松本清張_日本の歴史と日本人(文学と社会 松本清張対談集)対談

<対談・司馬遼太郎>

題名 日本の歴史と日本人(文学と社会 松本清張対談集) 対談
読み ニホンシノレキシトニホンジン(ブンガクトシャカイ マツモトセイチョウタイダンシュウ)
原題/改題/副題/備考 <対談・司馬遼太郎>
【重複】〔中央公論新社=【歴史をうがつ眼】〕

●シリーズ名=松本清張対談集

 1.
推理小説の魅力               対談=斉藤美智子
 2.
文学は誰のためのものか        座談会=有馬頼義・柴田錬三郎・松本清張
 3.
松川裁判を見つめて           座談会=広津和郎・北条秀司・松本清張
 4.
新聞の現状をどう変えるか         対談=加藤周一
 5.
「自主独立路線」のうちそと          対談=宮本顕治
 6.
文学五十年、この孤独な歩み       対談=大佛次郎
 7.
夫婦喧嘩が傑作を生む           対談=林武
 8.
人間性の尊厳を求めて           対談=本多勝一
 9.
明治45年と昭和45年が意味するもの   対談=松島栄一
10.
権力構造の魔性               対談=小林直樹
11.
”ゆらぐ司法”はなぜ恐いか        対談=潮見俊隆
12.日本の歴史と日本人          対談=司馬遼太郎
13.スパイ・特高・ロッキード     座談会/司会=山下文男・大野達三・松本清張


●※掲載本:【歴史をうがつ眼
日本の歴史と日本人   対談:司馬遼太郎×松本清張(610_12__02)
   日本人はどこから来たか/朝鮮半島と日本の関係/日本人北方民族説/日本の近親相姦的風習
   古代天皇の性格と位置/日本人の精神的・経済的成立/庶民のエネルギーと革命
   日本人の統一願望と権威主義/尊皇という言葉の定義/近代国家とは何か
   イデオロギー性のない自由民権運動/歴史は実証的に
本の題名 文学と社会 松本清張対談集【蔵書No0200】
出版社 (株)新日本出版社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1977/06/30●初版
価格 1200
発表雑誌/発表場所 「別冊小説新潮」
作品発表 年月日 1973年(昭和48年)1月号
書き出し 司馬 松本さん、ハノイへいらっしゃいますね。ハノイでのテーマというのは何ですか。
松本 これを話すと気宇壮大になっちゃうけれども、実は米空軍の爆撃の激化の辞め当分延期になりま
    した。行く目的は二つあるのよ。
    一つは、青銅器文化の日本との関連。青銅器文化は西方から中国に入り、中国から朝鮮を経て
    日本に入ったというのが普通ですね。ところが、銅鐸の問題がある。銅鐸というのは馬鐸といって、
    馬の胸飾りとしてぶら下げていた鈴が日本では特殊な発達をしたというのが通説だが、中国の場合
    は別にしても、銅器はたいへん貴重なもので、朝鮮でも日本でも宝器だと思うんだ。
    だから朝鮮では儀式用の馬の胸にぶら下げたということはあったかもしれないが、普通そんなことは
    なかったと思う。 
作品分類 対談/社会評論
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