松本清張_揺籃の世紀(謎の源流)(改題)座談会

(原題=古代史新考問答)
<座談会=直木孝次郎、門脇禎二、松本清張>

題名 揺籃の世紀(謎の源流)(改題) 座談会
読み ヨウランノセイキ(ナゾノゲンリュウ)
原題/改題/副題/備考 <座談会=直木孝次郎、門脇禎二、松本清張>

(原題=古代史新考問答)
●シリーズ名=謎の源流
飛鳥への道/まえがき     <対談・伊藤義教>
壮大なる源流/まえがき    <対談・杉山二郎>
躍動する東夷伝/まえがき   <対談・江上波夫>
揺藍の世紀/まえがき     <座談会=直木孝次郎・門脇禎二>
「古事記」の謎/まえがき    <対談・神田秀夫>
本の題名 謎の源流【蔵書No0173】
出版社 (株)角川書店
本のサイズ A5(215×160)
初版&購入版.年月日 1981/07/10●初版
価格 1700
発表雑誌/発表場所 「野生時代」
作品発表 年月日 1980年(昭和55年)9月号
コードNo 19800900-00000000
書き出し まえがき
「大化の改新はなかった」という衝撃的な説を門脇禎二氏が発表され、学会の瞠目をひいてからかなり経つ。これに対して学界から未だ正面からの評価または批判はないようである。そこで門脇氏の口から直接「大化の改新はなかった」説を聞き、古代史の正統派」直木孝次郎氏に門脇説への「追求」なり反論なりをしてもらった。「大化の改新」を言うなら、その前段である曽我氏の問題と、その後段階の発展にあたる「壬申の乱」とをとりあげなければならない。わたしは対談の進行係兼傍聴者であるが、曽我氏問題と「壬申の乱」問題には、かねてから持っている疑問と些少の考えとを両氏の間に提出してみた。対談の場所は京都山科の「わらびの里」。ひなびた村落の坂道を上がっていくと、山麓にこの別荘風な料亭がある。
作品分類 座談会/古代史
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