松本清張_作家の手帖 作家の手帖 W 「創共協定」経過メモ(改題)

(原題=創価学会 日本共産党 十年協定の真実) 

題名 作家の手帖 W 「創共協定」経過メモ
読み サッカノテチョウ 4 「ソウキョウキョウテイ」ケイカメモ
原題/改題/副題/備考 (原題=創価学会 日本共産党 十年協定の真実) 
●作家の手帖 T  創作ヒント・ノート
             
折々のおぼえがき
●作家の手帖 U  
福山先生の手紙
             
「読者カード」
●作家の手帖 V  
はじめてのヨーロッパ(一九六四年)
             
取材紀行(オランダ・ベルギー・イギリス)
●作家の手帖 W  「創共協定」経過メモ
本の題名 作家の手帖【蔵書No0201】
出版社 (株)文藝春秋
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1981/03/25●初版
価格 1500
発表雑誌/発表場所 「文藝春秋」
作品発表 年月日 1980年(昭和55年)1月号
コードNo 19800100-19800100
書き出し 昭和四十九年十二月二十八日、創価学会と日本共産党との間に、向う十年間を有効期限とする「創価学会と日本共産党との合意についての協定」の調印が行われた。
世にいうところの「創共十年協定」である。
この立会人は私である。私が池田大作創価学会会長とも、宮本顕治日本共産委員長とも、個人的に識っているため、この協定にいたるまでの相互の折衝を仲介した。
なぜそのような仲介を思いたったのか、ということでは昭和五十年八月九日付の東京新聞(朝刊)に、「『仲介』者の立場について」として私の一文が載っている。
長いが、分かりやすと思われるので、その中から敵記する。
《私は創価学会の池田会長とも宮本顕治委員長とも昭和四十三年の『文藝春秋』誌上対談を機縁として個人的に知合いとなった。
それ以来、ときどき両氏とは別個にあって懇談しているうちに、大きな組織の指導者として相互に認め合われていることが分り、いちど気軽に懇談されることをすすめた。
そのときは機が熟さずにそのままとなった。これが四年ぐらい前のことである。
作品分類 エッセイ
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