文庫本の表紙カバーに見る 清張紹介

中公文庫
中央公論新社

 

明治四十二年(一九〇九)、福岡県小倉市に生まれる。昭和十二年より朝日新聞西武
本社に勤務。昭和二十六年「西郷札」が「週刊朝日」の懸賞小説に入選、翌二十七年
「或る『小倉日記』伝」で第二十八回芥川賞を受賞。昭和三十二年朝日新聞社を辞め
執筆生活に入る。主な作品には、『点と線』『眼の壁』『黒い画集』『ゼロの焦点』
『波の塔』『砂の器』『影の車』『黒い福音』『砂漠の塩』『火の路』『眩人』『熱い絹』
『霧の会議』『『詩城の旅びと』など多数の文学大作のほか、現代史、古代史、考古学
の分野に精力的に取りくんだ『昭和史発掘』『日本の黒い霧』『古代史疑』『遊古疑考』
『古代探求』『清張通史』などがある。昭和四十五年菊池寛賞受賞。平成元年朝日賞受賞。平成四年八月死去。

●突風(中公文庫)より(2002年6月25日第28刷)※縦書き
●取り上げられた代表作
「西郷札」「或る『小倉日記』伝」「点と線」「眼の壁」【黒い画集】「ゼロの焦点」「波の塔」
「砂の器」【影の車】「黒い福音」「砂漠の塩」「火の路」「眩人」「熱い絹(上)(下)」「霧の旗」
「詩城の旅びと」【昭和史発掘】【日本の黒い霧】【古代史疑】「遊古疑考」「古代探求」【清張通史】