松本清張_小説と古史への旅 古代を検証する/座談会

<座談会=青木和夫、中西進、森浩一、松本清張>

題名 小説と古史への旅 古代を検証する
読み ショウセツトコシヘノタビ コダイヲケンショウスル
原題/改題/副題/備考 備考=「松本清張説」をめぐる共同討議
<座談会=青木和夫、中西進、森浩一、松本清張>

小説の材料」■講演■
わたしの小説取材から見た人物像」■講演■
岡倉天心とその周辺」■講演■
わたしの小説作法」■講演■
古代史へのいざない」■講演■
祭神の謎と神事
道鏡事件の謎と清麻呂」■講演■
古代を検証する■座談会■
本の題名 小説と古史への旅【蔵書No0179】
出版社 日本放送出版協会
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1983/12/20●初版
価格 1300
発表雑誌/発表場所 「國文學」・「松本清張・脱領域の眼」學燈社学●座談会/「古代を検証する」(昭和58年4月10日)
作品発表 年月日 1983年(昭和58年)9月号
コードNo 19830900-00000000
書き出し 稲荷山鉄剣銘をめぐって
松本 これからの話し合いについて、いくつかテーマを考えてきたのですが、まず稲荷山鉄剣銘のことです
    ね。これは古代の武蔵のほうに、鉄剣銘にあるような「臣」姓の豪族がいたかどうか。それは杖刀人
    なるものに相当して、そのころ飛鳥の皇居へ上番するような制度があったかどうか。その銘文は、大
    野晋さんが解釈されているように、解釈していいかどうか。そして、あの鉄剣ははたして武蔵国でで
    きたものかどうか。私は以上のことに疑問を持っているのです。それは七し支刀、東大寺山古墳出
    土の鉄剣、江田船山古墳刀と関連して私の考えを述べますので、それについていろいろご批判を伺
    いたい。 
作品分類 座談会/古代史
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