (第七話) | 矢島局の計算 | (大奥婦女記/第二話) | |
| 転変 (第八話) | 矢島治太夫 | 牧野匠頭信成の家臣で、百石の馬回り役。「のぶ」は、妻。妻は、後に大奥に上がり乳母となり矢島局を名乗る。 | |
| 絵島・生島 | 矢島局(のぶ) | 矢島治太夫の妻だったが、将軍家の眼に止まり、乳母として城に上がる。4代将軍家綱の乳母となる。矢島局。 | |
| ある寺社奉行の死 | 徳川家綱(竹千代) | 4代将軍。第3代将軍・徳川家光の長男として江戸城本丸に生まれる。母は七澤清宗の養女・楽子。幼名は竹千代。 乳母は三沢局。 |
|
| 米の値段 | 浅宮顕子 | アサノミヤアキコ。浅宮は幼名。伏見宮貞清親王の娘。徳川家綱の正室になるため京都からやってくる。 | |
| 天保の初物 | 右衛門佐局 | ウエモンノスケノツボネ。家綱の正室姫浅宮に付いて京からやって来た。矢島局時代の少しがさつな大奥の気風を京風に改める。 | |
| 井伊直孝 | 老中。家光時代からの家老。家綱の結婚を策略する。 | ||
| 酒井忠勝 | 老中。家光時代からの家老。 | ||
| 松平忠次 | 老中。家光時代からの家老。 | ||
| 阿部忠秋 | 老中。大奥の改革を手がける。矢島局にも正論を吐き意見を述べる。矢島局の憎悪の対象になる。 | ||
| 久世広之 | 矢島の局から難題を突きつけられる。苦々しく思いながらもそつなく対応する。矢島局にも率直に意見を述べる。 阿部忠秋と共に、矢島局の憎悪の対象になる。 |
||
| ■TOP■ | 京から来た女 | (大奥婦女記/第三話) | |
| 徳川家綱 | 徳川四代将軍。正室は顕子。母は宝樹院。家光の長男。絵画が好きで自らも絵を描いた。明暦の大火は家綱夫時代 | ||
| 顕子 | 家綱の正室。伏見宮貞清親王の娘。最後まで宮家の出をプライドとして生涯を終える。家綱とは仲は良くなかったようだ。 | ||
| 姉小路 | 江戸幕府4代将軍徳川家綱時代の上臈御年寄。家綱に取り入り権勢を振るう。部屋子のお国を側室として大奥へ送り込む。 | ||
| 飛鳥井 | 正室顕子に従って江戸に下向した奥女中に飛鳥井という上臈がいた。姉小路と並んで大奥で権勢を振るう。春日局の流れを汲む。 | ||
| 阿国の方 | 姉小路に見いだされ京から連れてこられた少女で、お国と言い十七歳だった。姉小路に躾けられ京女として側室に上がる。 | ||
| 井上主計頭正就 (井上正就) |
老中イノウエカズエノカミマサナリ。四人の娘がいる。目付豊島刑部が相談役島田越前守の子息殿縁談を持ちかけた。 井上の了解もあり、縁談は、成立するかに見えたが、春日局の世話で羽州山形城主鳥居忠政の舎弟(鳥居土佐守)と結婚、 島田越前守を裏切ることになる。 |
||
| 豊島刑部 | トヨシマギョウブ。井上正就の娘を島田越前守の子息と縁を取り持とうとする。春日局の横槍が入り破談となる。 | ||
| 酒井清忠 | 家綱の時代の老中、大老。上野厩橋藩の第4代藩主。雅楽頭系酒井家9代。 第4代将軍・徳川家綱の治世期に大老となって権勢を誇り、俗に下馬将軍と呼ばれた。 三河以来の譜代名門酒井氏雅楽頭家嫡流で、徳川家康・秀忠・家光の3代に仕えた酒井忠世の孫にあたる。 |
||
| 島田越前守 | 豊島刑部の世話で息子と井上正就の娘との縁談が調いつつあった。春日局の横槍で破談になり、井上正就に恨みを抱く。 井上家の裏切りで破談になったことを恨み、殿中で井上正就を切りつける。 刃傷に及んだ島田越前守は止めに入った青木久左衛門も殺してしまった。 |
