松本清張_古代史記_玻璃の壁と伊都国(改題)

(原題)ガラスの壁と伊都国

題名 古代史記_玻璃の壁と伊都国
読み コダイシキ_ハリノカベトイトコク
原題/改題/副題/備考 T日本の古代国家  −−邪馬台国の謎を探る−−(690)

U
『古事記』の機能(691)(改題)

V
日本民族の系譜(692)(改題)

W
古代史の空洞(600__02)(改題)(重複B)

X
奇怪な「斉明紀」(693)(改題)

Y
「倭人伝」一大率の新考(694)

Z
『古事記』新解釈ノート(695)

[
高松塚の制作年代再論(602__02)(重複A)

\玻璃の壁と伊都国(696)(改題)

]
古代イランと飛鳥(697)

XI古代西アジアと「火の路」と(698)(改題)
本の題名 清張 古代史記【蔵書No0234】
出版社 日本放送出版協会
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1996/03/30●初版
価格 1+送料250/古本 アマゾン
発表雑誌/発表場所 『朝日新聞』1976年2月5日
作品発表 年月日 1976年2月5日
コードNo 19760205-00000000
書き出し さきごろの『朝日新聞』(昭和四八年六月二〇日、夕刊)は、今回来日した中国考古学者一行と樫原考古学研究所所長末長雅雄氏ら日本側考古学者とが高松塚の壁画について討議した内容を報道している。それによると、壁画の男子がかぶっている帽子は唐風のもので、その帽子が山型になっているのは唐では七一〇年ごろ流行し、七一二年に玄宗皇帝が即位したあと、官僚から一般民衆にいたるまで、この型の帽子に統一するようにとの命令が出ているので、その時期を考えて高松塚壁画は平城京遷都(七一〇年)以後であろうと中国学者側が指摘したという。この指摘はまだ検討を要するので決定的ではないが、中国側の年代の推定がわたしには興味深く思えた。
作品分類 古代史 
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