第六回清張マニア認定試験初級(第5回) 解答

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初級(15問)(試験時間10分)



問題

以下の設問の文章が正しいものは○、間違っているものは×を付けなさい

 
問 1 松本清張の「松本清張文学館」は福岡県北九州市にある。

北九州市立(場所:福岡県北九州市小倉北区)ですが、「松本清張記念館」です。
×
問 2 松本清張の誕生日は1909年12月21日である。

その通り、1909年12月21日である。
 
   B 
問 3 松本清張はプロレタリア文学誌の「文芸戦線」「戦旗」などを購読していた。

その通り。1929年清張20歳の頃である。
  
   B
問 4 松本清張の小説「高校殺人事件」(原題:赤い月)は、高校生向けの雑誌に書かれた小説である。

その通り。「高校上級コース」 後に雑誌名変更「高校コース」。
 
   A
問 5 小説「あるサラリーマンの証言」は『証言』のタイトルで映画化された。

間違い。小説の題名が「証言」。映画のタイトルが「あるサラリーマンの証言」。
  ×
   B
問 6 松本清張の小説「遭難」の登場人物で、「土岐真吉」は遭難救助隊の一員として登場する。

間違い。土岐真吉は、槇田二郎の友人で著名な登山家。登山中、偶然に出逢う。
  ×
   
問 7 松本清張の小説「天城越え」は、踊子が都落ちして、家出少年と天城峠を越える物語である。

間違い。家出少年が出逢うのは酌婦(娼婦)。
  ×
   B
問 8 小説”安宅産業の崩壊”石油部門への進出を焦り苛烈な国際商戦に翻弄さ
れた総合商社の倒産を題材に描く千枚の話題作。著者自らアメリカ・カナダに飛び、徹底した
現地取材と卓抜な洞察力で問題の核心に迫る!

上記は、出版された本の紹介帯(腰巻き)であるが、紹介作品は『黒い空』である。

間違い。作品名は、「空の城」  「黒い空気」
  ×
   B
問 9 シリーズ作品「黒の線刻画」は、『網』『渦』『形』の3作品である。

間違い。
 「「網」 「「渦」 「馬を売る女」 の3作品である。 「形」
  ×
   C
問 10 松本清張の小説「渡された場面」は、盗用・四国・同人誌・陶芸店・博多の女などをキーワードに
出来る。

その通り。「渡された場面」のキーワードである。
 
   B
問 11 小説「翳った旋舞」「風の視線」は、何れも女性雑誌に発表された作品である。

その通り。「翳った旋舞(女性セブン)」  「「風の視線(女性自身)」
 
   B
問 12 松本清張の小説「内海の輪」の原題は「霧笛の輪」である。

間違い。原題は「霧笛の町」
  ×
   C
問 13 「T坂に住む生駒家の姉弟、老いた美男美女に隠された秘密は...不幸な女たち、家政婦が
見たものは」と紹介される作品としては、『薄化粧の男』が考えられる。


間違い。正しくは「典雅な姉弟」
  ×
   
問 14 『象徴の設計』はシリーズ作品で「陰影」「消滅」などの作品が収められてる。

間違い。「象徴の設計」はシリーズ作品では無い。  「「陰影」 「消滅」 (絢爛たる流離)
  ×
   A
問 15 「西海道談綺」「雑草群落」「異変街道」は、長編時代作品である。

間違い。「雑草群落」は時代作品では無い  「西海道談綺」 「異変街道」
  ×
   A


問題の難易度

問題作成者の評価
(簡単) 3問
(普通) 9問
(難題) 3問

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