松本清張_清張ミステリーの奥義を探る(発想の原点)対談

<対談・佐野洋>

題名 清張ミステリーの奥義を探る(発想の原点) 対談
読み セイチョウミステリーノオクギヲサグル(ハッソウノゲンテン)
原題/改題/副題/備考 <対談・佐野洋>

●シリーズ名=発想の原点
発想の原点 清張ミステリーの奥義を探る VS佐野洋■対談■
発想の原点 清張ドキュメンタリーの燃える源泉を探る VS五木寛之」■対談■
発想の原点 清張作品の魅力 VS井上ひさし」■対談■
発想の原点 作家はひとり荒野をゆく V筒井康隆」■対談■
本の題名 発想の原点 松本清張対談集【蔵書No0181】
出版社 (株)双葉社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1977/06/30●初版
価格 880
発表雑誌/発表場所 「小説推理」
作品発表 年月日 1976年(昭和51年)6月号.7月号
コードNo 19760600-19760700
書き出し 佐野 今日は対談ということにはなっていますが、私は聞き役に回って、松本さんに、ご自身の推理小説作
    品についていろいろお聞きしたいと思うんです。つ まり、対談による『松本清張研究』が狙いなんで
    す。松本さんは歴史小説を 短編でお書きになっていて”歴史小説家”のレッテルをはられたというこ
    と あるし、普通小説もたくさん書いておられる。また、いわゆるドキュメンタ リーものもあります。
    しかし、今日は推理小説に焦点をしぼってお聞きする わけで、推理小説家としての松本清張研究に
    なりますが.....。
    まず、私の 松本清張作品との出会いは、昭和三十一年『週間読売』に発表した「共犯者 」でした。
    その翌年、講談社のロマンスブックスで短編集『顔』が出たとき 、買ってもう一度読んだんです。
    この短編集には「顔」や「共犯者」のほか に、「なぜ『星図』が開いていたか」とか「殺意」などが収録
    されています よね。あれは最初から新書版で出されたものなんですか。
作品分類 対談
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