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「男_12」
清張作品に登場する
男の名前に関する考察


同名の名前が増えた場合は追記として登録。
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その名は
仙太郎
(センタロウ)

●仙太郎
張込み
仙太郎 48歳、吝嗇。さだ子の夫。
横川 仙太郎(ヨコカワセンタロウ)

考える葉

仙太郎 崎津弘吉の従兄。硯職人。村田露石の依頼で硯を掘ることになる。
崎津 仙太郎(サキツセンタロウ)

坂道の家
仙太郎 寺島吉太郎がりえ子の為に借りた高台の家の隣の住人。
吉太郎が死んでりえ子が駆け込んできたので、黒石医師へ連絡する。
古賀 仙太郎(コガセンタロウ)


「仙太郎」は、「張込み」・「考える葉」・「坂道の家」の三作品で登場。
「張込み」では主人公の女の亭主として登場する。再婚である。吝嗇でつまらない男として描かれています。主人公である女は昔の男を待つ身であるが、その事は、まだ何も知らない。そんな女の生活を描くのに対比させるように、再婚相手の男が仙太郎なので容赦の無い描き方である。
「考える葉」では、主人公の従弟として登場。さほど重要人物として描かれてはいない。
「坂道の家」の仙太郎は完全に脇役である。ちょい役で登場。
年齢的には、50歳前後という感じである。


2024年9月21日




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