||
| 阿部正能 | アベマサヨシ。江戸時代前期の老中。上総国大多喜藩主、武蔵国忍藩主。忠秋系阿部家2代。官位は従四位下、播磨守。 継嗣を決める衆議に参加した老中。酒井清忠の提案に賛成する。 |
||
| 大久保忠朝 | オオクボタダトモ。江戸時代前期から中期にかけての大名・老中。肥前国唐津藩2代藩主、下総国佐倉藩主、相模小田原藩主。 官位は従四位下・加賀守、侍従、木工頭。小田原藩大久保家3代。継嗣を決める衆議に参加した老中。酒井清忠の提案に賛成する。 |
||
| 堀田正俊 | ホッタマサトシ。江戸時代前期から中期の大名。江戸幕府の老中・大老。上野安中藩主。 後に下総古河藩の初代藩主。正俊系堀田家初代。継嗣を決める衆議に参加した老中。酒井清忠の提案に賛成する。 |
||
| 土井利房 | ドイトシフサ。江戸時代中期の大名、老中。 下野国足利藩初代藩主、越前国大野藩初代藩主。古河藩初代藩主・土井利勝の四男。利房系土井氏初代。 継嗣を決める衆議に参加した老中。酒井清忠の提案に賛成する。 |
||
| 石垣備中守正俊 | 酒井清忠の継嗣を決める決済に異を唱えた。親王を仮の将軍とすることは前例もない。 将軍職を余りにも軽んじることになると主張した。さらに、弟君の館林右馬頭綱吉様を御継嗣と定め、 もしその後男子出生となれば、成人を待ってお世継ぎとすれば問題なかろうと言った。 |
||
| 馬頭綱吉(徳川綱吉) | 松平右馬頭綱吉と名乗った。上野・館林藩初代藩主、江戸幕府の第5代将軍(在職:延宝8年(1680年) - 宝永6年(1709年))。 第3代将軍・徳川家光の4男。館林徳川家初代。 |
||
| ■TOP■ | 予言僧 | (大奥婦女記/第四話) | |
| お玉(秋野) | 家光の子、綱吉(徳松)の母。お玉、八百屋の娘。大奥に入り秋野を名乗る。 | ||
| 桂昌院(秋野)) | 家光没後桂昌院を名乗る(お玉、秋野)。徳松(綱吉)が元服後も後見人。権勢を振るう。 | ||
| 徳松(綱吉) | 元服後、綱吉を名乗る(館林右馬頭綱吉)。五代将軍。性格に奇矯なところがある。 | ||
| 亮賢 | 濃い眉毛が黒々と一文字。仁和寺の僧、桂昌院の信任で護国寺の僧正となる。予言僧。 | ||
| 酒井忠清 | 大老。家光亡き後、宮家から跡継ぎを探す。後に綱吉から冷遇を受け煩悶死。 | ||
| 堀田正俊 | 老中。酒井忠清の跡継ぎの提案に反対し綱吉を推挙する。桂昌院は恩人と信望 。 | ||
| 牧野成定 | 館林家の家老、牧野備後守成定。江戸城からの呼び出しに綱吉と共に登城。綱吉の信望も厚い | ||
| 土井利房 | 老中。護国寺の建立地所探しでしくじる。御役御免。 | ||
| 板倉重種 | 老中、板倉内膳正重種。利房に代わって重用されるが、入仏供養の一件でしくじる。 | ||
| 本庄喜太夫 | 二条家の取締。お玉を行儀見習として、江戸の於万様部屋子へ仲介する。 | ||
| ■TOP■ | 献妻 | (大奥婦女記/第五話) | |
| 綱吉 | 五代将軍。性格には分裂があった。聖賢の書を説く彼と、享楽を求めている彼との二つの分裂である。 | ||
| 桂昌院 | 家光の妻。綱吉の母。詮応大僧正の忠告にも耳を貸さず、ご政道の御心と一喝する。 | ||
| 牧野成貞 | 牧野備後守成定。ひたすら綱吉を歓ばすことが報恩忠誠だと考えていた。寂しい余生を送る。 | ||
