松本清張_小説と古史への旅 小説の材料

題名 小説と古史への旅 小説の材料
読み ショウセツトコシヘノタビ ショウセツノソザイ
原題/改題/副題/備考 ※米子市公会堂(1983年3月12日講演)

小説の材料■講演■
わたしの小説取材から見た人物像」■講演■
岡倉天心とその周辺」■講演■
わたしの小説作法」■講演■
古代史へのいざない」■講演■
祭神の謎と神事
道鏡事件の謎と清麻呂」■講演■
古代を検証する」■座談会■
本の題名 小説と古史への旅【蔵書No0179】
出版社 日本放送出版協会
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1983/12/20●初版
価格 1300
発表雑誌/発表場所 講演/「小説の材料」・米子市公会堂
作品発表 年月日 1983年(昭和58年)3月12日
コードNo 19830312-00000000
書き出し いまご紹介にありましたように、わたしの父は鳥取県とは非常に縁が深いのであります。これを申しますと長くなりますので、興味をお持ちの方は、わたしの『半世紀』をごらんになっていただきたく思います。こうして壇上から眺めますと、ご婦人がたくさんいらしゃいます。みなさんおきれいでございます。これはお世辞じゃないいんです。伝統的に出雲美人といいましてね、美人の産地であります。この美人の産地は、どういうものか昔から日本海側が多いんです。まず筑前美人といいまして、博多美人です。それから出雲美人、それからずっと東のほうに行きまして、京美人の産地は内陸のほうに入っておりますが、やはり日本海側の系統でしょう。それからまた東のほうにいくと越後美人。もっと東のほうに行きますと山形美人とか、秋田美人とかいろいろございます。全部日本海側であります。
作品分類 講演/古代史
検索キーワード