参加しました!(2022年12月3日) |
2022年12月03日更新
|
|||
松本清張研究会の発表会は、対面では三年ぶり。 久しぶりだからか、参加人数は多かった。。 寒かったが好天気。 今回は講演は無く、研究発表が2題 最初の、西園寺光公望邸に関係する話はそれなりに興味が持てた。 研究発表は、大学の教授など相当の研究者がその成果を発表されるので 内容は高度で、私などついて行くのがやっとです。 西園寺光公望邸の話で感じたのは 『考える葉』と『眼の壁』に登場する 政治家の邸宅です。 >二三年前、K元首相の別荘であった、都内S区の、”臨華荘”を手に入れ、その広大な邸宅にたった一人で暮らしている。 >車は荻窪の邸町(やしきまち)の方へ。もと近衛公別荘の萩外荘付近に停まった。 上は、『考える葉』。下は『眼の壁』 どちらも近衛公の別荘ですが 【『臨華荘』=『荻外荘』は、「眼の壁」でも同じような舞台設定があった。】 『昭和史発掘』や『老公』は、歴史的事実を基本にしているので、小説作品とは少し毛色が違っていますが 庶民の窺い知ることの出来ない場所を興味深い舞台として設定しています。 『けものみち』の鬼頭洪太邸もしかり 研究テーマは目の付け所が重要なのだろう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 二題目の「『万葉考考古学』における都市と地方をつなぐ交通の研究」は 内容が多すぎてテーマの結論までたどり着けなかった感じがした。 『万葉翡翠』『たづたづし』は、紹介作品でも取り上げたので興味を持って聞くことが出来た。 ただ、「万葉集」に殆ど知識が無いので難しい内容だった。 交通の研究の方に絞って話が聞きたかった。 |