| 阿久里 | 成貞の妻。綱吉の手にかかる。四十過ぎ。綱吉を迎える阿久里は、娘の安子も認めるほど美しかった。 | ||
| 安子 | 成貞、阿久里の一人娘。婿養子として成住を迎える。綱吉の餌食になる。 | ||
| 成住 | 安子の夫。妻を手込めにされるが、成貞とは違った。舅である成貞に「卑怯者」と罵り、自害する。 | ||
| 詮応大僧正 | 綱吉の学問好きを苦々しく思う。桂昌院に忠告するが一喝される。 | ||
| ■TOP■ | 女と僧正と犬 | (大奥婦女記/第六話) | |
| 綱吉 | 徳松を幼くして亡くし、跡継ぎに恵まれなかった。後継に苦慮する。学問を好み、好色であったとされる。母の桂昌院に頭が上がらず言うがママだった。犬公方と呼ばれ、「生類憐れみの令」を発した。 | ||
| 桂昌院 | 綱吉の生母で、綱吉は、桂昌院の言うがままに操られる。隆光に心身ともに傾倒し、隆光の思いを綱吉に告げる。 | ||
| 隆光 | 大和の辺陬の一寺の伴僧にすぎなかったが、亮賢の引き立てで、桂昌院に認められる。桂昌院から綱吉への手づるが出来、引き立てられる大僧正まで上り詰める。「生類憐れみの令」の影の役割を果たす。 | ||
| 亮賢 | 桂昌院(玉・光子)がやがて将軍の子を産むことを予言する。「予言層」として大きな権力を得る。隆光を桂昌院に推薦する。 | ||
| 柳沢吉保 | 綱吉の側近で御用人。桂昌院の後ろ盾もあり権力を振るう。世事を読む事に長けており、処世術には天才的なところがあった。、 | ||
| ■TOP■ | 元禄女合戦 | (大奥婦女記/第七話) | |
| 綱吉 | 「上様は学問が好き、それに、色好み」と評される。犬公方と呼ばれ「生類憐れみの令」を発布する。母である桂昌院の言うことはことごとく聞く。 | ||
| 桂昌院 | 綱吉の母。元はといえば、八百屋の娘。預言僧の亮賢から将軍の子を産むと告げられ、綱吉を生む。隆光の言いなり。 | ||
| お伝の方 | 桂昌院と親密。綱吉の側室。春日局の流れをくむ大奥の権力者。 | ||
| 信子 | 綱吉の正室。関白鷹司家の娘。 | ||
| 万里小路 | マンデノコウジ。信子のお付き女中。「学問が好き、それに、色好み」の綱吉を引き付けるために、常磐井局(後の、右衛門佐)を京から呼び寄せる策士家でもあった。 | ||
| 右衛門佐(常磐井局) | 綱吉の寵愛の元大奥で権勢を振るう。学問に造詣が深く大奥で京都派の代表格になる。美貌と教養が抜きん出ていた。 水無瀬中納言の娘。万里小路から江戸城に呼び寄せられる) |
||
| 柳沢吉保 | 二つの派の間をうまく渡る。綱吉にも信頼があり、世渡りが上手だった。 | ||
| 大典侍局(北の丸) | 大奥に入り北の丸と名乗る。右衛門佐に対抗すべき人物として入場するが、右衛門佐にはかなわなかった。 | ||
| 覚彦 | 仁和寺門主の元にいる僧。醍醐報恩院の老僧覚順の推挙で江戸に下り、右衛門佐の懐妊の祈祷を行う。 | ||
| 豊蔵坊 | 京都八幡宮別当。北の丸(大典侍局)の願いで江戸へ下る。 | ||
| ■TOP■ | 転変 | (大奥婦女記/第八話) | |
| 綱吉 | 五代将軍。母である桂昌院や柳沢吉保の思いのまま動かされる感がある。実子に恵まれず、不仲であったが、後嗣を綱豊(家宣)に決める。 | ||
| 綱重 | 六代将軍になる綱豊の父。綱豊(幼名虎松)は、妾に産ませた子で、家来の新見備中守正信に押しつける。 | ||
