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「08」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察
同名の名前が増えた場合は追記として登録。
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その名は
「安子・矢須子・泰子・保子」(2024/07/21:追記)
(ヤスコ)
●安子 「渡された場面」
「箱根初詣で」(【隠花の飾り】第九話)
「献妻」(【大奥婦女記】第五話)
●矢須子 「春田氏の講演」
●泰子 「潜在光景」(【影の車】第四話)
--------------------------------------------------- 「ヤスコ」は、5人 三人の安子。 一人は、「矢須子」 残りの一人は、「泰子」、「タイコ」とも読めるが、「ヤスコ」で登録。 三人の「安子」だが、【献妻】は、時代物。 【渡された場面】の安子はほんの脇役。 【箱根初詣で】の安子は準主役といったところ。 【春田氏の講演】の矢須子も主役級、【潜在光景】の泰子も同様。 一人として同じキャラクターの人物はいない。年齢は30歳前後? 年代順に並べると。(古い順) ●【献妻】安子:1955年(昭和30年)10月~1956年(昭和31年)12月(新婦人) ●【潜在光景】泰子:1961年(昭和36年)4月号(婦人公論) ●【春田氏の講演】矢須子:1963年(昭和38年)4月10日号(週刊女性) ●【渡された場面】安子:1976年(昭和51年)1月1日号~7月15日号(週刊新潮)・長編。 2022/07/06:追記● 【足袋】泰子:1978年(昭和53年)1月号(小説新潮) ●【箱根初詣で】安子:1979年(昭和54年)1月号(小説新潮) 全年代に登場している。 比較的使いやすい名前なのかも知れない。 追加(2022年07月21日)---------------------- 六人目のヤスコ。 「泰子」としては二人目。 平凡な主婦が夫の浮気から思わぬ方向に流されていく。 流れに翻弄されながら、最期には『妻』と言う座を守りきることになりそうだ。 「足袋」(【隠花の飾り】第一話)
追加(2024年07月21日)---------------------- ●保子 七人目のヤスコ。 「保子」の登場。 夫の石井謙一とは最悪の夫婦仲と言える。息子の恭太と全く折り合いが悪く絶望的な関係。 息子の事を廻っても夫婦仲の悪さがあるが、夫の謙一に女がいることを感づいている。 修復不可のナ夫婦関係。夫は理事長の地位を狙うことに掛けている。 「混声の森」
2022年07月21日記 |
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