松本清張_清張歴史遊記T 歴史随行2 旅と小説/テレビ

題名 清張歴史遊記T 歴史随行2 旅と小説/テレビ 
読み セイチョウレキシユウキ01 レキシズイコウ2 タビトショウセツ/テレビ 
原題/改題/副題/備考 ●シリーズ名=清張歴史遊記
T 歴史随行

   
ヘレニズムと仏教/テレビ
   旅と小説/テレビ
   わたしの歴史小説/テレビ
   
古代史の虚像と実像/テレビ
   
わたしの明月記/テレビ 
U 古代史の旅
   
「倭人伝」の虚構と真実/講演
   
ペルシャ文化と飛鳥/講演
V 
飛鳥時代の西方宗教/講演
W 
戦国武将の経営術/講演
X 
城下町随想−−主流と在野の人物史/講演
Y 清張が語る日本の官僚政治史
   
官僚の誕生/ラジオ
   
富国強兵/ラジオ
   
政党政治と軍閥/ラジオ
   
軍国主義と官僚/ラジオ
   
汚職の構造/ラジオ
Z 
接合の論理−推理 林彪・四人組事件
本の題名 清張歴史遊記【蔵書No0169】
出版社 日本放送出版協会
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1982/11/20●初版
価格 1200
発表雑誌/発表場所 NHK教育テレビ『テレビコラム』
作品発表 年月日 1979年(昭和54年)4月3日.5月8日.7月3日.8月7日.9月4日放送
コードNo 19790403-19790904
書き出し こんばんは。小説と旅、あるいは旅と小説という話をしたいと思います。わたしは文芸評論の専門家ではございませんので、ほかの方の作品に触れるよりも、わたし自身の作品はわたし自身が一番よくわかっておりますので、その話を申し上げたいと思います。わたしは九州で育ちましたために、四十四,五歳ぐらいまで北の国、あるいは東の国、そういうところを踏んだことがまったくございません。したがって、若い時から北の国にあこがれておりました。それである機会に、それは昭和二十八年の暮れでございますが、はじめて信州に旅をしたわけであります。その時に白樺林の本物をといいますか、実物をはじめて目にしてたいへんに感激した。白樺というと、わたしたちの世代では武者小路実篤さんだとか有島武郎さんらがやっておられた同人雑誌の名前が浮かびますが、白樺という言葉にはどうしてもロマンティシズムを感じます。
作品分類 テレビ/古代史
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