題名A | 昭和史発掘 第五話 北原二等卒の直訴 | |
読み | ショウワシハックツ ダイ05ワ キタハラニトウソツノチョクソ | |
原題/改題/副題/備考 | 【重復】〔(株)文藝春秋=昭和史発掘1〕 | |
●シリーズ名=昭和史発掘●全20話 1.陸軍機密費問題〔昭和史発掘1〕 2.石田検事の怪死〔昭和史発掘1〕 石田検事の怪死〔全集32〕 3.朴烈大逆事件〔昭和史発掘1〕 朴烈大逆事件〔全集32〕 4.芥川龍之介の死〔昭和史発掘2〕 芥川龍之介の死〔全集32〕 5.北原二等卒の直訴〔昭和史発掘2〕 北原二等卒の直訴〔全集32〕 6.三・十五共産党事件〔昭和史発掘2〕 三・十五共産党事件〔全集32〕 7.「満州某重大事件」〔昭和史発掘3〕 8.佐分利公使の怪死〔昭和史発掘3〕 佐分利公使の怪死〔全集32〕 9.潤一郎と春夫〔昭和史発掘3〕 潤一郎と春夫〔全集32〕 10.天理研究会事件〔昭和史発掘4〕 天理研究会事件〔全集32〕 11.『桜会』の野望〔昭和史発掘4〕 12.五・十五事件〔昭和史発掘4〕 13.スパイ”M”の謀略〔昭和史発掘5〕 スパイ”M”の謀略〔全集32〕 14.小林多喜二の死〔昭和史発掘5〕 15.京都大学の墓碑銘〔昭和史発掘6〕 16.政治の妖雲・穏田の行者 〔対談:昭和史発掘1〕 17.天皇機関説〔昭和史発掘6〕 18. 「お鯉」事件〔対談:昭和史発掘1〕 19.永田鉄山刺殺(陸軍士官学校事件) 〔昭和史発掘6〕 20.二・二十六事件〔昭和史発掘7〜13〕 1.相沢事件/軍閥の暗闘 2.相沢公判/ 北、西田と青年将校運動 3.安藤大尉と山口大尉/二月二十五日夜 4.襲撃/「諸子ノ行動」 5.占拠と戒厳令/奉勅命令/崩壊 6.特設軍法会議/秘密審理 7.判決/終章 |
●全集(全9話) 1.石田検事の怪死 2.朴烈大逆事件 3.芥川龍之介の死 4.北原二等卒の直訴 5.三・十五共産党事件 6.佐分利公使の怪死 7.潤一郎と春夫 8.天理研究会事件 9.スパイ”M”の謀略 |
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本の題名 | 松本清張全集 32 昭和史発掘■【蔵書No0121】 | |
出版社 | 文藝春秋 | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1974/07/05●2版 | |
価格 | 1200 | |
発表雑誌/発表場所 | 「週刊文春」 | |
作品発表 年月日 | 1965年(昭和40年)1月18日号〜3月1日号 | |
コードNo | 19650118-19650301 | |
書き出し | 昭和二年十一月十五日から四日間、濃尾平野で陸軍秋季特別大演習が行われた。兵員約四万。天皇は統監のため十三日に西下し、名古屋の伊藤次郎左衛門別邸の宿舎に泊った。東軍の司令官は宇垣一成、西軍の司令官は梨本宮であった。統監部が作成した両軍の方略は、大体、次のような想定だった。東軍は、近畿地方から東進中の敵に対し、関東地方から東海道本線と中央本線によって浜松および木曽福島付近に兵力を輸送し、東海道は豊橋付近、中仙道は中津川付近に到達する。これに対し西軍は、近畿地方から岐阜付近、木曽川右岸地区に進出し、犬山と笠松付近に兵力を集中して名古屋付近に達する。さらに西軍騎兵軍団は、岡崎付近から北方に移動して瀬戸を通過し、多治見方面に前進する。別に歩兵一部隊は、小牧方面から前進して多治見付近に達し、十六日の払暁に小牧・長久手の付近で遭遇線となる。 | |
作品分類 | ノンフィクション(短編/シリーズ) | |
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