蔵書No_0196 殺意 (松本清張短編全集4)
本の題名 | 殺意 松本清張短編全集4 |
出版社 | (株)光文社 |
本のサイズ | 新書(KAPPANOVELS) |
初版&購入版.年月日 | 1964/01/15●3版2002/10/25 没後10年記念企画復古新版 |
価格 | 848+税(5%)/古本 300(税5%込み)+送料340 |
作品名 | 1.「殺意」(052__02) 2.「白い闇」(419__02) 3.「蓆」(567__01) 4.「箱根心中」(390__02) 5.「疵」(原題=きず)(1028)(568__01) 6.「通訳」(569) 7.「柳生一族」(339__02) 8.「笛壺」 (309__02) 9.「あとがき」 (824) ■解説:山前譲/松本清張と旅情 |
帯(カバー・腰巻き) | この集には昭和三十一年以降の作品を収めた。このころから’「殺意」’「白い闇」など、推理小説の分野に力作がつぎつぎと生まれている。「殺意」は著者がはっきりと推理小説を書こうという意欲をもって取り組んだ最初の作品である。ホワイトカラーの出世競争にからんで、人間心理の深層にある憎悪をテーマにしたもので、清張ミステリの基盤である”日常生活の中に生まれる犯罪”という主張を打ち出し、このあとかかれた長編推理小説「点と線」へとつながる特徴的な作品である。 |
画像(撮影&スキャン日時) | (2007年02月20日スキャン) |