| 綱豊(虎松・左近・家宣) | 綱重の子で、母は綱重の妾。四十歳過ぎで将軍になる。幼名を虎松、新見家では左近として育つ。後嗣に決まり、綱豊となり、六代将軍徳川家宣を名乗る。 | ||
| 柳沢吉保 | 桂昌院の後ろ盾もあり、綱吉の側近で、御用人。機を見るに敏間で、処世術に長けていた。権勢をほしいままにしていたが、綱吉後の綱豊(家宣)に疎まれ、隠居に至る。 | ||
| 間部詮房 | 間部詮房(マナベアキフサ)。甲府家の側衆。柳沢吉保が目をつけ、甲府家の用人へ。綱豊が将軍の後嗣に決まると御用人に取り立てられる。吉保のライバルとなる。 | ||
| 酒井雅楽頭忠清 | 酒井雅楽頭忠清(サカイウタノカミタダキヨ)。新見備中守正信から綱重の子を押しつけられた事を知らされる。虎松が、間違いなく綱重の子である事の証言を約束する。 | ||
| 新見備中守正信 | 新見備中守正信(ニイミビッチュウノカミマサノブ)。綱重から、妾腹の子(虎松)を押しつけられる。後の争い事を憂慮して大老の酒井雅楽頭忠清に証言を要請して、快諾を得る。 | ||
| 久世大和守広之 | 左近が本当に綱重の子か確認に甲府に向かう。一目見ただけで確信する。 | ||
| ■TOP■ | 左の腕 | (無宿人別帳/第十話) | |
| 卯助 | 左の腕に四角い桝形の入墨がある。入墨から長門者だと言われる。蜈蚣の卯助 | ||
| おあき | 卯助の娘。おっかさんは十ぐらいに死んだ。働き者で器量よし。 | ||
| 銀次 | 卯助親娘を松葉屋に世話をする。おあきに惚れている。お人好しの意気地無し | ||
| 麻吉 | 稲荷の麻吉。銀次からは狐野郎と言われる。十手持ちの小悪党。 | ||
| 熊五郎 | 上州の熊五郎。押し入り。卯助の昔仲間で卯助を「大そうなお人だ」という。 | ||
| ■TOP■ | |||
| ■TOP■ | |||
| ■TOP■ | |||
| ■TOP■ | |||
| ■TOP■ | 鬼火の町 | ||
| 藤兵衛 | 川島配下の岡っ引き。子分は幸太、亀吉、伝八、春造、銀五郎。女房はお粂。 | ||
| 幸太 | 藤兵衛の子分。一の子分だけあって大活躍をする。 | ||
| 釜木進一郎 | 小普請組。川路三左衛門と昵懇。事件に深入りしながら、藤兵衛と共に解決に導く。 | ||
| 川島正三郎 | 八丁堀の同心。長いものに巻かれろか、藤兵衛の邪魔をする。 | ||
| 惣六 | 屋根屋の和泉屋八左右衛門の屋根職人。大奥の浦風といい仲。仙造と共に殺される。 | ||
| 仙造 | 船宿「つたや」の船頭。惣六と共に殺される。 | ||
| 中野碩翁 | お美代の方の養父。将軍家斉に取り入り実権を持つ。巨悪の権化? | ||
| お美代の方 | 将軍家斉の寵愛を受ける。養父中野碩翁の後ろ盾になる。 | ||
| 浦風 | 大奥の女中(中臈)。お島、お澄を部屋子としている。淫奔。惣六、了善が男 | ||
| 川路三左衛門 | 川路三左衛門聖?(トシアキラ)(小普請奉行/40歳)実質的に事件を解決に導く。 | ||
| 納所坊主(了善) | 円行寺の納所坊主。浦風の相手。惣六殺しの下手人 | ||
| ■TOP■ | 逃亡 | (原題:江戸秘紋) | |
| 源次(吉次) | 二十五歳。牢に入りながら助けを得て脱獄。女にやさしいせいかもてる。お蝶にお秋。 | ||
| お蝶 | 錺職人の一人娘。伝兵衛が親父、伝助は兄。源氏に惚れて道行きとなるが、岡っ引きの梅三郎に知られて脅され言うなりになってしまう。騙されたことを知り隅田川に身を投げる。 | ||
