松本清張_エッセイより_朝の新聞

題名 エッセイより 朝の新聞
読み エッセイヨリ アサノシンブン
原題/改題/副題/備考  1.「学歴の克服(重複)
 2.「実感的人生論
 3.「ほんとうの教育者はと問われて
 4.「碑の砂(重複)
 5.「「西郷札」のころ
 6.「作家殺しの賞
 7.「この10年
 8.「回想「酸素テントの中の格闘」
 9.「ヨーロッパ20日コースをゆく●《改題=はじめてのヨーロッパ》
10.「"地の塩"地帯をゆく
11.「ハバナへの短い旅
12.「暑い国のスケッチ
13.「南北であった女
14.「瑠璃碗記(重複)
15.「私のくずかご
16.「占領「鹿鳴館」の女たち
17.「政治と税金
18.「現代のヒズミ−税金」 
19.「小説でない「黒い霧」」 
20.「政治家の税金」 
21.「新権力論
22.「「政治」とよど号」 
23.「推理小説の読者(原題=推理小説時代)(重複A)
24.「日本の推理小説(原題=推理小説独言) (重複A)
25.「
推理小説の発想/小説と素材(重複A)
26.「推理小説の発想/創作ノート(重複A)
27.「私の黒い霧」(病床推理文学随想)
28.「推理小説の題材(講演)
29.「灰色の皺
30.「私の小説作法(重複)
31.「小説に「中間」はない」 
32.「朝の新聞
33.「小説のなかの「私」への疑問
34.「大岡昇平氏のロマンチックな裁断
35.「文壇小説の陥没
36.「劉生晩期●《改題=岸田劉生晩景》(重複)
本の題名 松本清張全集 34 半生の記・ハノイで見たこと・エッセイより【蔵書No0105】
出版社 (株)文藝春秋
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1974/02/20●初版
価格 880
発表雑誌/発表場所 「新潮」
作品発表 年月日 1964年(昭和39年)1月号
コードNo 19640100-00000000
書き出し 朝は八時半に眼が覚める。前の晩が遅くなって今朝の一時半に寝ても、八時半には一度眼が開く。眼が癖になっているのだが、もう一つには枕元に置いてある朝刊をなるべく早くひろげてみたい癖がついているからである。テレビをほとんど見ないので、依然として新聞をひらいて昨日のニュースにおどろく。そんなことは、昨夜のテレビニュースが云っていたと家人は私の迂遠を嗤うが、わらわれても新聞をひらいて大見出しが眼にとびこんできたときの新鮮なおどろきのほうが実感がある。長年狎らされてきた活字への密着感であろう。折りたたまれた新聞の順序で、政治面を見、二ノ面、三ノ面は指が繰る早さに合わせて視線を流し、文化欄の標題を一瞥し、社会面にいたってゆっくりと読む。一瞥したとき面白そうな文化欄のものは、そのあとで前を繰って読んでみる。
作品分類 エッセイ
検索キーワード