第十一回清張マニア認定試験
初級
(第8回) 解答

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初級(15問)(試験時間10分)



問題

以下の設問の文章が正しいものは○、間違っているものは×を付けなさい

 
問 1 松本清張は、今年(2026年8月)で没後40年になる。

清張は、1992年(平成4年)8月4日死亡。今年で没後24年になる。
×
問 2 松本清張は、1930年代に小説を発表したことは無い。

その通り。清張は、1930年に21歳。1950年に週刊朝日の懸賞小説に応募している。41歳。
 
   A 
問 3 松本清張が、最初に発表した作品(小説)は、『或る「小倉日記伝」』と言われている。

最初の発表作品は、1951年の「西郷札」と言われている。
  ×
   A
問 4 松本清張は、兄弟姉妹は居らず、一人っ子だった。

姉が二人居たが何れも幼児の時死亡している。実質的に一人っ子として育った。
 
   B
問 5 『砂の器』は、1960年に讀賣新聞夕刊に連載された長編小説である。

1960年5月17日〜1961年4月20日「讀賣新聞:夕刊」に連載された。
 
   B
問 6 小説の「遠い接近」は、松本清張の軍隊時代の体験が盛り込まれている作品と言える。

正しい。「遠い接近
 
   
問 7 松本清張は、数々のシリーズ作品を書いているが、時代物の作品は無い。

清張は、数多くの時代物を書いているが、「大奥婦女記」・「彩色江戸切り絵図」・「紅刷り江戸噂
など多くのシリーズ作品を書いている。時代物は、作品別として「時代物と元号
  ×
   B
問 8 松本清張の作品の登場人物で、成沢民子と言えば、『わるいやつら』に登場する看護師である。

間違い。成沢民子は、「けものみちの」の登場人物。人妻だが、料亭の女中として働く。
政界の黒幕のおもちゃとして「けものみち」へ落ちていく。
 
   C
問 9 松本清張は、森鴎外に関連した作品を数多く発表しているが、『削除の復元』・
『或る「小倉日記」伝』・『巨人の磯』は、鴎外関連の作品と言える。


間違い。「巨人の磯は、関係ない。
 ×
   B
問 10 松本清張の作品で、妻に殺される夫が登場する作品は、『けものみち』・『薄化粧の男』を上げることが出来る。

正しい。「けものみち」・薄化粧の男」 他にも一年半待て」や『絢爛たる流離』などがある。
 
   C
問 11 松本清張の作品で、長編作品と言えば、『西海道談綺』・『天保図録』・『異変街道』を上げることが出来るが、いずれも時代物である。

正しい。「西海道談綺」・「天保図録」・異変街道」は、何れも長編時代物だが、
他にも多くの作品がある。「乱灯」・「野盗伝奇」など。
 
   C
問 12 松本清張は、晩年には北九州市で居を構え暮らした。

間違い。北九州で生まれたことになっている(広島生まれの説もある)。その後、下関・北九州と住まいを替えたが、東京練馬の後は、東京杉並区高井戸で生涯を終えている。
  ×
   B
問 13 姉は十一時すぎに帰ってきた。笠原祥子はアパートの表に自動車の止まる音を耳にし、それから靴音が堅いコンクリートの階段を上がってくるのを聞いて、姉は上機嫌なのだと思った。
上記の書き出しで始まる、小説の題名は『影の地帯』である。


間違い。「【影の地帯」の書き出しは
>田代利介は、福岡の板付空港発十二時五十分の日航機に乗ったが...
設題の書き出しは、「黒い樹海
  ×
   C
問 14 『影の車』・『歌のない歌集』・『七種粥』は、単独の作品名では無く、「シリーズ作品」で、
数作品がまとめられた名称であり、同名の作品は無い。

間違い:七種粥は、シリーズ作品『紅刷り江戸噂』の第一話で、単独の題名。
しかし、『影の車』・『歌のない歌集』は、シリーズ作品。いずれにしても設問は間違い。
  ×
   C
問 15 発病を促進させる者は誰か?生き残りを賭け、地下で展開する熾烈な戦い。
科学資料を駆使して描く驚愕の最新長篇。
上記は、長編小説が単行本で上・下巻で発行された際の下巻の【帯】の文章である。
その本のタイトルは『状況曲線』である。


間違い。正しくは、「赤い氷河期(下)
状況曲線(上)」は、業界の談合と中央官僚癒着の実態!
  ×
   C


問題の難易度

問題作成者の評価
(簡単) 3問
(普通) 6問
(難題) 6問

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