| 伝兵衛 | 錺職人。昔女に騙されたことがあり人が変わる。今では息子の伝助と贋金造りを手伝っている。 お蝶は一人娘腹の据わった男で、源次とお蝶が出来たことに腹を立てるが、最期に父親の顔を見せる。 |
||
| 兵助 | 乱暴者だが話は分かる男。親父と贋金造りをする。二十四歳。梅三郎の前では松五郎と名乗る。 | ||
| 卯平 | 番小屋の番太郎。子供相手の飴屋になりながらも全うに生きようとする。源次と同じくらいの年頃の息子を亡くしている。 最期まで源次の味方になりかっこよく消えていく。 |
||
| 梅三郎 | 下谷の岡っ引き。その地位を利用して悪事を働く。囲い者のお米も亭主を島送りにし騙して自分の女にする。 同じ手でお蝶を手籠めにする。この話の中では一番の悪党と言える。 |
||
| 勘八(金蔵) | 源次とは小伝馬町の牢仲間。牢名主名や卯平の助けを借りて脱走。源次につきまとうが逆に源次にはめられて殺される。が、土左衛門になるところを加賀屋敷の侍、石川に助けられる。船宿「梅の屋」で働くとき、源次を見かける。恨みがあり、大山を目指す。 | ||
| お米(お仙) | もとは科人の女房。梅三郎の口車に乗って夫が島流しの間に梅三郎になびく。湯島天神下に料理屋「松葉屋」を開く。 女中にお八恵・お秋そしてお蝶が加わる。加賀屋敷の侍、石川がよく利用する。 |
||
| お秋 | 「松葉屋」の女中。加賀屋の六右衛門の世話のため派遣され、そこで源次と知り合う。 源次がどこまで本気か分からないが女房にすると云い、加賀屋を探らせる。お秋は本気で源次に尽くす。 |
||
| お八重 | お秋、お蝶の同僚。「松葉屋」女中 | ||
| 石川 | 加賀屋敷の侍。贋金造りの中心人物。「松葉屋」のお蝶に熱を上げる。 | ||
| 六右衛門 | 加賀屋の当主だが、贋金造りの主役。かなりの悪徳商人。梅三郎を利用して源次を殺そうとする。 梅三郎は伝助に殺させようとする。 |
||
| 治兵衛 | 加賀屋の番頭。六右衛門の仲間であり手下。 | ||
| 甚兵衛 | 植木屋の辰巳屋甚兵衛。大山詣りの講元。加賀屋の六右衛門の手下 | ||
| 富太(仙山) | 根っからの女好き。最初の火事で逃げた先の回向院で女を襲うが源次に邪魔をされる。 仙山を名乗って御師に化けている偽坊主。大山の山中でお秋を襲うが、逆に谷底に突き落とされる。 |
||
| 丑松 | 梅三郎の子分。お蝶の居所を見つける。卯平の存在を発見、梅三郎に御注進。 屑屋に化けてお蝶の家に乗り込む。だが、源次の顔は知らない。 |
||
| 熊五郎 | 梅三郎の子分。お蝶の男が源次であることを突き止め梅三郎に報告。 | ||
| ■TOP■ | くるま宿 | ||
| 清五郎 | 柳橋の俥宿”相模屋”の主人。五十近い男。 | ||
| 吉兵衛 | 元直参六千八百石大目付山脇伯耆守。 ”相模屋”で車夫をはじめ、おじさんと呼ばれる。一人娘が病弱。四十二、三歳。 | ||
| 辰造 | ”相模屋”で車夫。吉兵衛の同僚。久能のお抱え車夫と喧嘩になり勝ち誇ったのはよいが仕返しをされる。 | ||
| 粂 | 吉兵衛や辰造の同僚。辰造の喧嘩のとばっいりとも言えることで殴られる。相手は久能邸の書生ら。 | ||
| 久能 孝敏 | 大政官五等出仕久能孝敏。お抱えの車夫や書生が相模屋の車夫と喧嘩になる。吉兵衛を先生と仰ぐ。 | ||
| 梅岡 | 久能孝敏の同僚。相模屋の若者が久能邸に押しかけた時、吉兵衛に会う。吉兵衛を先生と呼ぶ。 | ||
