松本清張_松本清張社会評論集 T 改悪の道は悲惨へ続く
                                                     (「生かそう憲法二十五周年のつどい」の講演)/講演

題名 松本清張社会評論集 T 改悪の道は悲惨へ続く(「生かそう憲法二十五周年のつどい」の講演)/講演
読み マツモトセイチョウシャカイヒョウロンシュウ 01 カイアクノミチハヒサンヘツズク
(「イカソウケンポウ25シュウネンノツドイ」ノコウエン/コウエン
原題/改題/副題/備考 T  「かなしき家の長たち
   「
汚職の中の女
   「
霧の中の教科書
   「
わが政治的直言
   「
汚職日本の病根
   「
日蓮と社会背景
   「
「檄」と二・二六との近似
   「
「示談」への疑惑
   「
世事と憲法(憲法公布二十五周年記念京都府民の集いでの講演)」■講演■
  
 「改悪の道は悲惨へ続く(「生かそう憲法二十五周年のつどい」の講演)■講演■
   「
税金に異議あり(犠牲の公平の要求)
   「
「仲介」者の立場について
U  「
”黒い霧”は晴れたか(松川判決を傍聴して)
   「
事件と政治的ふんい気
   「
裁判にゆらぐ人権
   「
松川裁判と広津和郎
   「
下山事件「自殺論」について
   「
司法権の独立と政治(「平賀書簡」訴追委決定をめぐって)
   「
カンか科学か(機密文書「下山事件捜査報告」を読んで)
V  「
ハノイはどう考えているか
   「
北ベトナム古代文化の旅
   「
ハノイ再訪
本の題名 松本清張社会評論集【蔵書No0178】
出版社 (株)新日本出版社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1976/08/30●初版
価格 980
発表雑誌/発表場所 講演/「生かそう憲法二十五周年のつどい」の講演
作品発表 年月日 1972年(昭和47年)5月3日講演要旨 「赤旗」1972年5月8日
コードNo 19720503-19720508
書き出し 明治のころ、穂積八束という東大教授で、有名な憲法学者が教室で憲法の講演をしました。「憲法は国家の大法である」。ところが、昼寝をしていた学生が、穂積博士の声にびっくりして目をさまし、ノートに、憲法は大砲なり、と書いた(笑い)という話がありますが、明治の欽定憲法のもとでは、このねぼけ学生の錯覚もあながち大きなまちがいではないのです。明治憲法のはじめに「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあり、国家が天皇の大権によって方向が決められておりました。天皇が、政界の上に君臨するという形は、昭和二十年の敗戦によって終末を告げたかと思うと、決してそう安心してばかりはいられないと私は思います。
作品分類 講演/社会評論
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