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「11」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察
同名の名前が増えた場合は追記として登録。
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その名は
「頼子・より子」
(ヨリコ)
●頼子 「投影」
「火の記憶」
---------------------------------------------------------------------------------------- 「波の塔」
●より子 ---------------------------------------------------(2025年03月21日追記) 「黒い樹海」
【波の塔】は、まだ紹介作品には取り上げていないが、映画化もされ、何度もテレビドラマ化されている。 『頼子』(結城頼子)の名が印象に残っていた。 ※【波の塔】 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 主な登場人物:原作における設定を記述。 結城頼子:夫と愛の感じられない関係になって久しい中、 演舞場で気分の悪くなったところを小野木に助けられ、以後彼と会うようになる。 しかし、自分のことも周りのことも、なかなか小野木に話さずにいる。 小野木喬夫:東京地方検察庁の新米検事。古代遺跡の探索が趣味。 演舞場で芝居を観覧中に頼子と出会う。地検特捜部で重大事件の捜査に関わっていたが…。 結城庸雄:頼子の夫。あちこちに愛人を持ち外泊を重ねながら、平然とした態度を通している。 その仕事の実態は…。 田沢輪香子:女子大を卒業し、一人旅の最中、諏訪湖近くの古代遺跡で小野木に会い、 以後小野木のことが気になってゆく。 佐々木和子:輪香子の親友。京橋の呉服屋の娘。人見知りせず、思いつくとすぐに行動する。 田沢隆義:輪香子の父親。R省の局長で、次官になるとも噂されている。 辺見博:F新聞政治部の記者。R省詰めで、輪香子の父も高く評価する。 --------------------------------------------------- ※「頼子」(ヨリコ)雑感 『頼子』は、どの作品でも重要な役割を果たしている。性格はそれぞれで、読み方によれば意識的に書き分けられている感じすらする。 清張は、特別の思い入れがあってつけた名のような気がする。深読み過ぎるか? ●清張作品の頼子について なぜか「頼子」はよく登場する。好ましい、魅力的な人物として描かれている。清張好みの名前か? 思いつくままに! ①火の記憶:頼子 ②波の塔:結城頼子 ③投影:田村頼子 ④十万分の一の偶然:三宮頼子 ※ 2012年版テレビ朝日開局55周年記念番組 https://ja.wikipedia.org/wiki/ 「松本清張没後20年・ドラマスペシャル 十万分の一の偶然」。 ・原作には登場しない。 •三宮啓子: (山鹿恭一の婚約者) •三宮頼子: (三宮啓子の母) ●新型コロナ関連で暇を持て余している。(以下蛇足だ!) そこで、映画 『戦争と人間 第三部 完結篇』(監督:山本薩夫)をDVDで見た。 https://daiyanoa-2018-printemps.amebaownd.com/posts/4944164/ 第三部では、伍代俊介(北大路欣也)と順子(よりこ、吉永小百合)のそれぞれの生き様と、戦線にいる 標(しめぎ)耕平(山本圭)の軍隊生活に比重が置かれる。 =「順子」と書いて、「ヨリコ」と読む。= 2020年04月21日記 |
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