| 女将 | 料理屋”竹卯”の女将。手慰みの場所を提供する。賊に押し入られる。が、吉兵衛の活躍で助けられる。 | ||
| 越後屋 | 手慰みで、”竹卯”で遊んでいた大店の主(米問屋)人の一人。賊の目的は越後屋で、賊は、竹卯に押し入る。 | ||
| ■TOP■ | 贋札つくり | ||
| 小河 愛四郎 | 藩権大参事。三十にも満たないで親の重職を継ぐ。山本の贋札つくりの進言を承知 | ||
| 山本 一心 | 贋札つくりの提案者。過労で志半ばで死去。元勘定奉行。今は隠居。六十に近い老人 | ||
| 福間 重巳 | 癇癪持ち。発狂する。最後は黒田藩邸に放還 | ||
| 矢野 安雄 | 藩権大参事。年は若いが上席。大伝馬町の牢獄で斬刑 | ||
| 立花 増美 | 藩権大参事。大伝馬町の牢獄で斬刑 | ||
| 黒田 長知 | 甲斐守。藩知事従四位 | ||
| 徳永 織人 | 少参事。大伝馬町の牢獄で斬刑 | ||
| 三隅 伝八 | 司計局判事。大伝馬町の牢獄で斬刑 | ||
| 新蔵 | 贋札つくりに集められた職人。病気になるが、町医者大麻の計らいで家に帰される。 | ||
| 大麻 | 元藩医で今は町医者。病気の新蔵を診る。矢野に新蔵を家に帰すように進言する。 | ||
| 渡辺弾正大忠 | 渡辺昇。弾正台の役人 | ||
| 新蔵の女房 | 夫の新蔵から「贋札つくり」の事情を聞き密訴する。「贋札つくり」露見の原因となる。 | ||
| りん(矢野りん) | 矢野安雄の女房。後妻。十七歳。昭和二年、七十五歳まで福岡で生きていた。 | ||
| ■TOP■ | 疑惑 | ||
| 伊田縫之助 | 伊田家に婿入り。瑠美は妻。三右衛門は義父(舅)。嫉妬心に駆られて密通の妻を惨殺。が、密通は妄想か? | ||
| 瑠美 | 縫之助の妻。縫之助は婿。源兵衛とは幼なじみ。密通を疑われ、縫之助に殺される。 | ||
| 伊田三右衛門 | 縫之助の舅。瑠美は実の娘。五十過ぎの酒好きの闊達な隠居。実際はお天気者の気むずかし屋 | ||
| 浜村源兵衛 | 瑠美の幼なじみ。縫之助とは同じ添番。妻を亡くす。瑠美に気があるのか?伊田の屋敷の近所に住む。 | ||
| 倉垣平馬 | 獄中で縫之助と同室になる。倒幕の士。縫之助と脱獄する。冷静に伊之助をたしなめるが、止めることは出来なかった。 | ||
| ■TOP■ | いびき | ||
| 仙太 | 小幡の仙太。六尺近い大男で、二十八の壮齢である。力も強ければ度胸もある。 | ||
| 四郎兵衛 | 名主。仙太に女房を世話する。よく働く仙太に目をかける。 | ||
| おみよ | 仙太の女房になる水くみ女。ひたむきに仙太に尽くす。情熱的な女。 | ||
| 仁蔵 | 蟹の仁蔵。島抜けの首謀者。のっぴき云わせぬ魔術と雰囲気を持つ男 | ||
| 安 | 仁蔵の手下。島抜け最後まで残る。逃亡中に仙太の鼾に殺意を持つ。 | ||
| 若者 | 伝馬町の大牢で仙太と同牢。三度目の入牢で態度のでかい二十三、四の男。殺される。 | ||
| ■TOP■ | 怖妻の棺 | ||
| 戸村兵馬 | 主人公。遊びなれた男。 | ||
| 香月弥右衛門 | 戸村兵馬の友人。恐妻家 | ||
| 香月おとわ | 香月弥右衛門の妻。家持ち女。戸村兵馬も日頃から好意を持っていない | ||
| おみよ | 香月弥右衛門の囲い女。親切で気だてがよい両国の茶屋女 | ||
| 仁兵衛. | 植木職人。戸村兵馬の信頼も厚い | ||
| ■TOP■ | 雀一羽 | ||
