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【ある、或る探検隊?】】 |
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清張作品の題名は「黒の...」とか「霧の旗」・「波の塔」など「の」が多く使われている。
ぼんやり題名の特徴などを考えていたと、きその特徴を整理してみようと思い立った。
まさに蛇足的考察である!
No014 | 05/12/31 | ●ある、或る探検隊? 「或る」は、当然あの、『或る「小倉日記」伝』です。ほかにもありました。 |
ご存じ、「或る『小倉日記』伝」です。「三田文学」(1952年(昭和27年)9月号) 「ある寺社奉行の死」(【大奥婦女記】第十話)「新婦人」(1955年(昭和30年)10月〜1956年(昭和31年)12月) 「ある小官僚の抹殺」 「別冊文藝春秋」62号(1958年(昭和33年)2月号) 「ある国家主義者の原像<対談・久野収>」(実証・北一輝論)■対談■「現代」(1976年(昭和50年)1月号) 特別な関連もなく、作品の傾向もバラバラです。 広辞苑より 「ある、或る」 >どれと具体的には示さず、そういうものの存在だけをにおわせて物事に言及するときに使う語。 これ以外に説明のしようがない。 読みを「アル」で検索したので、「モーツアルトの伯楽」(【草の径】第五話)も出てきた。 これは余分でした。 2005年12月31日記 |