松本清張_小説と古史への旅 わたしの小説作法

題名 小説と古史への旅 わたしの小説作法
読み ショウセツトコシヘノタビ ワタシノショウセツサホウ
原題/改題/副題/備考 ●福岡市都久志会館(1983年3月5日講演)
※「
私の小説作法」「毎日新聞」(1964年9月13日)とは

小説の材料」■講演■
わたしの小説取材から見た人物像」■講演■
岡倉天心とその周辺」■講演■
わたしの小説作法■講演■
古代史へのいざない」■講演■
祭神の謎と神事
道鏡事件の謎と清麻呂」■講演■
古代を検証する」■座談会■
本の題名 小説と古史への旅【蔵書No0179】
出版社 日本放送出版協会
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1983/12/20●初版
価格 1300
発表雑誌/発表場所 講演/「わたしの小説作法」・福岡市都久志会館
作品発表 年月日 1983年(昭和58年)3月5日
コードNo 19830305-00000000
書き出し きょうの題は「わたしの小説作法」であります。小説をどのように作っていくか、またその材料はどのように集めるのか。その前に、その材料となるべきヒントをどのように得るかということが、わたしの作法の内容でございます。これは、ほかの作家の作品よりも、わたし自身が一番よく自分の小説のことを知っておりますので、それについてお話ししたいと思います。もちろん、わたしのやり方が、各作家に共通しているというわけではございません。わたし流のやり方をお話ししたいと思っております。小説を作る上において、自分の経験、体験、あるいは自分の周辺の出来事、これをテーマにして書かれているのが、”私”を中心とするいわゆる”私小説”でありますが、わたしの場合はそういうやり方をしないで、ほとんどフィクション、いわゆる小説本来の物語性を主に生かして書いております。
作品分類 講演/古代史
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