松本清張_松本清張社会評論集　Ⅰ　汚職日本の病根

題名 松本清張社会評論集　Ⅰ　汚職日本の病根
読み マツモトセイチョウシャカイヒョウロンシュウ　０１　オショクニホンノビョウコン
原題／改題／副題／備考 Ⅰ 　「かなしき家の長たち」
　　　「汚職の中の女」
　　　「霧の中の教科書」
　　　「わが政治的直言」
　　　「汚職日本の病根」
　　　「日蓮と社会背景」
　　　「「檄」と二・二六との近似」
　　　「「示談」への疑惑」
　　　「世事と憲法（憲法公布二十五周年記念京都府民の集いでの講演）」■講演■
　　　「改悪の道は悲惨へ続く（「生かそう憲法二十五周年のつどい」の講演）」■講演■
　　　「税金に異議あり（犠牲の公平の要求）」
　　　「「仲介」者の立場について」
Ⅱ 　「”黒い霧”は晴れたか（松川判決を傍聴して）」
　　　「事件と政治的ふんい気」
　　　「裁判にゆらぐ人権」
　　　「松川裁判と広津和郎」
　　　「下山事件「自殺論」について」
　　　「司法権の独立と政治（「平賀書簡」訴追委決定をめぐって）」
　　　「カンか科学か（機密文書「下山事件捜査報告」を読んで）」
Ⅲ　 「ハノイはどう考えているか」
　　　「北ベトナム古代文化の旅」
　　　「ハノイ再訪」
本の題名 松本清張社会評論集■【蔵書Ｎｏ０１７８】
出版社 （株）新日本出版社
本のサイズ Ａ５（普通）
初版＆購入版．年月日 1976/08/30●初版
価格 980
発表雑誌／発表場所 「婦人公論」
作品発表　年月日 1968年（昭和43年）8月号
コードNo 19680800-00000000
書き出し 「汚職」というのは「と職」の書き換えである。戦後、当用漢字から「と」の字が消えたのでこの字をあてた。「汚職」と書くと、「職務を汚す」ことなのか、「汚い職務のこと」なのか、後世の人は迷うことがあるかもしれない。もっとも汚職をやった人間は「汚い職務」の意でもそうはずれていない。この場合の職務とは公務員の謂いである。いわゆる役人だが、役人がその職務に関し、ワイロをとったり、これを要求したり、またはその約束をしたりすると収賄罪となり、役人にワイロを出したものは贈賄罪になる。公務員のほか国会議員（地方議員も同じ）も収賄罪の対象になる。公社の職員もこれに準じる。
作品分類 社会評論
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