第一回清張マニア認定試験初級(第1回) 解答

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初級(15問)(試験時間10分)

問題 正解
問 1 松本清張は毎日新聞社の社員であった。

1939年朝日新聞社の嘱託となり、1943年社員となる

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問 2 松本清張は旧帝国大学の出身である。

板櫃尋常高等小学校高等科卒業です

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問 3 松本清張の直木賞受賞作品は、『或る「小倉日記」伝』である。

『或る「小倉日記」伝』は芥川賞を受賞

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問 4 松本清張の小説「点と線」は1950年代の作品である。

その通り。「点と線」は、1957年2月〜1958年1月、雑誌「旅」に連載されました。

問 5 松本清張の小説「球形の荒野」と「詩城の旅びと」では、「詩城の旅びと」の方が後に書かれた。

「球形の荒野」(1960年1月〜1961年12月)「詩城の旅びと」(1988年1月〜1989年10月)

問 6 松本清張の小説「眼の壁」・「空の城」・「風の視線」は、長編小説である。

その通り。「眼の壁」・「空の城」・「風の視線」は、約20万文字を越える長編小説です。

問 7 松本清張の小説には、「危険な斜面」・「黒い斜面」と言う題の小説がある。

「黒い斜面」は菊島隆三さんの作品です。「危険な斜面」は、松本清張の作品です。

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問 8 松本清張はSF小説と思われるジャンルの小説を書いたことはない。

「神と野獣の日」「赤い氷河期」はSF小説のジャンルの小説と言える。

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問 9 松本清張は時代小説も数多く書いている。

その通り。「無宿人別帳」「西海道談綺」「大奥婦女記」など多数。

問 10 松本清張の小説「Dの複合」以外に、アルフアベットの文字が入る題に「Zの闇」と言う小説がある。

松本清張にそんな題の小説はない。「Dの複合」

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問 11 松本清張の小説「告訴せず」は、選挙資金を持ち逃げした男の話である。

その通り。「告訴せず」は、青島幸男主演で映画化された。

問 12 松本清張の小説「ゼロの焦点」の最後の場面は、能登金剛と思われる断崖である。

その通り。「ゼロの焦点」は、テレビの2時間ドラマの原型とも言える。

問 13 松本清張の小説「砂の器」では、殺人の手段として超音波が使われる。

その通り。「砂の器」は、映画化されたり、テレビ化されたが、殺人の手段は違った。

問 14 松本清張の小説「地方紙を買う女」では殺人事件は起きない。

「地方紙を買う女」の主人公潮田芳子は遺書で殺人を告白する。

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問 15 松本清張の小説「霧の旗」は、兄が冤罪で獄死した妹の復讐の物語である。

「霧の旗」は、冤罪を信じる妹が、事件を引き受けてくれなかった弁護士に復讐する。

 

問題の難易度

問題作成者の評価
(簡単) 5問
(普通) 7問
(難題) 3問

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