松本清張_古代史記_『古事記』の機能(改題) (原題:古事記の謎を探る)

題名 古代史記_『古事記』の機能
読み コダイシキ_コジキノキノウ
原題/改題/副題/備考 T日本の古代国家  −−邪馬台国の謎を探る−−(690)

U『古事記』の機能(691)(改題)(原題:古事記の謎を探る)(708

V
日本民族の系譜(692)(改題)

W
古代史の空洞(600__02)(改題)(重複B)

X
奇怪な「斉明紀」(693)(改題)

Y
「倭人伝」一大率の新考(694)

Z
『古事記』新解釈ノート(695)

[
高松塚の制作年代再論(602__02)(重複A)

\
玻璃の壁と伊都国(696)(改題)

]
古代イランと飛鳥(697)

XI古代西アジアと「火の路」と(698)(改題)
本の題名 清張 古代史記【蔵書No0234】
出版社 日本放送出版協会
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1996/03/30●初版
価格 1+送料250/古本 アマゾン
発表雑誌/発表場所 『太陽』1973年7月号(平凡社)
作品発表 年月日 1973年(昭和48年)7月
コードNo 19730700-00000000
書き出し 1『古事記』成立の事情 −−「序文」を読む
『古事記』が選定されたのは和銅五年一月ということが、太安万侶の上表文(天子様に奉る文書)の中にあります。「古事記序」といっています。
『古事記』の成立事情を、序文の通りに見ると、それは天武天皇の意志ではじめられた、とある。この際、「邦家の経緯、王化の鴻基」のため正しい記録を後世に残すという目的です。ついては、これまで諸氏族の持っていた記録は事実を伝えているとは思えない、それを検討して、偽りを削って真実を定める、いわゆる削偽定実ということをやった、とあります。ですから天皇家の記録のほかにも諸氏族の記録がたくさんあったことが知られる。
作品分類 古代史 
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