第四回清張マニア認定試験初級(第3回) 解答

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初級(15問)(試験時間10分)


問題 正解
問 1 松本清張には子供はいない。

1938年第一子長女淑子誕生 3男1女の父である

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問 2 松本清張は戸籍上は福岡県生まれであるが、実際には広島県生まれであると言われている。

戸籍上は福岡県生まれであるがインタビューなどで広島生まれの発言がある。

問 3 松本清張は20歳で作家デビューした。

「西郷札」が懸賞に応募して3等に選ばれる。41歳の時である。

×
問 4 松本清張の小説「或る『小倉日記』伝」は、菊池寛の小倉時代の日記を探す話しである。

「或る『小倉日記伝』」は、森鴎外の小倉時代の日記を探す話し。主人公は田上耕作。

×
問 5 小説「影の車」は長編小説である。

「影の車」はシリーズ物の作品名で同名の小説はない。

×
問 6 松本清張の小説「左の腕」は、前進座で舞台化された。

正解。中村梅の助主演です。  「左の腕」

問 7 松本清張の小説「十万分の一の偶然」は、いかさまギャンブルの話しである。

投稿写真の偽造、捏造をテーマにした作品である。

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問 8 「大都会の盲点・高速道路の非常駐車帯で殺されたのは競走馬情報をサイドビジネスに
していた平凡なOLだった」現代風俗を鮮やかに描く異色のミステリー
の紹介文(本の帯)で紹介された小説は「馬を売る女」である。

正解。【黒の線刻画】第三話として発表、原題は「利」

問 9 松本清張の最後の小説と言われるのは「神々の野望」である。

正解は「神々の乱心」です。しかし、最後の作品という定義が曖昧なので...どちらにしても×。

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問 10 松本清張の小説では「山峡」と付くタイトルは「山峡の湯村」と「山峡の章」である。

正解。 「山峡の湯村」  「山峡の章」原題(氷の燈火)

問 11 小説「点と線」に登場する刑事の三原紀一と「砂の器」の吉村宏は50歳代のベテラン刑事である。

「点と線」:三原紀一  「砂の器」:吉村宏 どちらも若手の刑事である。

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問 12 松本清張の小説「波の塔」「翳った旋舞」「霧の旗」は女性雑誌に連載された小説である。

正解。「波の塔」=女性自身  「翳った旋舞」=女性セブン  「霧の旗」=婦人公論

問 13 松本清張の小説「草の径」は、長編小説である。

「草の径」はシリーズ作品である。同名の小説はない。

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問 14 松本清張の小説「書道教授」の登場人物の名は川上克次、勝村久子である。

正解。銀行の外務係「川上克次」  書道教授「勝村久子   テレビドラマ「書道教授」 

問 15 松本清張が初めて時代小説を書いたのは60歳になってからである。

清張はデビュー当時から時代小説を手がけていました。1951年「くるま宿」。

×

 

問題の難易度

問題作成者の評価
(簡単) 3問
(普通) 9問
(難題) 3問

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