松本清張(1138)_隠花の飾り(改題) 第五話 誤訳

(原題=清張短編新集)

題名 隠花の飾り 第五話 誤訳
読み インカノカザリ ダイ05ワ ゴヤク
原題/改題/副題/備考 【清張短編新集】第五話として発表
シリーズ名=隠花の飾り
(原題=清張短編新集) 
●全11話=隠花の飾り(11話)
 1.
足袋
 2.狗
(改題=愛犬)
 3.
北の火箭
 4.
見送って
 5.誤訳
 6.百円硬貨
 7.
お手玉
 8.
記念に
 9.
箱根初詣で
10.
再春
11.
遺墨
● .
あとがき
本の題名 隠花の飾り【蔵書No0150】
出版社 (株)新潮社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1979/12/05●初版
価格 800
発表雑誌/発表場所 「小説新潮」
作品発表 年月日 1978年(昭和53年)6月号
コードNo 19780600-00000000
書き出し 世界的な詩歌文学賞であるスキーベ賞の本年度受賞はペチェルク国の詩人プラク・ムル氏に決定した。来る三月二十日にデンマークの首都コペンハーゲンで授賞式が行われる。副賞は七万ドル。                        外語大教授の麻生静一郎は、この新聞外電を読む前にその内報をロンドンのジャネット・ネイビアからうけとっていた。ネイビア夫人は語学の天才ともいえるひとで、少なくとも十ヵ国語以上には通じていた。とにかくいまは衰退し滅亡寸前となっている世界各地の少数民族(曾つては繁栄せる民族であったが)の言葉を研究し、それぞれの会話も自由であった。ネイビア夫人はすぐれた言語学者でもあった。  
作品分類 小説(短編/シリーズ) 13P×580=7540
検索キーワード スキーベ賞・ベチェルク国・ベチェルク語・詩人・翻訳・大学教授・記者会見・賞金・寄付・取消・経済状況・無頓着