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「住井すゑ91歳の人間宣言」
の
YouTubeを見て「女性の名前の一考察」(清張作品に限らず)
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(2025年4月21日登録)
皆さんは、「住井すゑ」さんをご存じですか? 清張作品に興味を持っておられるくらいですから、程度の差こそあれ、ほとんどの方はご承知でしょう。 作品としては『橋のない川』を上げれば、説明の必要は無いでしょう。 偉そうに書いていますが、私は、『橋のない川』を知っている程度の人間です。 その私が、「女性の名前」こ興味を持ったのは、清張作品に登場する名前に興味を持ったからです。 それは、登場人物の紹介という程度のことでした。 清張作品の「半生の記」に関連して、私小説的な作品に触れる中で、私自身の家系の調査をしてみようと思い立ちました。 家系の調査とは、家系図の作成でした。 家系図の作成とは、戸籍謄本の取り寄せから始まり、その整理でした。 その中で明治以前の女性の名前は、カタカナとひらがなが殆どでした。100%と言っても良かったのです。 私の資料は、戸籍謄本以外にありません。それも、私と妻との関係先の謄本だけです。 そんな調査の中で、母の卒業した尋常小学校の卒業者名簿を入手することが出来ました。 これが、大変役に立ちました。 今回の考察の基本資料になりました。 社会的にも、そのほとんどが、女性の名前では、『子』が使われていた。 作品に登場する名前も下記の表の通りである。(【表①】) 【表①】2020年7月21日現在(登場人物登録済み分)
『子』以外の名で登場するのは、ごくわずかである。 【表②】2020年7月21日現在(登場人物登録済み分)(【表②】)
カタカナにしても、古めかしい。 1980年代では一文字で「恵」・「愛」が登場している。清張作品には無縁な名前と言っては言い過ぎだろうか? |
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