| 内藤縫殿 | 内藤縫殿忠毘(ナイトウヌイタダアツ)。御書院番士で番頭になるが。雀一羽で御役御免 | ||
| りえ | 縫殿(ぬい)の妻。利一郎を生む。賢妻で縫殿に尽くす。縫殿亡き後は尼になる | ||
| 柳沢吉保 | 美濃守。綱吉の寵愛を受ける。色が女のように白く、鼻筋が高く通っている。 | ||
| 松平上野介 | 役目柄縫殿に区報を知らせる。「美濃守殿の耳に入った。内藤殿。お察し頂きたい」 | ||
| 鈴木平馬 | 内藤家の用人。喜助の件で責任を感じる。狂人縫殿に殺される。 | ||
| 喜助 | 雀を捕まえたことが大事件になる。縫殿の失脚の原因を作る。百姓の倅 | ||
| 利一郎 | 縫殿とりえの間の子。内藤家の家督を嗣ぐことになる。 | ||
| 綱吉 | 5代将軍。生類憐みの令を公布。家光の四男。悪評が多いが再評価もある。 | ||
| ■TOP■ | 疵 | ||
| 高月藤三郎 | 女のような細づくりの身体。木谷太兵衛を討つ。海賊となり身を起こす | ||
| 黒田甲斐守長政 | 豊前中津から筑前福岡に国替え。藤三郎に木谷 太兵衛を討たせる。 | ||
| 平野美作 | 黒田藩家老。萩江の父。黒田甲斐長政へ木谷 兵衛の刺客として藤三郎を推挙 | ||
| 萩江 | 平野 美作の息女。婚礼の席から攫われる。藤三郎の仕業 | ||
| 木谷太兵衛 | 土着の豪族。衆道家。高月藤三郎に討たれる | ||
| 河野左門 | 百五十石馬回り役、主君のお供で出府。藤三郎の恐怖から首を吊って自害 | ||
| 西本市太郎 | 百二十石馬回り役、主君のお供で出府 | ||
| 弘庵 | 町医者。藤三郎の傷の手当てをする。 | ||
| ■TOP■ | 白梅の香 | ||
| 亀井隠岐守茲久 | カメイオキノカミシゲヒサ。津和野藩主 | ||
| 白石兵馬 | 21歳.250石馬廻り役。兵馬は眉目すぐれた若者である。役者菊之丞にそっくり | ||
| 柿坂頼母 | 亀井藩江戸家。兵馬の白梅の香を見抜く。六十近い歳 | ||
| 堤藤兵衛 | 亀井藩留守居役。根岸に妾を持つ。「白梅」の香木を妾に渡す。詰腹切る | ||
| 堤藤兵衛の妾 | 堤藤兵衛の妾。役者菊之丞に似た兵馬に一目惚れ。芝居茶屋の仲介で兵馬と会う | ||
| 芝居茶屋の亭主 | 猪首の男。四十三、四。兵馬に女(堤藤兵衛の妾)を紹介する。 | ||
| 芝居茶屋の女将 | 三十過ぎの大年増。かねをつけた鳥のように真っ黒い歯。 | ||
| ■TOP■ | 栄落不測 | ||
| 茂兵衛 | 二十五歳。不身持(フミモチ)で嫁がない。酒好き。参百俵、小普請組。 | ||
| 喜多見重政 | 喜多見若狭守重政。綱吉から直々に一万石を承る。茂兵衛の兄 | ||
| せき | 茂兵衛の妹。浅岡縫殿の妻。茂兵衛に引き取られている。 | ||
| 浅岡縫殿 | 浅岡縫殿頭直国。咎めを受けて西国の親類筋に預けられる。二年ぶりに江戸へ戻る。一徹で短気な男。 | ||
| 堀田将監 | お伝の方の実兄。素行が悪く、無頼の徒とのまじわりがある。屋敷は博奕場。茂兵衛と同類、親交 | ||
| お伝の方 | 綱吉の愛妾。実兄が堀田将監。黒鍬組という低い士分の家の娘 | ||
| 喜助 | 茂兵衛の家来。若党。 | ||
| 香取新兵衛 | 茂兵衛の家来。縫殿と茂兵衛の修羅場に駆けつけ、縫殿を斬殺する。 | ||
| 浅岡忠七郎 | 浅岡縫殿のせがれ。十六歳、喜多見重政の下屋敷に預けられていた。 | ||