(改題=古代史の空洞)
題名 | 付論 古代史の空洞をのぞく | |
読み | フロン コダイシノクウドウヲノゾク | |
原題/改題/副題/備考 | 【重複】〔大和出版=わが人生観 私のものの見方
考え方〕(680_4_1__02) 【重複】〔日本放送出版協会=清張 古代史記〕(600__03) (改題=古代史の空洞) 付論 ●古代史の空洞をのぞく(600__01)(原題) ●高松塚壁画の年代推説 ●高松塚の製作年代再論 ●聖徳太子の謎 ●私の万葉発掘 ●上毛野国陸行 |
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本の題名 | 松本清張全集 33 古代史疑・古代探求■【蔵書No0116】 | |
出版社 | (株)文藝春秋 | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1974/03/20●初版 | |
価格 | 1200 | |
発表雑誌/発表場所 | 「朝日新聞」夕刊 | |
作品発表 年月日 | 1973年(昭和48年)3月12日号〜3月16日号 | |
コードNo | 19730312-19730316 | |
書き出し | 鴎外の「かのやうに」 古代史関係の本がしきりに出版されるようになった。一般向けのものでもかなり程度の高いものを見かけるようである。それだけ一般読者の古代史に対する知識が常識化してきたのであろう。戦前までの皇室関係のタブーが解かれて、書くほうがかなり遠慮なくいえるようになり、読者が禁じられた部分にはじめて接するという興味もあるにちがいない。かなり遠慮なく、と書いたのは、まだまだ関係者に遠慮がみえるからである。だがそれでも戦前の述作とは見ちがえるくらいには「大胆」になった。読者は未知の世界が開かれ、そこにははじめて真実を知らされたような好奇心を交えた興味をもって迎えた。その興味はさらにもっとその奥を知ろうとする探求心にもつながる。これは古代史研究の方法が実証的になったからである。 | |
作品分類 | 随筆/古代史 | |
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