松本清張_古代史記_「倭人伝」一大率の新考

題名 古代史記_「倭人伝」一大率の新考
読み コダイシキ_ワジンデンイチダイソツノシンコウ
原題/改題/副題/備考 T日本の古代国家  −−邪馬台国の謎を探る−−(690)

U
『古事記』の機能(691)

V
日本民族の系譜(692)(改題)

W
古代史の空洞(600__02)(改題)(重複B)

X
奇怪な「斉明紀」(693)(改題)

Y「倭人伝」一大率の新考(694)

Z
『古事記』新解釈ノート(695)

[
高松塚の制作年代再論(602__02)(重複A)

\
玻璃の壁と伊都国(696)(改題)

]
古代イランと飛鳥(697)

XI古代西アジアと「火の路」と(698)(改題)
本の題名 清張 古代史記【蔵書No0234】
出版社 日本放送出版協会
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1996/03/30●初版
価格 1+送料250/古本 アマゾン
発表雑誌/発表場所 『朝日新聞』1975年2月13日〜14日
作品発表 年月日 1975年2月13日〜14日
コードNo 19750213-19750214
書き出し 「魏志倭人伝」にみる約二千字の読み方はほとんど研究が尽くされ、その字句についての解釈も大差のないようにみえる。(もちろん、邪馬台国の所在地や方向・距離や「女王国」政権の正確などといった見解の分岐は別とする)。
「女王国より以北には、特に一大率を置き、諸国を検察せしむ。諸国之を畏憚す。」常に伊都国に治す。国中に於いて刺史の如き有り。王、使を遣わして京都・帯方郡・諸韓国に詣たり、及び郡の倭国に使するや、階津に臨みて捜露し、文書・賜遺の物を伝送して女王に詣らしめ、差錯するを得ず」(読み下しは岩波文庫版)
この字句の意味についてはこれまであまり異論がない。多少問題になっているのは「女王国より以北」だが、牧健二氏が熱心に考究された以外、諸説はほとんど素通りしている。
作品分類 古代史 
検索キーワード